【バルコニーの見晴らし確保】
バルコニーの外側は110cm以上の立ち上がり壁や手すりが必要。
すべて外壁材で作ってしまうのが簡単で雨漏りもしない。
だけど、風通しや見晴らしが悪い。
庭にいる人と2Fバルコニーにいる子供が簡単にコミュニケーションとれるようにしたかった。
2Fリビングからの巨木の景観もFloorのレベルから上まで見てみたい。
地面から全て木で作ってしまうと、耐久性が劣る。
柱も必要になって庭で邪魔になり、コストもUPする。
外壁部分を低い位置で終わらせ(20cm?)、その上側に単純に木の手すりをねじで
取付けると、いくらシリコンで処理しても、そのうち外壁内に雨が進入してしまうそうだ。
市販のアルミ材で、外壁Topにかぶせる上側のフタと手すりがセットになっているものもある
が、フタから手すりTopまでの距離が長くない。
このため、外壁をそれなりの高さ(70~80cm?)まで立ち上げなくてはいけない。
当然景観は犠牲になる。
つまらないことだがこういうところで結構悩む。
しかし、工房ならではのマル秘ノウハウにより、低い位置で外壁を終わらせて、
上にヒバの角材で手すりを取りつけてもらった。
この方法だと雨の進入が起こらず耐久性が良い。
外観もすっきりできる。
少し手間がかかる。
他の会社ではまず気がつかない?
お願いしても、出来ないか、やりたがらない方法だと思う。
【壁や床の構造】
合板をなるべく使用しないという前提があった。
床は、剛床でなく、
根太、ヒバ野地板下地、唐松
の構成でいくことに。
こんなやり方はあまりないらしい。
音鳴りは覚悟するよう言われた。
施工実績はないが東北でこのやり方をやってるらしい。
外壁外側の捨て合板も無し。
強度低下分は、
◆野地板斜め貼り
◆継ぎ手部分にホームコネクターを追加
で補った。
床構造が変わると断熱材も限定される。
描いて説明してくれた。
【ヒバに魅せられて】
最初のMtg時に入浴剤としてヒバ油をもらった。
とても気持ちがいい。
次に工房にころがっていたヒバ材。
木目が細かく程よく硬く、良い匂いがする。
中尾さんがプレーナーでヒバの柾目を削ってくれた。
薄っすらオイルが浮いて光りなんとも美しい。
参りました。
土台や野地、胴縁だけでは見えなくってもったいない。
内装に使用したらどんなに良いだろう。
中尾さん「野地板だったら安いですよ」。
私 「じゃあ、それにします。」
中尾さん「やっぱ、削らないとだめですよ。実もいれてね。」
私 「じゃあ、やります!」
という具合で、天井材はヒバ野地板を削って使うということに決定した。
だんだん形が出来ていく。。
【エクセル】
何度かMtgを行った。
上甲さんが作ってくれた設計図のPDFをエクセルに貼り、
変更希望などを付け足して送信した。
そのたびに上甲さんや中尾さんの修正、アイデアが入って
変化し、進化していった。
【模型】
中尾さんが家の模型を作ってくれた。
とっても上手。
湘南スタイルにも写真が載って感動。
コストダウンのため激しい切り貼りが繰り返された。
おかげで内部構造のイメージが高まり、今の高い居住性につながったと思う。
記念にとっておいたが、慶次郎2歳の乱によって全壊。
ライフプランを軽く見積もった。
子供は2人だけど、3人に増えると想定すると、今の建築予算設定では厳しい
(破綻気味)ということが判明。
建物コストを少し落とすことに。
【景観チェック】
中尾さんの提案で真っ先に実施された。
電気工事のバケット車両をレンタルしてもらい、地上9mの世界へ。
8~9mの視点では、北側にて富士山が良く見え、
なんと、海がところどころ見える!
5mくらいの視点では、裏の巨木や木立が、非常に美しく見えることもわかった。
3階建てにして、2階をLivingにすべきと確信した。
妻は、
「宅配便が来たらいちいち1階にいくのが面倒くさい。」
と夢の無いセコイ理由で抵抗をしていたが、なんとか理解してもらった。
家の形も、3階部分は、海の見える西側に、窓や、バルコニーを作る方針を
立てることができた。
一番最初に景観チェックをやることは面倒だけど重要だ。
でも、やってくれる会社はあまりないかも。