徳島、初開催です!!!

サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、香川、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀 new !!!
減断薬読本購入希望の方

 

こんな題名で書き始めると、またなんかのインチキ啓蒙セミナーと思われそうだが・・・

 

イタリアの医師が、目の前の患者を前にして、自分たちの無力さを自覚し、本人中心の取り組みに変えていった。うなだれる自分の横に同じようにうなだれる看護士をみつけ、チームで取り組むことを始めた。-プシコナウティカ

 

実際に、苦しむ人を目の前にして我々には何が出来るだろうか。

助けるなんておこがましい。

何故なら、我々もまた、イタリアの医師と同じように無力なのだ。

現在の医療、福祉モデルは、医療者や福祉が患者を助けるモデルになっていやしないか。

 

何も、冷たく接しているのではない。

溢れる愛情のやり場に困り果てながらも、手が出せないのだ。

こちらも苦しい。

「どうしたいの?」と声をかけながら、我々はただ一言を待っている。

長い抑圧の中で心の奥底に沈んだ、誰かに押し付けられたものではない自発的な言葉を。

その一言さえあれば、我々は動けるのだ。

何度、失敗しても構わない。いつでもドアは開かれている。

 

押し付けられた言説を外し、自発的な言葉を発し、さらには援助の役割を得ながら、少しずつ快復していく。相互援助は、その人の覚醒を促す最も効果的な形である。

 

今、気になる人が全国に何人か居る。

私が直接接している所謂、当事者である。

コミュニケーションもままならない、医学モデルで言えば重症の統合失調症患者である。

過剰投薬や電気ショックで悪化させられた人も居る。

ご家族と一緒に、やっとチャートのない船旅(快復へのプロセス)に出たばかリである。

我々に出来ることはもちろん、医学的ケアではない。

ただ、快復を信じて、閉じた心のドアが開くように促しながら、関わり続けけることだけである。

 

オルタナティブの取り組みは、

魔法の薬もない、魔法の治療法も無いという自覚から始まります。

どうしたら、その恐怖、不安から抜け出せるのか、手探りで進むような取り組みです。

しかし、快復を信じる人々の姿勢、言動でしか、心の奥に沈んだアンテナには届かない。

アンテナに触れた時、快復への扉が開かれるのだと思う。

 

何だか、綺麗ごとをならべたようだが、これは私が編み出したものではない。

何度も言うように、これがイタリアの精神保健改革、アメリカの当事者運動、IPS、WRAPプログラム、ストレングスモデル、ニュージーランドのナラティブアプローチ、そしてオープン・ダイアローグにも共通に流れる哲学を私がまとめ直しただけである。

 

そして、これらに関わった人々が、同様に口にする言葉がある。

これは、障害や病気があろうとなかろうと、誰の人生においても使えるということである。

 

全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。

全国オルタナティブ協議会は、こうした理念を共有する人々の相互援助、自助グループです。支援者は、受益者でもあります。是非参加ください。

全国オルタナティブ協議会HP

また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域で実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加お願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。