最近発表された「最も奇妙な科学研究」10選! ネッシーの謎、蚊の弱点、粒子でない粒子の存在…!
伝説によれば、ネス湖の怪獣は千年以上もの間、スコットランドの深い湖に潜んでいる。昨年、遺伝学者が広大な湖から250以上の湖水のサンプルを採取し、浮かんでいるDNAの断片を調べた。
ヤフーさんから検索にて転載
そこには、ネス湖とその周辺に生息する魚、鹿、豚、バクテリア、人間を含む3000以上の種の遺伝的痕跡があった。一方、巨大な爬虫類や水生恐竜どころか、ネス湖の怪獣と見間違えられる可能性のある、巨大なチョウザメやナマズのDNAさえ発見されなかったという。しかし、湖に多くのウナギが住んでいる証拠は発見されたので、「ネッシー」は実際にはウナギの群れだった可能性もないとは言えない。
2.糞便から作られたナイフ?
人類学者の大半は、イヌイットが嵐の中で立ち往生すると、自分の凍った便からナイフを作り、それを使って犬を屠殺するという話を耳にしたことがあるという。
この実験の結果、凍結した便で作られた刃では肉を切ることができず、突き刺すことさえできないと結論づけられた。
3.サンショウウオを食べる植物
「サラセニア・プルプレア」は、北米では「亀の靴下」と呼ばれる食虫植物だ。しかし昨年行われた研究で、この植物は昆虫だけではなく、脊椎動物も捕らえて食べていることがわかった。
ヤフーさんからの画像
記事内の写真は、URLにて
科学者は、カナダ、オンタリオ州のアルゴンキン州立公園にある食虫植物を調べ、約5分の1がサンショウウオの幼魚を捕獲、殺害、消化していることを発見した。
この肉食植物は雨水を集め、昆虫や無脊椎動物を引き付けて葉の中に閉じ込めてしまう。捕らえられた獲物は、水中の微生物と植物の消化酵素の混合物によってゆっくりと溶解し、この肉食植物の高い栄養源となるのだ。
4.舌は鼻のように匂いを嗅ぐことが出来る
実験室で人間の味覚細胞を成長させたところ、これらの細胞には、嗅覚細胞で見つかっている幾つかの重要な分子が含まれていた。これらは、嗅覚を感知する鼻腔に存在するものである。そして、この舌にあった味覚細胞を匂い分子にさらすと、細胞は嗅覚細胞のように反応した。
これは、人間の味覚細胞における嗅覚センサーの最初の実験だが、興味深いことに、体内の他の場所(腸、精子細胞、さらには毛髪)にも、これらの嗅覚細胞は発見されている。
5.木は栄養素を他の木と交換している
樹木は一本一本が個々の存在と見なされる。しかし実は、多くの樹木の根は融合し、個体間で水、炭素、ミネラル栄養素、および微生物を交換していることがわかった。
研究者たちは、ニュージーランドの森の奥深くで、目立たない木の切り株が、近くの針葉樹の根にしがみつき、そこから水と栄養分を吸い取っている現象を目にした。これは、生きている木と切り株の間の根の移植を示唆している。
「おそらく私たちは木を個体としてではなく、森林全体を超個体(super organism)として扱う必要があるのかもしれません」と、ニュージーランド、オークランド工科大学の准教授であるセバスチャン・ルージンガー氏は述べている。
6.水を蒸発させる大騒音の作成に成功
「水を蒸発させるほどの大騒音」とは? それは水中地震の音ではなく、ロックコンサートの音でもない。それは細いX線レーザーが当たっている、人間の毛髪幅の約半分程という細いウォータージェットの音だという。

ナノ秒でビームを蹴る 2009.11.19
https://www2.kek.jp/ja/newskek/2009/novdec/ATF.html
https://tocana.jp/さんの記事が、転写出来ないので上記を転載
約40ナノ秒(400億分の1秒)で撮影された実験のビデオでは、パルスレーザーがウォータージェットを2つに分割し、接触した液体を蒸発させながら、ジェットの両側に揺れ動く強力な圧力波を送っている。
この時、起きた音は約270デシベルで、NASAの史上最大のロケット打ち上げの時の音が約205デシベルだったことを考慮すると、いかにこの音が大きいかがわかるだろう。しかし残念なことに(?)、この音は真空装置内で作成されたため、実際には聞くことは出来ないということだ。
7.ブラックホールは蒸発するのか?
1974年、理論物理学者および宇宙学者のスティーヴン・ホーキング博士は、最も有名な予測を行った。それは、ブラックホールは最終的に完全に蒸発するというものである。

記事とは写真が違います。
ホーキング博士はかつて、ブラックホールは完全に「ブラック」ではなく、宇宙空間に粒子を放出すると予測し、この放出される粒子は、「ホーキング放射」として知られている。博士は、これらの粒子がゆっくりとブラックホールの質量とエネルギーを取り去り、最終的にブラックホールが消えると理論付けたが、他の物理学者はそれを証明できるとは考えていなかった。
しかし今年、イスラエルのテクニオン・イスラエル工科大学の物理学者ジェフシュタイン・ハウアー氏とチームが、実験室で疑似ブラックホールを作って、この「ホーキング放射」を最終的に発見した。
8.蚊はスクリレックスの音楽が嫌い
科学者はエレクトロミュージシャンのスクリレックスの楽曲は、蚊を撃退するのに有効だと述べている。この研究では、電子音楽がデング熱を媒介するネッタイシマカにどう影響するかを調べた。

この記事とは写真が違います!
この研究の結果、10分間、スクリレックスの「Scary Monsters And Nice Sprites」を聞かせた後、蚊の吸血量と生殖活動が少なくなることが判明した。その理由は、蚊にとってノイズは、同種および宿主からの信号の知覚を混乱させるためらしい。
研究者は、殺虫剤に代わる「環境に優しい」代替手段として、蚊の行動を操作するために電子音楽を使用できると真面目に考えている。
9.粒子でない粒子
物理学者は、ついに実際には粒子でない粒子「オデロン(odderon)を発見したかもしれない。

「Live Science」の記事より
フランスとスイスの国境の下にある全周17マイル(約27キロ)の円形トンネルでは、科学者の国際的な共同研究により、世界最先端の科学機器である大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使用した実験が行われている。この実験によって、数十年にわたって求められていた準粒子の潜在的な証拠が示されたのだ。
研究者たちは1970年代にはすでに、オデロンの存在を予測していたが、LHCが2015年に最高のエネルギーで動作を開始するまで、オデロンは単なる推測の域を出なかった。
米カンザス大学のティモシー・レイベン博士は、オデロンのアイデアはかなり古く、常に実際の物理実験の範囲外にあるように思われていたという。そしてオデロンは、物理学のいくつかの深い問いに関係してくる重要な発見だと語った。
10.不思議な物体「ウーブレック(Oobleck)」
ウーブレックは片栗粉と水でごく簡単に作れるが、コンピュータモデルの助けを借りると、さまざまな力に対する反応を予測するのに非常に役立つ。科学者はこのモデルを使用して、2枚の板の間で押された場合、空中発射体に衝突した場合、または車輪に轢かれた場合などのシミュレーションに使っている。
また科学者は、ウーブレックを使い、道路にできた穴を一時的に埋めるなどの革新的で、かつ世の中の役に立つ用途を見つけようとしている。