「プリンセスのおしぼりケース買って」
と娘に言われた。
ぎくっとした。
100均で買った、水色無地のおしぼりケースを1年半持たせてたの、バレたかな。
イオンには可愛いキャラクターものがたくさん売っていることを、私は知っていた。
快諾しようと返事をしたら、娘が欲しがる理由を話し始める。
「○○ちゃんが、プリンセスのおしぼりケース持ってる子だけ遊ぶーって言うの」
「えっ」
顔が曇って強い口調になる私。
「えっ」
何かまずいこと言ったかと不安になる娘。
何回か同じことを聞いたが、娘がそういう意地悪を言ったことはない、○○ちゃんがそうやっていうから一緒に遊びたいのに仲間に入れてくれない、と言う。
ううむ。そう言う理由なら買わない。
そんな子と遊ばないで違う子と遊んだら?と聞いても娘はその意地悪ちゃんと遊びたいらしい。同じグループなのかな。
その気持ちもなんとなくわかる。私も自己中な友達に振り回されながら、一緒にいたいと思って過ごした学生時代を経験しているから。
プリンセスのおしぼりケース買ったところで、○○ちゃんは違う理由を付けて仲間外れを作るだろう。
子育て初心者の私にはこの解決方法がわからなかった。悔しい。今度その子に会ったら言ってやる!と意気込んだが、普段のお迎え時間にその子はいない。
解決方法がわからなかったから、対応は先生に丸投げすることにした(ベテラン先生は話を聞いて対応を快諾してくれた)。
ただ、その日に「そういうこと言われたら悲しいから、ママも悲しいから、娘ちゃんは言わないでね」と伝える。
こう言う意地悪をされて、そっくりそのまま弟に同じことをするのだ。
弟は自分より立場が弱いとわかっているから。
保育園に行かなければ知らない悪に出会い、それを家庭内で広める。悲しいけど社会で強く生きていくための学びなんだろう。
娘によって鍛えられた息子が、保育園で意地悪する立場にならないといいんだけど…(不安)。