珍しく寝不足の平日。
朝、食パン1枚食べ、お腹空いてたから早めに昼食べるか。と昼ご飯も結局思いつかず食パン1口かじったところで電話がなった。
小学校😱
「長女さん、給食で魚の骨が喉に刺さってしまって。痛みで泣いてしまって3回ほど嘔吐しているんです。最初の嘔吐物には少し血が混ざっていました。今も痛いようで、できればお母様病院に連れて行っていただきたいのですが来れますでしょうか。」
いや、行くしかないでしょう(泣)
残りの食パンをとりあえず口に詰め込み、診察券バッグを持って車で学校へ。
保健室で泣いている長女。
とりあえずかかりつけの耳鼻科に電話してみる。
しかし時は12時半。受付は11時半で終了。
電話は出てくれたものの、もう閉めてしまい診察はできないと。S中央病院なら診てもらえるかも。と教えてもらい、そちらへ電話。
が、目視で骨わからないようだと内視鏡がある病院の方がいい。うちでは設備がなくて診られない。と言われ、次は済生会へ。
すると、持病があるので、万が一麻酔が必要な時に対応できない。
また小児耳鼻科の医師が諸用で外しており、戻ってくるのが遅い。聞いた状態だと救急車を呼んで病院を探してもらった方がいいと思う。
とアドバイス頂いた。
えっ。
魚の骨で救急車呼んじゃう!?
しかも長女、だんだん泣き止んできた。痛いとは言っているけど、もしや吐いた時に取れたんじゃ?という疑念が私の中に芽生え始める。
しかし学校もこのままでは安心できない。
結局、学校から救急車を要請してもらい、状況の説明と持病の説明。
校庭に救急車を止め、何十分経っただろうか。
全然病院が見つからない。
「9歳の女の子で給食で喉の奥に魚の骨がささってしまっています。嘔吐3回、最初の吐瀉物に血液が見られました。現在も痛みが続いてていますが出血は治まっている様子です。で、この患者さん、持病がありまして、先天性の右室性単心房単心室症です。常時酸素を使っていて1リットルです。」
この説明を4回はしてくれただろうか。
でも•小児科•耳鼻咽喉科•内視鏡•麻酔科•万が一の循環器科
が揃う病院がない。
あとは獨協か埼玉小児医療センターか自治医大か。
まずは埼玉小児医療センターにかけてみる。
相手側から「ほかの病院もかけましたか?」と聞かれ、「近隣は、すべて断られました。」と言うと受けてくれた。
やっと見つかったー!!
やっと出発ー!!
だが、埼玉小児医療センターは我が家から車で1時間。帰りは救急車が使えない。
そのためおばあちゃんを呼び出し。
市内ドライバーのおばあちゃんにゆっくりでいいから!と無理やり説得し、車で埼玉小児医療センターまで来てもらう。
さらに1年生の妹。
この子が1人になってしまうため、在宅勤務の夫に鬼電して学校に迎えに来てもらい回収。
もうバッタバタ。

救急車が高速道路を使ってくれたため、40分ほどで病院到着。
しかしね、救急車って患者は後ろ向きに乗るんですよ。
方向感覚もないわ揺れるわで、普段車酔いしない長女もだんだん表情が怪しくなってきた。
私の横にはゲロ受け止め用容器が。
いつ吐いてもいいように密かにスタンバイする母。
そしてとうとう病院の敷地に入った瞬間、その時はきた。
ケホっと咳き込む長女。
すかさず口元へ容器を!ギリギリセーフ!
だいぶ出して救急隊員が容器を下げようとしたため、「たぶんあと2回きます!このままちょっと待ってください。」とそのまま待機。
すると予言通り波が2回。
吐きながら救急室へ運ばれる長女。
そこで目に入ったホワイトボードに書いてあったのは
○○○○(名前)魚の骨
その瞬間笑いそうになるのをこらえ指示に従う。
まずは銀のヘラ(名前わからん)で舌を押さえて喉を見てみるが見つからない。
やっぱり内視鏡が必要となり、耳鼻科の医師の手が空くのを待つことに。
内心、さっきの嘔吐で取れたんじゃないか。
「ないですね」ってなったらいたたまれない。
と思っていた。長女は痛いと言うが様子も落ち着いてきたし、取れた後の傷が痛いだけなのでは?
などと考えているうちに思ったより早く医師登場。
内視鏡を鼻から入れるのに、もし吐かれたら母の着替えがないのでビニールエプロンを借りて抱っこで押さえつける。
いざ、鼻から挿入。
泣き叫ぶ長女。
「あっ、これだね。」
と医師が一言。
魚の骨は左の扁桃に刺さっていた。
抜くのはあっという間で口から鉗子でヒョイッと。
抜けたのを見るとカーブしていて小骨よりは大きい、中指の爪切った後の形みたいなやつ。
ちょうどその後おばあちゃんも無事病院に辿り着いた。

会計は学校での出来事のため、スポーツ振興の制度も使えるが手続きが面倒なのと、支払いの1割増しで返金されるが、書類を送るレターパック代で消えるから県内だし障害者医療費受給者証の方が楽ですよ、と事務の人が教えてくれたのでそちらを利用。
長女も落ち着いたのでお礼を言い、車で帰宅。
救急隊も看護師さんも医師もみんな気さくで優しい人達でよかった。
たまーに厳しい人にあたると心が折れるから。
それにしても長女、初めての救急車が心臓ではなく魚の骨。
当分、アジフライは食べないであろう。
