☆漢方相談するには「国際薬膳師」の資格が必要!?(何か見た)
ちょっと衝撃的なことを小耳に挟みましたので、こちらでシェアします。
まず初めに言っておきます。
「漢方相談を仕事にするために、『国際薬膳師』の資格は不要です」
#何か見た
中医学とは。
身体の状態を判定し、より健康な状態へ整わせる理論と方法を持つ、ひとつの臨床的知識体系です。
「方法」には、漢方薬や鍼灸はもちろん、マッサージや気功、そして食べものがあります。
食べもので身体を治そうというのが、「薬膳」。
前にも書いたことがありますが、薬膳には、
★健康維持が目的・・・食養
★病気治療が目的・・・食療
と二段階あります。
四季の薬膳などを中心に扱っている日本の薬膳教室・薬膳講師の先生方は、食養のレベルでやっておられることが多いです。
わたしの「薬膳レシピ講座」は、食療の家庭での手軽な実践法をお教えしていました(その代わり、お料理教室部分はなし)。
で、ここからが本題。
食養をいくら学んでも、漢方相談の技術は身につかないの。
逆に、漢方相談レベルの中医学を修得すれば、食養はおろか、食療の知識も身につきます。
中医学的に不調の成り立ちを弁証でき、改善法(治法)を組み立てられるようになれば、漢方薬を決められます。
同じく治法から、養生法も決定できます。
例えば「不眠」が、更年期に陰が虚してくるせいでほてり・のぼせが出てきて起こっているなら。
肝陽上亢の不眠と弁証し、治法は滋養肝腎、平肝潜陽となります。
だったら、漢方薬は天麻鈎藤飲加減となり、エキス剤を組み合わせてそのひとの個別の状態にフィットさせます。
そうしたら、熱を強める「辛いもの」「脂っこいもの」「酒」「タバコ」は避けるべきと、自動的に出てきます。
具体的に、その方のよく摂りがちなものを聞き取っていれば、「キムチはしばらく控えてくださいね」とか、「生姜を摂るなら味付けに少量を、朝か昼に、たま~ににしてね」とか言える訳です。
この「キムチ」とか「生姜」とかは間違いなく薬膳の知識ですが、薬膳を学んでもこれら「不調のタイプと改善法」までたどり着かないのでね。
漢方相談がゴールなのだったら、薬膳の寄り道はパスして、真っ直ぐ中医学を学びましょう。
国際薬膳師の資格を取るっていったら、それなりのお金もかかるでしょ。
時間も、脳みその容量も。
まったく無駄だとは言いませんが、もしあなたが30代以降なら、もったいないことです。
若いうちは無尽蔵に(近く)ある時間と脳みそ容量が、30歳以降はどんどん減っていきますよ!
▼次は東京・品川開催です▼



