☆春に多くなる病気・蕁麻疹や花粉症
今日のお話は、ちょっとマニアックです。
春、といえば、中医学的には、「風」の季節です。
確かに、「春一番」に始まって、春は風が強いですね。
この「風」は、人体に侵襲すると、「風邪(ふうじゃ)」による病気を引き起こします。
風邪と書いて「かぜ」と読みますね。
ひとつには、かぜを代表とした呼吸器症状。
花粉症なんて、この最たるものです。
そして、もうひとつ。
「体表に近いところ」を、「移動・変化が早い」病気が走り回る。
こちらの代表は、蕁麻疹(じんましん)です。
蕁麻疹は、出たり引っ込んだり、こっちがものすごく痒いと思ったら次の瞬間はほかのところだったり、変化が激しく移動します。
これ、風が強く吹いてあちこちに病気が移動して歩くイメージと、符合すると感じませんか?
普通湿疹なんて、3~4日後にピークを迎えて、消えるのに1週間かかります。
ところが、蕁麻疹は早ければ30分くらいで消えてしまうことだって、ありますもんね。
この変化が早いところ。
これこそ、「風邪」の作用で発生した病気の特徴なんですね。
まつもと漢方堂にも、春には結構現れます、蕁麻疹のお悩み。
たまに、「とくに多い年」があるんですよね。
「風邪」が関係する病気にはほかにも、移動性の関節痛(身体のあちこちが痛む)、アトピー性皮膚炎の後半の「あちこちの皮膚が表面でパチパチする痒み」などがあります。
こうしたときには、花粉症を含め、「風邪」を追い出すお手当をするとよく改善します。
漢方薬など、正しく選ぶととっても効果的ですね。
北海道、「シラカバ」の花粉はこれからピークを迎えます。
花粉症も蕁麻疹も、「風」の絡んだ病気は春に多くなる。
「知るとナットク!」の一例でした。
あ、ちなみに。
「風」の侵入から身体を守っているのは、「五臓」でいうと、
●肺
の働きです。
春の花粉症などは蕁麻疹と並んで典型的な「肺」そして「風」による不調です。
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