はじめまして。佳山知未です。

 

私は2011年まで、複数の企業で役員秘書として勤務していました。


そして2012年、人生の転機となる出来事をきっかけに起業しました。

 

それ以来、10年以上にわたり、「開運」をテーマに、開運カウンセラーとして活動を続けています。

 

起業当初に掲げていた肩書きは、「開運財布コンサルタント」と「恋愛結婚コンサルタント」でした。

 

お金と恋愛は、人生の幸福感に大きな影響を与えるテーマです。

 

私自身、若い頃からお金や恋愛について悩み、苦労してきた経験があったため、まずはこの二つを中心に活動していこうと考えました。

 

金運について興味を持ったきっかけは、

 

「どのような財布を持ち、どのように扱うかによって、金運やお金との関係は変わるのだろうか」

 

という疑問でした。

 

そこで、知人を通じて、お金持ちや成功者の方を紹介いただき、実際にお財布を見せていただきながら、財布の選び方や使い方、お金に対する考え方などをインタビューしていきました。

 

インタビューを始めて、最初に気づいたことがあります。

 

それは、豊かな方は、おおらかで心の温かい方がとても多いということでした。

 

懐が深いというのでしょうか。
心が広く、相手を自然に受け入れてくださる、優しい方が多かったのです。

 

通常であれば、自分の財布や財布の中身を他人に見せることには、抵抗があるものだと思います。

 

ところが、私がインタビューさせていただいた方々は、皆さん快く財布の中を見せてくださいました。

 

それだけでなく、入れているお札の枚数や、使用しているカード、財布を選ぶ際に大切にしていることなども、丁寧に教えてくださいました。

 

また、お金に対する考え方や、お金との付き合い方についても、さまざまなお話を伺いました。

 

中には、ブランドのお財布をプレゼントしてくださった方もいらっしゃいましたニコニコ

 

今振り返ると、「開運財布」というテーマも当時やっている人がほぼいらっしゃらず、不思議なテーマだったと思いますし、裕福な方々に次々とインタビューをお願いして財布を見せていただいたことも、ブランド財布をありがたく受け取ったことも、ずいぶん大胆だったと思います。

 

しかし、その経験から学ばせていただいたことは、本当にたくさんありました。

 

豊かな方ほど、財布を丁寧に扱っていること。


お金を雑に扱わず、お金に対して、感謝と敬意を持って接していること。


そして、お金について自分なりの考えやルールを持っていること。

 

こうした経験を重ねる中で、私自身も、お金や豊かさに対する知識を深めていきました。

 

 

一方、もう一つの肩書きであった「恋愛結婚コンサルタント」を始めたきっかけは、会社員時代にさかのぼります。

 

当時は、同僚や年下の女性社員たちと、休憩時間におしゃべりをしていました。

 

その中で、たびたび話題に上がっていたのが、恋愛や結婚についての悩みでした。

 

相談を受けるたびに、私は自分なりの視点からアドバイスをしていました。

 

すると、それまでなかなか彼氏ができなかった女性に恋人ができたり、結婚が決まったり、その後かわいい赤ちゃんに恵まれたりと、うれしい変化が次々に起こったのです。

 

その経験を生かしたいと思い、起業後は恋愛結婚コンサルタントとしても活動を始めました。

 

世の中には、魅力的で素敵な女性がたくさんいます。

 

ところが、そのような女性であっても、

 

「結婚したいのに、なかなか良いご縁に恵まれません」

 

と悩んでいる方が、想像以上に多くいらっしゃいました。

 

恋愛や結婚についてお話を伺い、その方の考え方や行動、心の持ち方などについてアドバイスをさせていただく中で、

 

「彼氏ができました」
「結婚が決まりました」

 

という、うれしいご報告をいただくようになりました。

 

お客様の人生が幸せな方向へ動き出すことは、私にとっても大きな喜びでした。

 

自分の経験や言葉が、誰かの幸せにつながることに、深いやりがいを感じていたのです。

 

しかし、この仕事を続けていくうちに、次第に私は、

 

「そもそも、開運とは何だろう」

 

と、より深く考えるようになりました。

 

財布を変えることや、恋愛や結婚を成就させることだけが、開運ではありません。

 

仕事、お金、恋愛、結婚、人間関係、健康、心の状態、生き方。

 

人生に関わるあらゆる要素を整え、自分らしい幸せへと向かっていくことこそが、本当の意味での「開運」なのではないか。

 

そう考えるようになり、財布や恋愛結婚という個別のテーマに限定せず、「開運」という、より大きなテーマに活動を統一することにしました。

 

その後は、お客様からいただくご要望にお応えする形で、活動の幅を広げていきました。

 

「パワースポットツアーを開催してほしい」

 

というお声をいただいたことをきっかけに、定期的にパワースポットを巡るツアーを開催するようになりました。

 

また、

「佳山さんが作ったパワーストーンブレスレットを身につけたい」

 

と言っていただいたことをきっかけに、パワーストーンについて一から学び、石の仕入れから制作、販売までを自分で行うようになりました。

 

それまでブレスレットを作った経験はありませんでしたが、お客様からいただいた言葉が、新しい挑戦への大きな後押しとなりました。

 

そのほかにも、開運セミナー、引き寄せをテーマにしたセミナー、豊かさや成功者の考え方を学ぶセミナーなど、さまざまなテーマで講座を開催してきました。

 

お客様のご要望にお応えしながら活動を続け、仕事の幅も少しずつ広がっていきました。

 

起業当初、仕事をすることが楽しくて仕方がありませんでした。

 

自分で新しいことを考え、それを形にし、お客様に喜んでいただく。

 

そのすべてが新鮮で、夢中になって仕事に取り組んでいました。

 

ところが、長く続けていくうちに、いつしか私は、惰性で仕事をしている自分に気づくようになりました。

 

もともと私は、同じことを長く、淡々と繰り返すことが得意なタイプではありません。

 

新しいことを考えたり、新しい世界に挑戦したりすることには心が躍る一方で、一つのことを変化なく続けていると、次第に気持ちが停滞してしまうところがあります。

 

それでも、ほかに何をすればよいのか、次にどこへ向かえばよいのかが分からず、それまでと同じ方法で仕事を続けていました。

 

それから数年が経ち、ビジネスとしてはある程度安定していました。

 

しかし、あるとき、世界中を大きな暗雲が覆いました。

 

新型コロナウイルスの流行です。

 

コロナが世界中に広がり、世の中は、それまでとはまったく異なる姿へと変わりました。

 

私が行っていたパワースポットツアーや対面でのセミナーは開催できなくなり、お客様と直接お会いすることも難しくなりました。

 

多くの講師や事業者が、活動を続けていくために、オンラインセミナーなどへ切り替え、形を変えながらビジネスを続けるようになりました。

 

コロナ禍では、多くの尊い命が失われ、世の中全体が暗く、苦しい空気に包まれていました。

 

決して簡単な言葉で表せる出来事ではありません。

 

ただ、今振り返ると、私たちはそれまで当たり前だと思っていた価値観や生活、生き方を、強制的に見直さざるを得なくなったのだと感じています。

 

社会全体が、大きな変化と手放しを求められた時期だったのかもしれません。

 

それから数年が経ち、コロナが完全になくなったわけではないものの、世の中は徐々に落ち着きを取り戻しました。

 

しかし、コロナ禍以前と現在とでは、人々の価値観や働き方、暮らし方は大きく変わっています。

 

私自身も、少しずつ以前の仕事の形へ戻しながら活動を再開しました。

 

けれども、なぜか心の中には、拭いきれないモヤモヤが残っていました。

 

以前と同じように仕事をしているはずなのに、昔のような情熱を持てない。

 

何かが違うと感じているのに、その原因が自分でも分からない。

 

答えが見つからないまま、とりあえず目の前の仕事を続けていました。

 

特にここ一、二年は、仕事に対してなかなか意欲が湧かず、自分でも中途半端な取り組み方をしていたと思います。

 

「私は、本当は何をしたいのだろう」
「これから、誰のために、何を伝えていきたいのだろう」

 

何度も自分自身に問いかけてきました。

 

気づくまでに長い時間がかかってしまいましたが、ようやく、これからの私が本当に取り組むべきテーマが見えてきました。

 

長くなりましたので、この先は次の記事につづきます。