今回はあえてコメント欄を閉じさせてもらいます。感情論になってしまうから。
今日某大臣が威圧的な発言を理由に辞任しました。それを見てこんなことを思い出しました。
1・中学時代の同級生の母親がが岐阜高校を合格できたのに「うちの子は灘(東大の合格者が多い高校)に行けた」と威張ってしまった話。
2・毎度おなじみ中3の時の担任が一人の落ちこぼれを出したくないために私生活まで抑制し、お盆休みには自宅に電話を入れて監視し、生徒の知能指数まで文句を言った話。
3・岡田有希子さんの死後、当時は学歴差別が露骨なのと(中島みゆきの「ファイト!」のモデルが彼女がパーソナリティーのANNの投稿で、点数が足りなくて私立には行けたけど、家庭の事情で高校進学を断念し、働きたくても中卒と言う理由で理不尽な差別を受けた話)とエリート家庭ではみ出し者は除外されるという環境ゆえに親教師親戚の圧力が強く、中には「内申書を書かない」と脅した教師がいたという記事の話。
4・自分自身仕事のことで悩んでいて、大きな声を出さなければ理解されないということで大きな声を出していたら利用者さんから苦情が出たのとパーキンソン病の利用者さんがグチグチ言うので悩んでいるのと、自分の言い方が相手にとっては威圧的に思えるということです。
介護福祉士の資格を取った1カ月後に「人を助けることがうまく出来ないのが悔しい」と話の分かるカウンセラーさんに相談したら「その人と対等でかかわらないと相手は押さえつけられ苦痛になる」「一緒に頑張って行こうという気持ちが大事」というアドバイスを受けましたがその意味が今日の件で理解できました。
私たちの年代は差別とかもひどかったし別れた旦那の妹も「ファイト!」の歌詞と同じ境遇です。介護の仕事を始めたばかりの頃に右も左もわからなくて、仕事で足を引っ張り、新しい職員さんが入ると辛く当たる人の攻撃ターゲットになった経験があります。私の前にターゲットになった子がすごい優しい子でしたが、鬱が原因で離職しました。いろいろと悩んでいるときに仕事仲間の看護師さんに「ふに落ちないことでも我慢しなければいけないことがある」という厳しいながらも前向きになれるアドバイスをいただきました。
辞任した大臣も威圧的にならなければ自分が守れない人だったのかもしれない。もうひとつは虚勢を張らないと生きることができなかったのでは。それは自分にも言える部分がある。コンプレックスから弱点を見せたくないために威圧的な人がいるからだ。
中3の時の担任も昭和一桁生まれで「女のくせに」という差別の中で教師をやっていた人なのと学歴偏重教育と管理教育で威圧的にならなければいけない状況があったのかもしれません。
私もすごいコンプレックスの塊で、自分が勉強で躓いたのは親や先生や周りのせいだと責めました。
でも、自分は犠牲者だと言うだけでは何も解決できない。
夏休みが近いということで書店には有名人の伝記が並んでいますが、宮本延春氏が書いた「オール1の落ちこぼれ教師になる」の文庫本を読みました。ワーキングプアの家庭に育ち、いじめを受けても誰も助けてくれない、漢字は書けない九九は言えない、英語はBOOKしか書けないという学力と、技能専を卒業して大工になったら親方に罵詈雑言を言われ、両親は相次いで亡くなる…。ホームレス寸前の人生を送るピンチを救ったのが自分の親代わりになる人との出会いとテレビで見たアインシュタインがきっかけで勉強をやり直し、28歳で名古屋大学に入り(実は弟の母校の大学も推薦で合格していたと言います)、豊川高校の数学教師になります。
この話を読んで今回の件で傷ついても強い心があれば乗り越えることができるということです。
最後に人のふり見てわがふり直せとはこういうことだ。