旅立ちの日が近づいている

そんな予感がひたひたと打ち寄せる。

 

 

 

朝から、ブログを振り返って読んでいた。

5年の間

はらぺこくんとの揺れ動く気持ちを綴ってきた。

ものすごい記事の数!!!

はらぺこくんはわたしのミューズなんだ。

 

↓ これだ。

  この記事を探してた。

 

 

3年ほど前に書いたヤツだった。

 

ここ数日、映像が繰り返し浮かんでいた。

↓ (ちょっとポエムだけど・・・💦)

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「いっしょにいられるのは

 ここまでだよ。」

 

はらぺこ少年と

リトルかっぱが向き合っている。

 

森をぬけた、村のはずれで。

 

村の向こうには、

ちゃぷん、ちゃぷんと、寄せる海。

 

「ここまでなの?

 どうして?」

 

「ぼくは、ここから先、

 行けないから。」

 

「なぜ?」

 

「ぼくには、持ち場があるから。

 そこを守るのが、ぼくの役目。」

「そうなの?

 でも、私といっしょに行きたいでしょう?

 私のこと、好きでしょう?」

 

「うん。

 もっといっしょに行きたいよ。

 きみのこと、愛してる。」

 

「じゃあ、どうして?

 愛してるなら

 いっしょに行けるでしょ?」

 

「ううん。

 ぼくは、ぼくを、やめられない。

 きみも、きみを、やめられない。

 きみは、冒険者で

 ぼくは、守り人。

 きみは、進んでいくし

 ぼくは、とどまる。」

 

・

・

・

ただただ、一緒にいたかった。

 

はらぺこくんがはらぺこくんのままで

わたしがわたしのままで

 

一緒にい続けるにはどうすればいいか?

その思いだけで、ここまで来た。

 

でも、今

出航を知らせる汽笛が聞こえる気がしている。

 

もしかしたら

はらぺこくんにも、聞こえているのかもしれない。

 

お互い、なにも言葉にしていないけれど。

パートナーとは感じ合うものだから。

 

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今度、遠出をする約束をした。

 

お互いに休みがとれると

前々からわかっていた日。

 

休みが決まった当初は

「いっしょに海水浴行きたいな」

って、ぼんやり思ってた。

 

かっぱの泳ぎにつきあってもらう!!

って。

 

でも、この前の記事・・・

岬を旅した日から、

ちがう映像が浮かぶようになった。

 

ポン!っと浮かんできたのは

緑色の田んぼ。

 

 

そうだ、

今度の旅行は、わたしの故郷へ来てもらおう。

 

 

わたしの育った村、わたしの家

通った学校・・・

そんなものを、一緒に見てもらう。

 

それは、わたしたちの

ひとつの「旅の終着点」になるだろう。

 

故郷に来てほしい、と言ったら

はらぺこくんは、すんなり同意してくれた。

少し複雑そうな間があったけれど。

 

おそらく彼は

つきあい当初から

わたしの故郷方面へ行くのを警戒していた。

わたしが彼の故郷方面へ行きたがるのも

いつも、いなしていたし。

 

本能的に、近づくのを避けたい心理が

働いていたんだろう。

 

だから、ここが終着点なんだ。

 

わたしたちが到達できる

一番「遠い」場所。

ここまで来れたら、もう悔いはない。

 

かっぱをどんなに遡っても

ここより前の歴史はない。

 

赤ちゃんみたいに、丸裸。

はらぺこくんには

そういうわたしを手渡したい。

 

 

 

車でも電車でも、どっちでも行ける。

 

今回、はらぺこくんは電車を選んだ。

いつもドライブが好きなのに、めずらしい。

 

でも、ふさわしいかもしれない。

密室ではないほうが。

 

 

その時、どんな気持ちがあふれるんだろう?

 

おそろしいような気もするけれど

でも、ただ静かに、

わいてくるものを受け止めればいい。

経験からそう知っている。

 

 

(おしまい)