家の中の誰も起きていない朝。
ストレッチしたり、洗濯機を回したり
朝の時間を満喫する。
息子の部屋の開け放たれたドア。
通りがかりにのぞくと、
くたっと2つに折れ曲がるように寝ている。
細長い手足が折りたたまれて。
もう170センチは、ゆうにあるのに
寝姿は、小さいころを彷彿とさせる。
リビングへ行くと、今度は娘の部屋。
これまた開け放たれた引き戸から
「く」の字に横向きで
ぷか~っと、金魚みたいに口を開けて爆睡。
かわいいなぁ。
子どもって、人間のふだんは見せないような姿を
たくさん見せてくれる。
生き物なんだよなぁ。
そういえば、子どもたちが小さい頃
うんちをしている顔を見るのが好きだった。
力んで顔の血管がふくらんで
全身がプルプル震えて
目がうっすら涙ぐむ。
そっか~
人間ってうんちするとき、こういう顔になるんだぁ
って、しみじみした。
そんなとき、すごく愛おしくなる。
命のありのまま。
社会生活では、他の人に見せない顔。
寝顔、排せつ・・・
あと、やっぱり、セックスなんだろうな。
無防備な姿。
守りたいような愛おしさと
ただ委ねたくなる、生命力と。
そんな朝のひとときでした。
(おしまい)