またいつもみたいに
自然に戻るのかもしれないと思いつつ
でも、自分の存在が
かっぱさんがかっぱさんらしく生きるのを
邪魔しているのではないかと
思ったりもする。
陽の光を浴びてまっすぐ生きるのが
かっぱさんらしいから。
恋庭で、長めの言葉を
はらぺこくんは送ってくれた。
何度も行ったり来たりしたこと。
また繰り返す。
幸せなわたしたちの不幸。
「あなたたちは
りくりゅうペアのように
感性がピタっと合うんでしょうね」
と、カウンセラーさんが言った。
理屈ではないところで
惹かれあう。
「人格」とか、「人間」以前の部分。
りくりゅうペアは、感性の一致に加えて
社会的な部分でも
同じ目標を持って進むことができた人たち。
「それは、
人生のある時期に限ることもしれないけれど
これ以上ない至福よ。
だから、みんな二人に理想を見るのね。」
納得。
わたしたちは
りくりゅうペアに両方そろってる相性が
片方しかない。
社会的な目標の不一致。
お互いがお互いを
幸せには「しきれない」。
こんな風に考えてるのはわたしだけかもしれないが。
はらぺこくんは、
ドラマチックに考えない人だから。
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転職、引っ越し、パートナーシップ・・・
いろいろな課題が
一気にやってきた春。
いっそ、彼を切ってしまったほうが
パワーを削がれないかもしれない。
そんな風にも思ったのだけど
いざ別れる?と想像すると
やっぱり情緒不安定になってしまう。
はらぺこくんは
わたしの深いところに入り込んでいる。
親子くらい、近しいところ。
そう
会わなければいいのだ。
お別れはしない。
ただ忙しいから、落ちつくまで。
そう考えるようにすると、怖くなくなる。
就職活動や、引っ越し先探しに打ち込んだ。
でも、
はらぺこくんを思い出さない日はない。
それどころか
いいことがあったり
がんばる場面があったりしたら
いつでも、心の中のはらぺこに語りかけている。
わたしは、彼を
内面化しているんだ。
死んじゃったおばあちゃんを
時々、心の中で召喚するかのように。
本当に絆ができた人は
「千の風」になるんだと思う。
♪千の風になーって~♪という歌のごとく。
はらぺこくんを心の中に置いて
いつでも感じながら
自分の人生に打ち込む。
ものすごくパワーが湧いてくる。
うまく言えないけど
自分の男性性の投影を
自分の中に取り戻した感じ。
それは、すごく安定してパワーが出る状態。
チホちゃんが言うところの
「ひとり恋愛」なのかもしれない。
こんなにも大きなエネルギーを感じるのは
久しぶりだ。
離婚したとき以来かもしれない。
(つづく)