3月14日、ホワイトデーのリハビリで

お返しをもらえなかった私。

 

「先生ー、今日3月14日だよ。」と、おねだりしてみたら

「ちょっといいものを、と思ってるんで」と、

先生から、期待させる言葉。

 

忘れられてなかったんだぁ~

いいものって、どんなかな?

と、次のリハビリまで、ふわふわ気分だった。

 

 

そして迎えた次のリハビリ。

 

先生がくれたのは、こんな感じのヤツだった。

↓

 

 

そのものスバリの写真も、

うれしさのあまり、ちゃんと残してあるのだけど。

これは、ネットで見つけた、同シリーズの商品。

 

本物は、これよりさらに、ブルーやイエローが入った

カラフルでかわいらしいものだった。

 

「わあー!!!!すごい!!かわいいーーー!」

予想よりも、かわいくておもちゃ箱みたいで、

私はほんとに、びっくりした。

こんなの、お店で見たことない!

先生、どうやって、見つけてくれたんだろう?

 

「これなら、お子さんも一緒に食べてもらえると思って。」

 

と、先生。

 

うん・・・たしかに。子どもも喜びそう。

 

先生、ちゃんと考えてくれたんだなー。

どんなものが、喜ばれそうか、って。

 

でも、今の言葉、ちょっと気になる。

「お子さんも一緒に」って・・・

あくまでも、「家族みなさんで」という、予防線のようでもある。

 

まあ、それなら、それでよいのだ。

少なくとも、これを選ぶ時間は、

先生は、私のことを考えてくれていたってこと。

 

そんな風に思いを馳せてもらえただけで、この上なく嬉しい。

 

 

というわけで、

バレンタインデー&ホワイトデーの攻防はおしまい。

 

おもてで起こっている現象は、なんてことない。

 

お世話になってるリハビリの先生に

義理チョコをあげたら、

お返しがもらえた、というだけの

ありふれた日常シーン。

 

 

だけど、私の中では

ものすごいドラマだった。

 

今までの自分なら、絶対やらないことをした、

そしたら、

ちゃんと何か返ってきた。

 

何が起こるかわからない、リアルな世界。

そこで、行動を起こすことの

ドキドキと手ごたえ。

それは、妄想の安全地帯にいたら、

絶対に手に入らないもの。

 

気分が高揚していた。

 

そして、とうとう、

私は、もっと大きなジャンプを試みる。

 

ちょうど、桜がきれいな頃だった。