手間は84歳の姑さん。
向こうに写っているのが我が夫であり、
我が姑さんの息子。
一見柔らかな陽射しが入る縁側でそれぞれ
至極穏やかに気ままに過ごしている
のどかな一枚の写真に見えると思う。
されどこの二人
10年程前迄は犬猿の仲だった。
事ある毎に母子で修羅場を繰り返していた。
似過ぎているからかもしれないが。
結婚した当初から10年前の25年間
その仲裁をしつつ、
時にはとばっちりを受け、気持ちがズタボロに
なった事もしばしばだったけれど、
私は「人を諦めない。」が信条だったので
きっと和解出来る!
普通の母子になれる!
って諦めなかった。
そして今、
世間話迄する仲になった二人が其処にいる。
で、気づいたことは
私が仲を取り持つ努力を怠らなかったからの
この二人の姿じゃなかった。
私自身の投影の一つに過ぎなかったのだ、
今生二人が平穏な母子になれる迄諦めない、
は
自分を諦めなかったからだと思うのだ。
人は光から来て光に還る。
私はそう信じている。
