小3・小4に多く見られる
イライラや感情の爆発が起きた時
大人はどうしたらいいのだろう?
この記事は、連続記事の完結編です。
良かったら最初のブログからどうぞ。
↓ ↓ ↓
SOULKNOCKあきです。
9歳10歳になった子が、
言葉がキツくなったり
批判的になったり
攻撃的になったりする。
その矛先が保護者に向けられたり
子ども同士のトラブルに発展して
対応に追われたりなんかしたら
どうしてもイラッとしちゃいますよね。
反射的な自然な反応。
…だ、と思っていたのだけれど、
アレ? なんだか大人の方も、
これまでとは違った感じで
強く言い返しちゃったり、
イライラが強くなったりしていません?
そうなんです。
特に一人目のお子さんを育てて来て
初めて9歳の壁を迎える時、
親にも壁が現れる(場合が多い)んです。
今までだったら
仕方ないなと流せたことが流せない。
かわいいもんだと思ってきたのに
全然かわいく思えない。
腹の虫がなかなか治らない。
実はその時、親にも
子どもと同じことが起きているのです。
なんで言うこと聞いてくれないの?
ずっと素直だったのに。
なんでそんな酷い態度なの?
こんなに頑張って一緒にやってきたのに。
壁の正体の半分は子どもと同様。
これまでは共同体として
無理なく「一緒」でいられたのに、
「違い」がどんどん増えて行く。
さみしい。
寂しいから腹が立つ。
寂しいから前に戻って欲しいと
どこかで願ってしまう。
だから、今までより強く
コントロールしようとしてしまう。
子どもはもちろん反発しますね。
すると大人もますます腹が立つ。
そうやってエスカレートして行くと
お互いになかなかしんどくなってきます。
そんな季節を過ごしている方へ。
正体のもう半分は、
「限界」
です。
それまでは、ホルモンなどの働きもあって
子どもと無理なく共鳴・共振・共有を
して来れたところがありました。
でも実際問題、
限られた時間の多くを
子どものお世話に掛けてきて、
10年近くの間、
自分を優先する時間は
それまでよりずっと少なかったでしょう。
いや、本当にイイコで苦労はなかった
という人や
家族がサポートしてくれたから
楽だったよ、という人でも、
体調不良の時や仕事が忙しい時に
本当は、今は休みたい!と思っても
自分がやらねばと踏ん張って
子育てしたことはあるでしょう。
かわいいから頑張れる。
共同体だと感じられるから踏ん張れる。
そこへ来て、
突然強い言葉を投げられるんですね。
知らない。
何それ。
そんなの分かってるってば。
嫌だって言ってんじゃん。
プチッと切れて
じゃあもう好きにしなさい!
自分で全部やりなさい!
私はもう何もやりません!
と、言いたくなる。
これ。
まさに、こういったことをですね、
言わせようとしてくれているんです。
形としては攻撃的で
感じが悪い言葉や態度だけれど、
子どもたちの無意識からの
「もう大丈夫」
「これまでありがとう」
という感謝&プレゼントなのです。
実際はまだまだ一人では
できないことだらけですし、
甘えて来ますけども。
親がキレて
ポーンと突き放しても
(それを勧めるわけではないですが)
なんとか自分でできるお年頃に
差し掛かって来たのです。
親も、もう一度、自分を真ん中に置いて
自分を一番大切にする時間を
少しずつ増やして行って良い季節に
突入した、ということです。
子離れも親離れも、
どちらかだけでは成立しません。
両方が、お互いに、離れようと決めて
お互いを手放すから成立するのです。
子どもの脳の発達によって
もたらされるイライラの季節は、
「もういいよ」「次に行こうよ」
を知らせてくれる…
秋を呼ぶ台風のようなもの。
だから、
イライラしていいんです!
むしろ、イライラして
自分の本音を掴み取るのが正解です。
ここで親が我慢をしてしまうと
子離れ・親離れが先延ばしになります。
親でも、家族でも、人なんだから
嫌なもんは嫌なのだと、
腹が立つときもあるのだと、
正直に伝えることで
健康的な関係性が育まれて行きます。
そこを堪えて飲み込んでしまうと、
子どもは大人の本音が分からなくて
不信感(そして悲しみ)が
生まれてしまうかもしれません。
自分は何をしたって許されるのだと
無気力になり、引き篭もりがちになったり、
手応えのある関心が欲しくて
暴力的になることも考えられます。
素直に腹を立てる方がいいんです。
子どもからひどいことを言われて
イライラしたのなら、
自分の気持ちを正直に言葉にしてみては
いかがでしょう?
「そんな風に言われたら悲しい。
何もしたくなくなる。」
「あなたが勝手にするなら
わたしも勝手にします」
「もう口を出さないけど、
手伝うのも終わりにするよ」
イライラする度に
これまで続けて来たお世話のひとつを
やめにしてみてもいい。
代わりにやってきたことを
本人にさせてみてもいい。
もちろん反発するでしょうが、
それもこの季節の特徴なので
嫌だ!無理!と言われても、
「あなたならできる
と、信じている」
と、先に手を離して見守れば、
きっとやがて自分で立ち上がります。
そして保護者は、ひとつずつ
自分のための時間を増やしましょう。
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