だから自分を優先できない。
感情を素直に出せない。
人の顔色ばかり見て
相手の受け取り方ばかり考えて
考えすぎて分からなくなる。
これほど強い反応を見るに、
三つのストーリーが
想像できます。
親が感情を出すことや
自分を優先することを嫌い
ずっと禁じられてきた
あるいは
幼少期に自分の気持ちを
そのまま出していたことで
親から激しく叱られたために
それ以降ずっと抑え込んできた
もしくは
親の方が自分を優先して
感情を押しつけてきたり、
Tさんを巻き込み、辛い想いを
させられてきたから、
自分が親と同じことをするのを
絶対に許せない。
☆
心地よい人間関係を築き
自然なコミュニケーションを取れて
彼女の思う「友達」ができるには、
Tさんご自身があげたように
「安心して感情を素直に出せる」
ことが、Tさんにとって
重要なのだと思います。
それを強く願っている。
だけど、感情を素直に出す
ということは、
Tさんが全力で否定してきた
自分勝手な存在に成ることと
つながっているのでしょう。
それは絶対に嫌なのだもの。
叶ったら、困りますよね。
だから、頑張っても
叶わないのです。
Tさんの心をほどくのは
Tさんにしかできません。
もう、許してあげて。
感情を素直に出すことを。
そうすることが、
人を傷つけることには
ならないから。
自分を優先することとは
自分を大切にすること。
それは相手をないがしろにして
振り回すことには、ならない。
Tさんは、大人になり、もう
自分で選べるようになりました。
感情には素直である、
でも人への思いやりも
大切にする、
それを同時に行うことは
可能ですよね。
親がそれを意図したかどうかは
さておき、結果的に
押しつけられてきた価値観と
潜在意識に書き込まれた図式を
もう、書き換えましょう。
自分を素直に出すことは、
人との信頼関係を育みます。
感情を素直に出す人は
人から愛されるでしょう。
嘘がないからです。
相手の受け取り方を考えて、
どうコミュニケーション取れば
良いのか分からないならば、
ただ自分の感覚や感情に
正直であれば良いのです。
感覚のシェアこそが
コミュニケーションですから。
大丈夫。大丈夫。
素直な気持ちを出すということを
小さなことから少しずつ
やってみてはいかがでしょう?
最初は難しいかもしれない。
だけど、続ければ慣れます。
自分の感情を許し
外に出すときに、
相手の受け取り方は脇に置き
まず出せたという事実だけみて
「今、私、感情を出せた」
と、自分に〇を付けてあげて。
その後で、やはり
相手の受け取り方を
心配してしまうのは
古い癖なので仕方がない。
やっぱり気になっちゃうなー
で、いいんです。
まずは、感情を出すことと、
相手の受け取り方を考えることを
(結果的に両方したとしても)
分けて捉える練習をしましょう。
感情を出せたという事実が、
相手のことを考えたことで
消されるわけではないので。
出せた、〇。
出せた、〇。
ひとつひとつ〇を付けて、
その小さな行動を褒めてあげる。
だって、こんなに長いこと
自分に禁じて来たことを
今、許して認めているんだもの。
すごいことでしょう?
そうするうちにきっと、
ただ感情に素直なだけなら
誰のことも傷つけたり
苦しめたりしないのだという
経験の積み重ねが
不安を和らげてくれます。
その頃にはきっと、
「相手を気遣う」をしながら
「相手の受け取り方を心配する」
は、しない。と自分の中で分けて
捉えられるようになるでしょう。
そして、いつのまにか
耕されていた心の土壌に、
どこからか飛んできた種が
すっと着地して芽を出すように
心地よい人間関係へと
踏み出すことができるでしょう。
ゆっくり、ゆっくり
耕してくださいね。
大丈夫。
大丈夫。
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トーン・コミュニケーター@浅草
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