夜逃げして開花した才能 | アフロな毎日☆

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赤裸々に、微笑ましい日々。 …だったらいいなぁ。 アフロヘアーではないけれど、アフリカンな心持でいたい、トーン・コミュニケーター「あき」の野生なアレコレ☆ ジャンベ+ヒプノセラピー+仮面心理学。東京・浅草の心理サロンSOULKNOCKより発信中。



夜逃げをした経験がある人は

そんなに多くないかな?

私は、ある。


最初の結婚相手からのDVから

逃げ出したんだけど、

その時の荷物の作り方や

準備の仕方を振り返ると、

我ながらすごかったなぁと思う。



最低限の服を決める時、

・ワイルドな場所に耐えうる

ジーンズなどの強い服

・寝間着にもなる柔らかい服

・きちんとした場に対応可能な

黒いパンツと白いシャツ


そして靴も、

トレッキングシューズを履いて

コンフォートパンプスを持った。


とりあえず逃げるにしては、

なんとかして生きる気満々(笑)



それから逃げ出して

関東近郊の長期滞在可能な

ネットカフェに転がり込んだの。


住所も発行してもらえるし

洗濯もシャワーもできるし

結構快適だったなぁ。


でもその時私は

元夫の暴力で足を引きずっていて

正座もできない状態でね。


まともな仕事はできない、と

分かっていたから

普通に歩けるようになるまでは

裏の仕事をやるしかないよなー

って。



住み込みのスナックとか

探したけど見つからなかった。


色々検討した結果、

チャットレディをやることに。


風俗とか、身を売るようなことは

私はすまい、と決めていて

(その選択ができる人に対して

何かを言いたいわけではないけど)

女を武器にするような生き方は

したくないと思って来たのにね。


背に腹は変えられないわけで。



面接の時にね、マネージャーが、

なかなか厳しいこと言うんだよ。


顔も出したくないって言うけど

体型も推しにはならないし…

まあ顔で売れるほどでもないから

とりあえず脱ぐって方向じゃないと

売れないと思うよー。



私は当時すでに35歳。

二十歳前後の子たちが

荒稼ぎする中で、

どうやって日銭を稼ぐか

真剣に考えたよね。


だって、ネットカフェも

一日2,500円払わないと

出て行かなくちゃならない。


だけど、もちろん、

できれば脱ぎたくなんかない。



それで、自分に得意なこと

一体何ができる?って

真剣に考えた。


答えは「トーク」だった。


声も褒められることもあったし

音楽活動を長くしていたから

人前で話すことにも慣れていて

そこを生かすしかないな!と。


で、毎朝、その日の

タイムテーブルを作ってね。


・過去の笑える話

・旅の話

・なんでも相談室

・音楽の話

・質問に答えるコーナー

・小説の読み聞かせ


そんな感じで、待機の間

ずーっと画面に向かって

話していたっけ。


チャットのシステムは、

通常画面の中で女の子は

ただ待機していて

(胸元を映したり、ひたすら

顔を作ってる場合もある)


それをみた男性が気にいると

チャットルームに入ってきて

この時点で安いけど課金され、

でも何人でも入れるから

グループチャットになるので


二人きりで話したい人が

ツーショットを申し込む。

これが高額なんだな。



待機中に何かをしている人は

他に誰もいなかった。


だから、私の部屋は

待機の視聴者がやたら多くて

えらい盛り上がっていたんだよ。


待機中は、普通に服を着て

顔も出していないから

画面上何も面白くないのにね。


チャットルームに入ると、

シャツのボタン一個ぐらい

開けてみたりもしたんだけど

それって、普段から

そのくらい開けるよねー

って程度の開きぐらいなのに


いつもきっちりボタンしてたから

えらい盛り上がるんだ(笑)


「ボタン一個開けまーす」

って言うと

チャットルームに人が

雪崩れ込んでくる。


他の人が、待機画面で

すでに下着姿だったりするのに。


チャットルームか開くと

待機画面は閉じるわけで

トークを楽しみにしてくれる

皆さんがルームに入るから


話の内容も、普通に

人生相談みたいになってね。


私のことを気に入ってくれて

ツーショットしてくれる人も

話を独り占めしたくて、

って言ってくれたっけ。


おかしな状態だったよ。

普通はツーショットになると

脱ぐことを要求するんだろうに。 



私はそこで、ほぼ健全に

トークだけで一日5時間で

平均7千円ほど稼ぐようになって、

(最終日は3万くらい行ったかな)

無事旅費を貯めることもできて


約1ヶ月後、足を引きずらずに

歩けるようになった頃に、

ネット応募できるリゾートバイトで

城崎温泉の住み込み仲居になった。



人生には、しばしば

窮地というものが訪れる。


もうダメだ。

どうやって生きて行こう。


そうなった時にこそ、

自分の資質が生かされるとき。


これならできる、ということを

絞り出すチャンスなんだよね。



私は、今思えば

この時、一番ファンの多かった

人生相談のコーナーから、

カウンセリングというお仕事へ

意識が向いて行ったように思う。



どんな場でも

自分らしく生きることはできる。

どんな状況でも

光を見つけることはできる。


本当だよ。


苦手だという思い込みの中に

活路が見つかるかもしれない。


そういう発掘作業ができるのは

窮地に立った人にだけ

与えられたチャンスさ!






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トーン・コミュニケーター@浅草

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