うちの旦那様は
家に帰ると大体5歳児に
なってしまうのだけど、
その純粋な目線で
時々私を助けてくれるの。
偏食気味なうちの娘は
今のところ、まだまだ
食べるものが限られていて
同じものを
延々とループしているから
私はとっくに飽きている。
最初のうちは、
こうしたらもっと
美味しくなるかな?とか
栄養が少しでも増えるように
色々足してみたりするんだけど
(そうやって色々考えて
チャレンジするのは好きなの)
必ず気がついて文句を言って
食べ残されちゃうから、
確実に食べてくれるものを
毎回同じように作って出す
という…ロボットみたいな
状態になるのよね。
それはつまらないし、
なんかね、どこかで
料理していない気分に
なってしまっていたの。
考えない。工夫しない。
発展しない。
これで料理してるって言える?
でも、この前の週末にね、
AOさんのごはんを
作っている様子を見て
KAZがつぶやいたんだよね。
「こんなに凝ったことしてたの?
すごいなー。
AOは幸せ者だなぁ。」
って。
私、目をぱちくり。
え? 凝ってる??
私が、自分は長いこと
ろくな料理をしていないって
罪悪感を覚えていた
この料理が?
で、気付いたんだー。
料理って、
毎日変えないといけないもので
煮たり焼いたり調理方法が
様々じゃないといけないし
味付けも様々であるべきだ
と、刷り込まれていたんだなー。
それは私の母が
してくれていたことで、
そこが基準だったわけだ。
そのようにできていなければ
料理として認められない、と。
その時私が作っていたのは、
米粉パンのスライスの
耳を切り落として
真ん中の柔らかい部分だけを
めん棒で薄く伸ばし、
バターを塗って片面を焼き、
反対の面にトマトソースを
薄く塗った上に、
熱を加えて水分を飛ばしたチーズを
貼り付けて端まで伸ばしてから
ノンフライヤーで
カリカリになるまで焼く
「パリパリチーズパン」。
食材を切ったり炒めたり
煮込んだり味付けしたり
なーんにもしてない
これはもはや料理でも
なんでもない!
って思っていたの。
でも、KAZのつぶやきを聴いて
そっか、これ凝ってるんだ?
って客観的に見てみた。
たしかに、手順は多い?
KAZのお弁当に入れている
野菜炒めの方が
料理していると思っていたけど、
切って炒めて塩胡椒でおしまい。
もしかして、こっちの方が楽?
それで、このパンの作り方を
最初何度もチャレンジして
失敗して、工夫して、
少しずつできたレシピだった
って思い出したんだ。
チーズの水分の飛ばし方ひとつ
色々試して10回以上は
試行錯誤して
今のやり方にたどり着いた。
パンの伸ばし方も、
薄すぎると焦げちゃうし
厚みが出るとパリパリしなくて
ベストな厚みを探すのに
何度も挑戦したんだ。
そうやって、やっと
毎回同じようなものを
作れるようになったんだ。
食べて欲しいから。
少しでも栄養のあるものを
少しでも喜んで
食べて欲しいから。
そういう気持ちのこもった
メニューだったんだ。
それを私は
料理として認めていなかった。
もう、バカじゃないの!?
ってね。呆れたよ。
ダメじゃん、ちゃんと
認めてあげなくちゃ。
心がたくさんこもってる
愛情いっぱいのごはんじゃん!
同じものを
しょっちゅう作ったって、
その愛情が減るわけじゃない。
そのことを、
誰が認めなくても
私だけは、認めなくちゃ!
一番知っているんだもん
どれだけ頑張ったか。
そう思ったら、
じんわり泣けてきた。
KAZにそんなつもりは
ないのだろうけれど、
こうして時々癒してくれる。
すごいなぁ。
ありがとう♡
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