私は、その高身長の存在感と物事をはっきりと表現するスタイルから、周囲には「パワフルな女性」だと思われることが多い。
だが実際のところはかなりの「繊細ちゃん=HSP」であり、それに気づく人は、そう多くはない。
そもそも「繊細ちゃん」ってなんだろう。これはいわゆるHSP(Highly Sensitive Person)のことを指していて、心理学者のエレイン・N・アーロンによって提唱された概念だ。
1999年頃、表現アートセラピーを学ぶためにサンフランシスコベイエリアに住んでいた。アーロン博士の本がちょうど出たところで、近所のBarnes & Nobleという本屋でプロモーションのために行った講演を直接聞いたことがある。しかも偶然に。
話を聴いて、「うわ、これ私のことだ」と、初めて言葉が与えられた気がしたのね。
それまでも「繊細だね」と親や親戚も含めて主に揶揄する目的で言われることはあったけれど、それがどういうことなのかを説明する言葉を持っていないままに、何か悪いことのように感じていた私の心に、一筋の光が差し込んだような感じで。
HSPとかADHDとか(全然別の概念だからね。ただ私は両方の特徴を強く持っているというだけで)名前をつける必要はないでしょ。って言う人たちがいる。ただの個性だから、って。
それ言ってる人たちって大抵当事者じゃないよね。なんか怒りが湧いてきたぞ。(笑)
それは考え方としては素敵だけれど、そうして名前をつけてもらい、傾向を知ることで、私も含めてどれだけの人の心が楽になったと思ってんだバカやろ〜。(笑)って言うのは冗談だが、その視点も持って欲しいよね。
さて、いわゆる繊細ちゃんには、アーロン博士の分類では4つほど特徴があるんだが言いやすいところから言うと、
まずは「人の感情に対する感受性が高い」つまり感情的に反応してしまうことと、共感力が高いということだ。
そのことで、他人の考えや感情を自分の中に取り入れてしまい、強い感情を恐れたり他人にどう思われるかとか他人の目が気になったり、罪悪感を持ったりしやすい。
その感情が例え言葉にされていなくてもニュアンスや空気の変化で察知してしまう。ある人が何か面白くなくて不機嫌なのか、実は怒っているのか、バカにしているのか、とか、その場の雰囲気や関係性の緊張を、感じてしまうのだ。
私もね、もろこれだったわけで、それを感じることから逃れるためや、場を和ませるために、その時々使える人格を作って対処して生きてきた。
映画や物語などからの影響も当然受けやすい。
二つ目は、「処理の深さ」
これは、入ってきた情報をとにかく深く処理するということ。
一を聞いて十を知る、みたいな洞察力や直感力はここから来ている。でも当然ながら、その洞察を元に深く考える傾向があるので、結論が出るまでに時間がかかったりする。
三つ目は、「過剰な刺激への反応」
人混み、大きな音、強い光、独特の匂い。
こういうものを普通の人よりも強く受け取ってしまう。
複数のことを同時に頼まれたり、時間に追われたりするのも刺激となり圧倒されてしまう。
楽しいイベントですら、刺激量が多すぎて、翌日寝込むとかはあるあるの一つ。
そして四つ目が、「些細な刺激への感受性」
これがまた細かい。
些細なことに驚き、小さな変化にも気づいてしまう。
カフェインや薬、添加物にも人よりも強く反応しやすい。私はデカフェにしても興奮して眠れないからね。(笑)
でもね、裏を返せば、小さな変化に気づくことができ、芸術や自然の美しさに対して深く感動する感受性も持っているってことにもなる。
よく言えばとても優秀なセンサーが全部フルスペックでついてるって感じだけれど、同時に処理しきれる脳と神経系を持っていないから、本人にとっては途轍もない負担だったりするわけよ。
私はね、知人たちから「炭鉱のカナリア」って呼ばれてたことがあるのよ。(笑)
これはね、危険な環境や違和感を誰よりも先に察知する存在ってことね。
温度、湿度、カビ、匂い、なんらかの不穏なエネルギー、などや、人間の感情エネルギーが変わった時など、すぐにわかってしまう。
でもね、だから見えるもの、感じられるもの、できることもある。
私はこの繊細さをどうにかしようとして、いろんなことをやってきた。
サプリメント、運動、自律神経を整える生活習慣。
そして何より、心のこと。
どれも、それなりに効いたと思う。だってそれらの特徴を持ったままこうしてまあまあ楽しく生きてるからね。
でも結局、「繊細じゃない人」にはなれなかった。
だがいつの間にか、自分のやりたいことにフォーカスするうちに、その呪いのような繊細さが、ギフト=才能へと変わり、繊細じゃない人にならなくても良くなった。
人の心の動きを読むこと。
その人にとって安全な場をつくること。
環境を整えること。
全部、このセンサーありきなんだよね。
つまり、私にとっての弱みは、そのままヒーラーやコーチとしての職業上の強みになった。(号泣)
じゃあさ、日々の生活はどうしてるのよ、そみさん?ってなるじゃない。
少しでもこの世界で自分が居心地良く生きられるためにやってきた工夫をシェアするね。
一つは、境界線を意識すること。
他人の感情や思考は他人のもので、自分のものではない。つまり自分と他人を分けるってことね。これ簡単なようで意外にみんな影響を受けすぎてることに気づいていないだけ
影響は受けるのは仕方ないけれど、自分のものにはしないし、自分のせいにもしない、ってこと。
もう一つは、環境を選ぶこと。
一番大事なのはね、自分を知ることなのね、あなたにとって何が快適で、何が不快か、それを知ってあげるってことなの。
そして、不快な場所にはできるだけ行かないの。
たとえば、みんなで飲みに行く流れになっても、
「ここ無理だな」と思ったら普通に帰る。
そのときの周りの反応は、そりゃ気になるよ。
でも、それはその人たちの反応であって、自分のものじゃない。
私は、騒がしい居酒屋とか、タバコの煙がある場所とか、
線路沿いの音が強い場所、蛍光灯がきつい場所、、、。
そういうところにはよっぽどのことがないと行かない。
私の知り合いの男性にね、やっぱりすごい繊細な人がいたの。
サラリーマンで会社に電車で通うわけよ。
それが無理ってなって、経済的な負担はあったとしても会社の近くに引っ越して自転車通勤し、おまけに飲み会文化のない外資系へ転職し、めちゃくちゃ楽になったみたい。それだけじゃなくて今は海外へ移住してストレスなく暮らしてる。
最後に繊細さの中にある強みにフォーカスしそれを伸ばすこと。
あなたの持つ繊細さってさ、
「もうほんとなくなってほしい」
「鈍感力がほしい」
って思うこともあるかもしれない。
でも、その繊細さと喧嘩するのは、もうやめていいと思うの。
自分の特性を受け入れて、対処法を作る。
そして、もっともっと自分にやさしい環境を選んでいい。
それには、転職、引っ越し、人間関係の見直し、働き方の変更みたいなことが必要になることもあるかもしれない。
繊細ちゃんは人の気持ちに敏感すぎて生きづらさもあるけど、反面の強みもすごいから!!
人の気持ちに気づけること。
場の空気を読めること。
小さな変化に気づけること。
美しいものに深く感動できること。
相手にとって安全な場をつくれること。
それは才能なの。
だから、繊細さをなくそうとするより、
その繊細さを生かせる場所を見つけよう。
世界の美しいもの、美しい場所、美味しい料理
って多かれ少なかれみんな世界中にいるざっくり5人に1人くらいいると言われる繊細ちゃんが作ってるって思ってる。
匂い、味、食感、触感、見えないし触れないものの空気感、
などに敏感なのはあなたたちの才能。
それでもその繊細さを呪いたくなる日もきっとあるよね。
でも、そこで世を恨んでも、自分を責めても幸せにはなれない。
自分にとっては居心地が良くないんだ、って知ってそのデータを元に改善する。
それを繰り返すだけ。
繊細さは、なくならない。でも、扱い方は変えられる。生かし方は見つけられる。
それは、もう二度と被害者にならない、弱者として生きない、という覚悟を持つこと。
弱みも強みも持ったままで、自分の人生を自分が創造していくんだ、という覚悟、ね。
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写真は太陽光線にも敏感な私の対処法(笑)
もしかしてあなたは繊細ちゃん?
どんな風に工夫して生きて来た?
長文歓迎、教えてね。
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