光太郎と智恵子を想いながら・・・ | アンダンテ♪・・・ゆっくりと

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思いつくまま、気の向くまま・・・そんなブログです。

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どうぞ、ご了承くださいませ。

         

PCで写真の整理をしていたら、出てきた写真。その時の想いを、備忘録として書こうと思います。

訪れたのは、6月。
梅雨の合間、穏やかな日でした。
この日は1日オフで、高村智恵子美術館と智恵子の生家を訪れてまいりました。
高村幸太郎の智恵子抄でも知られる通り、精神の病に侵された智恵子。病に苦しみながらも、切り絵の創作活動をしていたころの作品を美術館で鑑賞。
私は仕事上、統合失調症の方の絵を数多く観ていますが、智恵子の作品に統合失調症の特徴的なものが観られます。実際に作品にふれることによって、本の中の智恵子の苦しみは本当に実存したんだと改めて感じました。病と闘いながら、どんな想いでこの作品を完成させたのだろう・・・1つ1つの作品に想いを馳せ、また光太郎の愛の深さを感じられるものには胸を打たれながらの鑑賞でした。
生家は、造り酒屋。裕福な家庭の娘だったんですね。

智恵子の生家























お腹も空いたので、ランチを。
いつもの如く、自分の勘を頼りに・・・と思いましたが、気が付いたことがありました。
ルームさんから教えていただいた「空の庭」へ行ってみようと。
プロの写真家さんが仰るのだから、間違いなく素敵なお店だろうとワクワクでした。

の庭 自然レストラン(福島県二本松市)


お店のネーミング通り、青い空の下に緑あふれる庭。ルームさんが仰っていた通り、とても素敵です。
ここはウェディング施設でもあり、到着した時にはセレモニーが終了した直後でした。
ジューンブライド、6月の花嫁はしあわせになれるんですよね。(わたしもしあわせですよ)









新しく誕生したご夫婦が、この庭で記念撮影をしていました。
人生でも一番華やかで美しい時なのかもしれません。陽の光を浴びながら、お二人の表情は眩しいぐらい。
ウィンドー越しに眺めながら、心からおめでとうを。













ずーっと撮影風景を眺めていたので、写真をほとんど撮っていませんでした。せっかく撮影の許可をいただいたのに・・・。
美味しいお料理をいただいた後、帰り際に1枚。



晩年は病という大きな試練の中にいた光太郎と智恵子も、この日のカップルのような幸せの絶頂の時があったんだろうな・・・
そんなことを思いながら、帰路へ。。。



あどけない話

智恵子は東京に空がないと言ふ、
ほんとの空が見たいと言ふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

高村幸太郎 智恵子抄「あどけない話」