『まどからのおくりもの』

鈴木 永子 作

 

ななちゃんは風邪をひいてしまいました。

熱は下がったのですが、約束していた公園へは行けず、窓から公園を眺めます。

そうしたら、友達がぴょんぴょんがえる、アカツメクサの花かんむりを持って、窓からお見舞いに来てくれました。

窓から大きなアゲハチョウが入ってきて、ななちゃんと踊ったり、あまツメクサの花かんむりに止まったりして、そのうち窓から飛んで行きました。

そうしていると、じゅんくんがやってきました。

でも様子が変です。

訳を聞くと、ななちゃんに育てていた青虫が蝶蝶になったので見せてあげたいと思っていたのに、逃げてしまったというのです。その蝶は…。

 

熱は下がったのに、約束していた公園で遊べないななちゃんの気持ち。

ななちゃんが風邪をひいて遊べないことを知って、かわいいお見舞いを持ってくる友だち。

大きな蝶蝶をななちゃんに見せてあげたいと思ったのに、カゴに入れるのを失敗して逃げられちゃったじゅんくんの気持ち。

そして、逃げた蝶と思われる蝶蝶がななちゃんの部屋に入ってきて、ななちゃんがとても喜んでいたこと。

小さい子どもの気持ちが、淡いやさしい絵に描かれています。

年中さん、年長さんにオススメしたい一冊です。

 

この本も『こどものとも』で発行されたもので、ハードブックでの発売はないようです。

興味がある方は、図書館で借りてくださいねウインク