『いもうとのにゅういん』

筒井 頼子 作 林 明子 絵

 

主人公はおねえちゃんのあさえ。

友達と遊んでいると、具合の悪い妹(あやちゃん)連れてお母さんが病院に行ってしまいます。

一緒に遊んでいた友達も雨が降りそうになったので帰ってしまいます。

妹は盲腸だったので入院するとの連絡がお母さんから入ります。

激しい雷雨かみなりにひとりぼっちのあさえ。

 

いつもはあやちゃんとおもちゃの取り合いなんかをして、家は賑やかでしょう。雷が鳴ったら、二人して「キャー」なんて言いながら、お母さんにしがみついていたのかもしれません。

今は薄暗い部屋に一人ぼっち汗

後半、あさえはお父さんと一緒にあやちゃんのお見舞いに行きます。

その時のやりとりが涙笑い泣きです。

 

我が子は女子二人なんですが、

絵本の中のあさえとあやちゃんのやりとりを勝手にうちの子達に当てはめちゃって、

初めて読んだ時は笑い泣き笑い泣き笑い泣きってなった私でした。

 

あさえの心細さ、それはきっとお母さんがいないだけでなく、日頃はうるさい、あっち行ってプンプンなんて思っていたであろうあやちゃんがいないことも、こんなに寂しいんだと思ったのではないでしょうか。

その心の変化というか、やっぱりお姉ちゃん!という病院でのやりとりが微笑ましい絵本だと思いました。

 

絵は私の大好きな林明子さん。

『こんとあき』や『はじめてのおつかい』など、ちいさな女の子の表情の模写がとても上手な作家さんです。

やわらかい色づかいも大好きです。

 

女の子、それも2人以上お持ちの親御さんにオススメします。