気になっていることがある。
とある若手選手の不調だ。
もともと調子の波を持っているとはいえ、ここまでひどいと感じるものはない。
ふと、そんな彼に聞いてみたいことがあったので、ここであえて。
あなたにとって、試合に出たらどうなっていたいですか。
前述の若手選手だが、ルーキーイヤーだった去年は夏あたりからコンスタントに試合に出ている。しかもゴールまで決めていて、今年の目標は「5ゴール、5アシスト」と公言していた。
しかし、現実はそこにいくまで相当時間がかかってる印象をもっている。思うようにいかないのか、『2年目のジンクス』という壁にぶち当たっているのか。
おそらく、描きたいイメージが出来上がっていなくて、そこがぼんやりしている状態が続いてるのかもしれない。
コーチングなどでは、ゴールを明確にしてどのようにしていくのか道筋をたてていく。そのゴールが決まっていたらそこに向けての方法を生む出せるようになる。
試合に出るというのは、人それぞれで指揮官より与えられた時間内で結果を出すことを求められる。それと同時に、個人の目標をしてどんなパフォーマンスをしたいのか意識せざるを得ない。そのためにも常にゴールを意識する必要がある。
なぜ導線やスペースが重なるだろう。
ポジションの関係もあって、「ここにいたら後ろと重なる」という部分を何度も感じた。しかも相手に勢いがあった場合は尚更だ。
まずは話し合う。
このとき、「仕方ない」ではすまないと思う。
どうしたらよりよく決められるのか、解決策が見つかるかもしれない。
例えば、あえての左サイドにこだわらず、中央よりに入るとか。
決められそうなタイミングをつかめたら、そのまま決めちゃうとか。
この問題はきっと自分だけの問題ではないと思う。その周辺との問題だ。コミュニケーションが不可欠といえる。
出てきた答えによっては、思わぬ発想に気づき、意識を変えるきっかけになるのかもしれない。
5年後の今、どんな自分になっていたいですか。
最初に設けたゴールはほんのちいさなゴール設定。その積み重ねで、次の目標が生まれるのも大事だが、その先の夢のゴールを決めてしまうという方法がある。
目の前のことで必死になっていると、5年後の姿を想像することはできない。余裕もないので、尚更だ。
特にプロ選手の場合だと、5年ほどで引退を余儀なくされるというデータがあるので、5年後の今はどうなりたいか考える時間があってもいいのではないかと。
そんな問いかけをしながら、彼自身が切り開いてくれるのを願わんばかりだと。