四国26番 金剛頂寺(室戸市) | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

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全国各地を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。最近は寺社巡りの他に国宝鑑賞も楽しんでいます。土地土地の景色や美味しい食べ物を絡めて紹介できたらと思っています。たまに衝動的に書きたくなった文章をぶっこんでますw

27番神峯寺から室戸岬に向かって南に約33㎞進んだところにあるのが26番金剛頂寺です。「室戸三山」のひとつとして西寺と呼ばれ親しまれてきました。
当寺は標高165mの三角山の中腹にあり、近くの海岸線には行当岬があり景勝地となっています。
 
 

龍頭山金剛頂寺(こんごうちょうじ)

別称:西寺(にしでら)

■真言宗豊山派

■御本尊:薬師如来

■高知県室戸市元乙523

■四国八十八箇所第26番

 

寺伝では弘法大師空海が唐から帰国途中の807年に平城天皇の勅願により御本尊として薬師如来を彫り金剛定寺と名付けて創建したとされ、大師が創建した最初の勅願寺と言われています。嵯峨天皇から「金剛頂寺」の勅額を賜り寺名が改められました。

 

平安時代には現在の室戸市の大部分を寺領とするほど栄えましたが、鎌倉時代には無縁所となり体制から逃れた人々を区別なく受け入れ「西寺乞食」と呼ばれ、不可侵の聖域として認められていました。

戦国時代には長宗我部氏、江戸時代には土佐藩主山内氏の庇護を受け祈願所とされました。1899年に火災で大師堂・護摩堂以外の堂宇が焼失し、現存する本堂などは後に再建されました。

 

 

駐車場から石段を登って進みます。
 

 
山門は1913年に再建され、仁王像が奉安されています。
 

 

 

 
手水舎。
 

 

 
鐘楼堂。柱が六本あり寺格の高さを表しているそうです。
 

 
本堂には「瑠璃光殿」と扁額が掛かっています。1982年に京都・神護寺の金堂を模して再建され、御本尊の薬師如来坐像(大晦日から1月8日までのみ公開)のほか日光月光菩薩像、十二神将、不動明王半跏像などが祀られています。
 

 

 
こちらは大師堂の裏手にあたります。
 

 
面長のお地蔵さま。
 

 

大師堂の脇に置かれている一粒万倍の釜。弘法大師が3合3勺の米を炊いたところ1万倍に増えたと言われています。

 

 
次いで大師堂にお参りします。1665年に再建され、弘法大師の半躰像が祀られています。
先ほど大師堂の裏手を見ましたが、大師堂が本堂に背を向ける状態で西に向かって建っています。これは当地で悪さをしていた天狗を弘法大師が西方に追い払い、戻ってこないように見張っているためと伝えられています。
 

 
 
霊宝殿には仏像や密教の法具などが納められ、事前に連絡しておけば拝観できます。
 

 
専用御朱印帳の御詠歌。
 
 
直書きの御朱印を頂きました。中央の墨書きは梵字の下に薬師如来、左は別称の西寺と書かれています。