市民ZOOのメールニュースをブログで紹介することにしました。
せっかくなので?私のコメント入りです。
市民ZOOネットワークメールニュース2025年3月号
スタッフより
▼スタッフより‥‥‥‥
こんにちは!学生スタッフの山田倫太郎です。
徐々に暖かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の住む関東では花粉が飛び始め、つらい日々がはじまったなと感じています。
さて、先日10年ぶりに奄美大島を訪れる機会がありました。
豊かな森に囲まれたこの島には、アマミノクロウサギやルリカケスといった固有種が生息しており、
2021年にはその生態系の価値が認められ世界自然遺産に登録されました。
特に印象的だったのは、アマミノクロウサギの生息状況の変化です。
かつては夜間に山中で運よく出会えればラッキーな存在でしたが、
今回は山の麓にも多く海辺にもフンが見られるほど個体数が増えていることを実感しました。
さらに、夜の森ではクロウサギだけでなく、その他の奄美の生き物たちの気配をより多く感じることができました。
環境省の調査によると、近年アマミノクロウサギをはじめとする固有種の個体数は増加傾向にあります
(調査結果:https://kyushu.env.go.jp/okinawa/awcc/pdf/20230601.pdf)。
その背景には、昨年正式にフイリマングースの根絶が宣言されたことが大きく影響しているようです。
奄美大島では長年にわたり、マングースバスターズ(https://x.gd/5mtsv)をはじめとする、
現地の活動家、環境省、研究者、島内外の関係者が協力し、駆除活動に加えて、固有種の保護や生態調査を進めてきました。
その結果、マングースの捕食圧がなくなり、クロウサギだけでなくルリカケスやアマミイシカワガエルといった在来種の
回復が進んでいます。
しかし、現在最も深刻な問題となっているのが、ノネコと野ヤギの影響です。
ノネコはマングースに代わる新たな捕食者として、クロウサギや小動物を捕食しており、生態系に与える影響が懸念されています。
一方、野ヤギは農作物への被害だけでなく、山の植生を大きく変えてしまうため、
長期的な生態系のバランスに影響を及ぼす可能性があります。
これらの問題に対処するため、現在も環境省や地元の関係者による捕獲・管理の取り組みが続けられています。
奄美大島に生息する希少種の域外保全など、動物園でも取り組みが進んでいます。
2024年からは複数の園館でアマミトゲネズミの一般公開展示が始まり、
より多くの人がこのおもしろい動物について知る機会が増えたと感じます。
こうした活動を見ると、改めて動物園が希少種保護に果たす役割の大きさを実感しますが、
その環境保護への貢献はあまり知られていません。
ここに記したようなポジティブな保全活動の成果を伝える場としても、動物園は重要な役割を果たせるのだと思います。
今後も、奄美大島の自然再生のような成功事例を広め、動物園などの保全機関を応援していきたいですね。
くまおコメント
生息数の増加を感覚で感じることができる体験は貴重ですね。
支援をしてもらうには危機的状況を伝えることが大切ですが
支援を続けてもらうにはたくさんの人たちの努力が実を結んでいることを
感じてもらうことがとても重要だと思っています
ノネコの問題はとても大変です。
ネコやイヌは人にとって1番身近な動物です。
そんなネコに特別な思いをもってしまうのは自然なことだと思います。
よく知らない動物の保全に協力してもらうことはとても難しいことです。
動物園・水族館という場所で、すこしでも知ってもらうこと
あわよくば、、特別な繋がりを感じてもらうことなどができれば
より良い方向にすすんでいくのではないかと思っています。
奄美大島の野生動物たち、ノネコたち
みんながより良い環境で暮らしていけますように。
▼エンリッチメント大賞2024最新情報‥‥‥‥
■「エンリッチメント大賞2024表彰式・受賞者講演会」
開催のご報告とYouTubeでのアーカイブ配信のご案内
前号でもご案内しましたが、2024年12月7日(土)に、東京大学・弥生講堂にて「エンリッチメント大賞2024表彰式・受賞者講演会」を開催しました。
配信準備作業が遅れておりたいへん申し訳ありません。講演会のようすはYouTubeでアーカイブ配信の予定となっております。
審査委員の本田公夫先生による基調講演のほか、各賞を受賞された皆さまによる受賞者講演の公開を予定しています。
当日お越しになれなかった方、もう一度講演を聞きたい方は、以下のURLをぜひチェックしてみてください。
★市民ZOOネットワークチャンネル★
https://www.youtube.com/channel/UClYn_MSOvm7q1vxkKt6dEqA
【主催】NPO法人 市民ZOOネットワーク エンリッチメント大賞2024表彰式・受賞者講演会 実行委員会
【後援】公益社団法人日本動物園水族館協会
【問い合わせ先】市民ZOOネットワーク
TEL:03-3395-8568 e-mail:info@zoo-net.org
くまおコメント
2025年度のエンリッチメント大賞に向けて絶賛準備中です。
今年のポスターは昨年受賞した上野のアイアイと
わんぱーくこうちのアナグマが登場予定です。
いろんなところに貼ってもらえますように、たくさん応募がきますように、
よろしくお願いいたします!
YouTube作業遅れております。
せっせと頑張ってくれているところですので、気長にお待ちください。
「エンリッチメント大賞、行きたいけど交通費・宿泊費が高くなりすぎていけない~!」
というふうに言われてしまうことがあります。本当におっしゃる通りだと思います。
そんな皆さまのためにYouTube作業頑張ってくれています。
そしてそして、そんな物価高の中、頑張ってヒアリングや授賞式開催しております。
2024から
「1名につき最低500円程度のご寄付にご協力ください」
と呼びかけさせていただいていました。
よろしくお願いいたします。↓↓↓↓↓
■エンリッチメント大賞へのご支援をお願いします
平素よりたくさんの皆さまからご支援の寄附をいただき、ありがとうございます。
今年度も引き続き“コロナ禍”の影響による制約があるなかでの運営となりましたが、
みなさまからのご支援のおかげで、無事に大賞を決定し、表彰式も開催することができました。
毎回のお願いですが、引き続き、来年度以降の開催へのご支援をよろしくお願いいたします。
今年度は目標金額を75万円に設定しておりますが、毎年なかなか満額には達成できず、苦しい運営が続いております。
動物たちのより良い暮らしをサポートするため、多くのお心添えをお待ちしています。
目標金額:毎年約75万円(募集、審査委員会開催、現地調査、表彰式&講演会)
お振込先:
【郵便振替口座】00110-1-56206 市民ZOOネットワーク
【ゆうちょ銀行】〇一九店、当座口座、0056206
(エンリッチメント大賞継続への寄付である旨ご記載をお願いします)
★★市民ZOOネットワークでは、環境エンリッチメントの試みを、市民が理解し、評価し、応援する社会づくりを目指し、
今後もエンリッチメント大賞を継続していきたいと考えています★★
▼市民ZOO・セミナー情報‥‥‥‥
くまおコメント
市民ZOO公式ではイベントのお知らせはありませんでした。
個人的なお知らせです
国内象牙市場閉鎖に関する請願署名キャンペーン
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花粉に負けず
3月の動物園を楽しみましょう(・ᴥ・)✨


