前回までのお話はこちら。
朝9時から始まった引越し作業。
気づけば新サロンへの搬入が終わったのは13時過ぎ。
「え、もうそんな時間!?」
体感では一瞬でした。
引越しチームの動きがとにかく早い。
養生を剥がす手際の良さ、壁を一切傷つけないプロの所作。
あれはもう職人芸です。
そして端末を持ったNさんが一言。
「では最終確認と、こちらにサインをお願いします」
作業前にもサイン。
作業後にもサイン。
しかもトラックの中まで一緒に確認。
…抜かりない。
プロ中のプロでした。
◆戦場に一人残ったわたし
本棚のためのスペース確保と荷解き。
ここまでが前回の終わり↑
この日のミッションはダンボールの駆逐。
しかし、巨大書棚の引っ越しがまだ完了していないため、それが入るルートを確保しなければならない。
・・・その前にご飯食べなくちゃ!!
そこでやっと、今日全く座っていなかった(ダンボールにものを詰めたりする作業以外で)ことに気づきます。
しゃがみこそすれ、
椅子に座って落ち着くことがなかった。
椅子に座った瞬間、体が沈み込んでいく感覚。
このまま椅子と一体してしまうのでは…?
この時点で
・足腰ガクガク
・空腹
・眠い
いや、ダメだ。
立て、私。
スゥーーー・・・
引越しの呼吸常中の訓練だ!(はい?)
◆脳内アニメ会議、開催
ちゃちゃっと昼を食べて、
開ける!開ける!空ける!
引越しを経験された方はお分かりでしょう。
ダンボールに何が入っているかを書いてあったとしても、
プチパニック状態。
前・上にあって、
今出したいものが入っているものほど
手の届かないところに置いてあったりするのを。
ダンボールごと移動して、発掘しての作業。
体勢的に屈んだりしゃがんだりが多くてきつい。
あぁ、寝たい。いっそこのままここに寝そべってしまいたい
(そんなスペースすら無いけれど)
箱庭療法のオブジェクトを並べる
巨大本棚を置くスペースをじっと見つめて
覚醒まで程遠かった頃の善逸のようだ。
※以降、ちょいちょい
筆者の嗜好です。ご容赦ください(笑)
途方に暮れて
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、
膝を両手でぐっとおさえながら
「立てぇーー!立つんじゃ!!」
重くなった腰を引き上げて立ち上がった私は、
「こい!里香!」
もうめちゃくちゃですわ
気分が上がればそれでよし。
脳内はKing Gnuやら
米津玄師やらかかりまくる(主にアニソン)
うおぉりゃぁーー!とダンボールを開けまくる
・・・けれど、ちんまり動きながら棚に書類を入れたり、
講座のテキストやセッションの道具などを丁寧に入れていくのでした。
テンションと現実のギャップがすごい。
◆柱、降臨。
そんな時、17時。
一本の電話が入る。
「これから向かいます!20分ほどで着きます!」
私は荷解きの手を止めて上着を引っ掴んで
急いで旧サロンへ向かうと…
もう、いる。
トラックの前に立つ屈強な男たち。
なにやら物騒屈強なアニキ達がいるじゃぁないですか。
いや、これはもう・・・柱の風格。
しかも4人。
本棚を除きすっかりがらんとなった
セミナールームに引越ニキ達がやってきて
巨大本棚を前に、
テキパキと指示を出したり本棚を紐で括ったり。
まぁ手際の良さったら!
「窓、外さないと出ないよ。外れる?」
案外サクッと外れた。よかった!!
「おっしゃー!いくよー!」

外に2人待機、上にいる2人が
あのデカくで重い本棚を下ろす。
え?なに?それ片手で支えられちゃうの!?
なんだろう・・・この人たちは・・・
そうか・・・・・柱だ。
引越しの呼吸の柱だ。
ここにいるのは宇髄天元と悲鳴嶼行冥に違いない
(全然違います。普通のオジ・・・いえ、お兄さんです)
私は部屋の鍵を開けて、そして閉めた。
「はい、じゃぁこれから向かうんで!」
うぉいまてぃ!
10分かかった?
というくらい超特急に作業が済んでしまった。

力技もさることながら
本当にこの人たちは息がピッタリだし、
この仕事のプロフェッショナルなのだ。
この時期引越しの数が多くて
時間が取れないと午前中に聞いていたので、
きっと日中に幾つかの引越しをこなしてから
おそらく今日の最後の仕事がこれなのだと思う。
へたすると、残業みたいなものだ。
それでも明るく「職員が続々と集まっています!」って
電話をくれて
やる気満々で来てくれて、ちゃっちゃと作業して。
しかもめっちゃ笑顔がいい!
対応が迅速でかつ、
ちゃんとこちらを配慮してくれていて
仕事きっちり。
いやぁ本当に最高じゃないの。
完璧です。
◆そして我が家へ
鍵を閉めてまたしても早歩きで家に戻る。
大通りは若干混雑気味だったため
車が到着するよりもずっと早くに戻れた。
さぁ、階段から持って上がれるのか?
いやいや、やはり窓からですよね・・・
2階の窓から新サロンのスペースまでとりあえず片す。
ごちゃごちゃになっているので正直引越し屋さんに見られるの超はずかしいのだけれども!しのごの言ってられない。
2階から本棚がバルコニー上がった時、
向きをどうしていくのかがちょっと難しい
「どうやって入れる?向き変えるよ!せーの!」
指示が飛ぶ。
もう、動画撮っておけばよかった!
いったん本棚の下をベランダの淵に立てるような形になって。
高さ170センチ幅120センチの物体(白い本棚)がベランダの手すりに立ってる。
なので真っ暗なところに白い物体が浮いて見えて(笑)
引越しニキ達の屈強な腕力で
いとも簡単に(片手で)持ち上がって(いたように見えた)
窓からリビングへ、
そして新サロンの部屋へと
あっという間に設置されていくのでした。

息上がってませんね。ぜんぜん余裕です。
さすが柱! こんなのはちょちょいのちょいなのでしょうか。
鬼を退治し終えた煉獄さんのように爽やかじゃぁないですか。

(無限列車編のカットより)
「煉獄のアニキーー!」
(↑最も心配していた本棚が無事に設置できたせいで安心して脳が浮かれてた)
そして支払い手続きで端末にサインをして
領収証発行して(端末決済)終了!
颯のように現れて、あっという間に仕事してささっと去っていく。嵐のようでありながら、仕事きっちり丁寧に。
さわやかな笑顔で去っていくのでした。
◆ここからは、時間外労働です
さて、この後は怒涛のダンボール駆逐と
棚に入れたり押し入れにしまったりという地味ながら
私にしかできない作業が続く。
「ここからは、時間外労働です」
深夜になっても暖房をつけずに作業ができて
午前1時になる頃には、とりあえずセッションができるレイアウトまで片付けることができたのでした。
ちょっとまってね、
11月26日午前9時に引越し作業がはじまって、
いま・・・27日の午前1時!
振り返れば一体どの程度の時間
座ることができたのだろう・・・
感慨深く1日を振り返りながら
最終的には四つん這いにならないと
階段が上がれないほど力尽きて。
でも疲れすぎて眠れなかったというオチ付き。
翌日から数日間、
全身筋肉痛でロボットのような動きになったのは
言うまでもなく。
まぁ、リビングとか他の部屋はごちゃごちゃ
年内を目処にぼちぼち片付けつつ・・・
(12月に入って新調したダイニングテーブルが届いてまた掃除が進み、そんなこんなで少しずつ)
まぁ無事に終わってよかった。
ということで、引越しの呼吸のお話はこれにて。
最後までお読みいただき
ありがとうございました^^
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