6月7〜9日二泊三日の知床弾丸旅行。
大きな目的は
北海道では絶滅が危惧されている「シマフクロウ」の撮影と
「シャチ」を見る。
しかし、そこには必ず
エゾシカがいるだろうし、ヒグマに会えたらラッキー!
そうそうキタキツネもいるかな?
アラスカ、北極圏以来の野生動物を感じる旅。
ワクワクしないはずがありません。
朝一番の便で女満別空港へ向かうのでした
メディスンアニマル達
森羅万象の精霊がどんな奇跡を見せてくれるのか?
「ミーシャさんが行くからシャチ見れるよ!」
という声に
変なプレッシャーを感じつつ(笑)
前日の大雨による欠航が影響して
出発が1時間近く遅れるという・・・
果たして大丈夫なんでしょうか?
搭乗口までバス移動。途中でポケモンジェットを見かけた!
北方民族博物館
私はその土地に初めて降り立つなら
まずそこの文化、歴史に触れたい。
そしてどこに敬意を払うべきかを考えたい。
その土地の大自然、精霊達、御霊に失礼のないように。
なので最初に向かったのが
網走の「北方民族博物館」だったのは
ありがたい。
ここに展示されているものは
北方民族というだけあって、
アイヌだけの博物館ではない。
アラスカに行った時思ったのが
アラスカ、カナダ北部、グリーンランド、北欧、シベリア周辺、北海道ってほぼ同じような文化圏。
暮らし方がよく似ているだけでなく、
シャーマニズム的にも非常によく似ている。
北海道の時代の流れは、
本州のもとのは少々異なる。
そこにはオホーツク文化や擦文時代という
私が学校で勉強したことのない言葉が並ぶ。
土器や食料の内容だって違う
(入口にはアイヌ衣装が置かれていて撮影もできる。
時間がなかったので撮影はしなかった^^;)
アザラシやサケを狩って、時には生で食べたり
(凍らせて食べるルイベは有名)
皮や内臓を洋服にしたりというのは北方の民族ならでは。
手前にあるのは鮭の皮で作ったブーツ!
熊送りは北方民族の儀式
ここに来ると、クマがどれほど崇められて
畏れられていたのかもわかる。
北極の村に行った際には
ホッキョククマがたくさんいて
大切にされていたし畏れられていた
「熊送りの儀式」については
アイヌだけのものだと思っていたが
オホーツク文化を持つ
シベリア周辺〜北欧にかけてある
数十の部族で行われていたと知って驚いた。
そう、国は関係ない。
元々国というシステムではない時代の
部族社会の時代を考えたら
遠いようで実は結構近い
北極海を中心とした文化圏
グリーンランド、北欧、シベリア、北海道、アラスカ。
多少言語が違っても、『精神世界』はよく似ている。
熊送りはその一つの特徴だと言える。
クマについてのコーナーにはたくさんの
熊の置物があって
とても大事に崇められていたのかがわかる。
食べ物に関してはアザラシの置物にお祈りしていたのだろうか。
アザラシの置物もあった。
本州ならかつてはオオカミが神のように崇められて
食べ物に関しては稲作ならば米だが
山岳地帯であればイノシシやシカが祀られた。
ところ変われば形は違うが
精神世界の基本構造はだいたい同じなのだと思う。
ここの展示品を見て
その時代の生活に触れて見ると
どれも「懐かしい感覚」になる。
以前、DNAを検査してもらう機関で
自分のDNAのルーツも辿れるセットを申し込んだ時
私のDNAは『シベリアを通り、オホーツク海を経て南下してきた』ものだと。
(日本人の結構な割合そうだと思うけど^^;)
日本海を渡ってきたのでも
南洋から北上してきたのでもない。
ネイティブアメリカンを経て、
アラスカ先住民、シベリア、
そしてサミ(フィンランドの先住民)の
文化にも触れる機会が増えたり
シャーマンと交流する機会もあったりと
私がネイティブ・アメリカンのシャーマニズムに触れて以降、北方シャーマニズムに寄っていったのは
自分の血(遺伝子?)が親しみやすいからなのだと改めて実感。
多分そう。そういうことにしておく。
北方シャーマニズム
精神世界コーナーの中央に聳え立つ
トーテムポールは
アラスカの先住民トリンギットのもの
これはアラスカで最初に寄った博物館でもたくさんあって
レッドシダーで作られていて見事だった。
動物の精霊が掘られている
主にワタリガラス、イーグル、クマ、鮭、シャチ、
それに太陽など。神話に基づくストーリーが彫られていることもある。
口琴! 私は左側のによく似たサハ口琴を使っている
こちらは北海道やサハリンアイヌの口琴
竹製でムックリと言われるもの
弦楽器や打楽器
アイヌの弦楽器トンコリが後ろに並んでいる
北方に限らず、儀式に「音」「声」は必須
というか、そういうものから祈りが生まれてくる
とりわけシャーマニズムはトランスになって
ドラムを叩いてチャントを唱えて
また音が人々をトランスに導く
貴重な映像も見ることができた。
この博物館はオホーツク文化の民族の生活を撮った貴重な映像が見られるのもありがたい。
お祭り、フェスとかライブも
ルーツを辿れば
音を鳴らして声を出してトランスになって行う
部族の儀式、癒しや祈りや
通過儀礼的なものから派生している
精神世界コーナーの最後にあったシャーマンの服装
持っているドラムはシベリアンシャーマンドラム
手前にはバチが置かれていた。
長い歴史の中で迫害されたりして激減したものの
かつてのものとは大きく変わってはいない。
癒し、祝福、予言・預言、儀式、
ドラムもバチも私が普段使っているものと同じ形。
服装は現代ともなれば革の服などは滅多に着ないが
シベリアでは今でも顔をフリンジで隠すスタイルで
行われている。
ここに置かれている人形は
かつてのシャーマンの姿だが
今でもこれに近い姿でやっている人たちはいる。
悲しいかな、観光客向けにそういう格好して
儀式をしている人たちもいる現実もある。
まぁそれはアメリカも同じなのだけどね。
いろいろ考えさせられる・・・。
シャーマンとは肩書ではなく
生き様・あり方で、
服装を真似してそれっぽい祈祷をしたところで
大自然は応えてはくれない。
しかしこの時代
観光客向けにビジネスシャーマンがいることも確かで。
複雑な思いが込み上げた。
大自然が応えてくれないシャーマンはシャーマンじゃない。
それにしてもいいものを学ばせてもらった
北方シャーマニズムを
各地の代表的な部族の物を
一堂にかいして紹介しているところは
唯一と言えるかも。
祈りと尊敬の念を持って
見させてもらった
素晴らしい空間に
改めて背筋を正して
展示を見て、解説を読んだ。
素晴らしかった。
気づいて、学んで
すごいものを吸収してきたと思う
さてさて、時間はあるようで無い
なにしろ北海道は広いので
移動距離数十キロ。
網走から一路、知床峠方面へと行かねばならない
途中、道の駅でお昼を食べながら
お菓子とか購入しつつ
ご当地ものがいろいろあって
ついつい足を止めて見てしまう!
知床峠に向かう手前で
有名な滝「オシンコシンの滝」があるよ。
ひとまずそこまで向かうべし!
北海道はでっかいどー!
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