『宗教概論』って言ったら、様々な人々の生き方の問題を取り扱ったり、宗教とは何かに付いて論じたり、宗教的生き方の意味を研究したりします。
私は多種多様な宗教(とか生き様)をいろんな角度から見るのが好きなので、生き方(哲学)と結びつく見方と同時にデータを尊重する客観的見方もしています。
学問的に宗教を見た時には個人的信仰をいっさい介入さないというのが特長です(私の場合)
もともと哲学的(ニーチェ好き)な方面の人間なので、信仰に左右されずに宗教と人のあり方を論じるタイプです。
だから神学とか宗教学っていうのもけっこう好き。 好きだけど実際やると眠くなるのも確か。
やっぱどっちかというと行動派の方が向いているのかな。
例えば、私達のいるこの日本では、明治政府によって『国の指導に沿う理念をもった宗派の教えの事』を宗教と呼びました。なので、政治が人(国民)を管理する為にあったもので、国家的管理体制によるものでした。
したがって、キリスト教や一部の仏教は排除されていきました。
戦後の法改正によって現在では個人の権利と自由の保証により、宗教とは『内省的なもの』となっています。
しかし、そもそも「religion」を宗教と訳す事が実はあまり正しく無いという話。
文化背景が違うのでどうしょうもないのですが、宗教とは日本語では宗(特別な立場や理念)を教えるという意味です。
ヨーロッパでは、Re(再び)ligare(結ぶ)=再結合=再び神と向き合う=回心するという意味。
全く違うんですね。
ローマ帝国時代の法治国家においてラテン語で法を作り、その中において「人間は真実を求め、人生を見直して整理し、浄化していくものである」という哲学から、後にキリスト教が奉仕を通して実践的に人生を整理したりしていくという姿勢がローマ帝国に受け入れられていったという歴史が在ります。
人間らしく生きるローマ哲学に合ったんですね。 もちろんそうなるまでに実に多くの人達が虐殺されて行ったのは確かです。
よって、欧米における宗教というのは『秩序を取り戻す』という意味からきています。
こういった事も欧米と日本との宗教観の違いに繋がるんだと思います。
『宗教学概論』になってくると、
世界の多様な宗教を主観無しに平等に見ていく「比較宗教学」をはじめ、
「宗教哲学」、「宗教心理学」、「宗教人類学(民族学)」、「宗教民俗学」、「宗教史」など。
学問的に宗教を研究するものなので、信仰と結びつく物もあれば、信仰を必要としない物もあります。
また近代はニューエイジとか新宗教とかあったりしますから、それがどこから来てとか、その理念とか、何を利用しているのかとかを研究されています。
6時間ですから、個々をくわしくっていう分けにはいきませんけど、スピリチュアルケアにおいてお相手させていただく患者様はいろいろな宗教の方々いるかもしれませんし、無宗教であっても信仰心のようなものを持っている方もいるわけです。特に日本人にはこれが多いかと思います。
比較宗教学ではゾロアスター教→ユダヤ教→キリスト教→イスラム教とシーク教→ヒンドゥー教→ジャイナ教→仏教と見ていきます。
比較宗教学は、宗教人類学や宗教史、民俗学なども関係してくるので、ちゃんとやったらけっこう面白いんだろうなぁって思ってます。
といった感じで今日のカリキュラムはめちゃくちゃ難しけど面白かったです。
そして何より面白かったのは・・・講師の『阿部仲麻呂』先生ですっ!!!
ということで次に続く・・・
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