4月になり新年度がスタートして

新卒の新入社員が入社した、

という企業も多いかと思います。


自分は新卒で社会に出てちょうど20年。

去年11月キャリア採用で今の会社に入社。

ほんと20年ってあっという間です。


新卒入社の初々しい新社会人が

研修で色々と学んでいく姿を眺めて

「20年前は自分もあんな感じで

何も分からないピュアな新社会人で

初々しかったんだろうなー」と思い、

目の前にいる新社会人の皆さんを

温かい目で見守りたいところですが、、、

 

4月始めの新入社員研修、

新卒だけじゃなくて去年入社の

中途採用社員も対象ということで、

まさかの新入社員研修へ参加。

 

新卒社員に紛れる42歳。


グループ全体の新入社員研修で、

若い子だと高卒入社とかもいる。

24歳差。もはや親子。


18歳の子が生まれる前から社会人。

最後の就職氷河期世代。


社会人としてサブプライムローン問題とか

リーマンショックも目の当たりにしてきた。

理不尽なクレームだって対応してきた。

ブログには絶対に書けないけど、

ニュースになったようなことも

仕事として目の当たりにしてきた。

 

初々しさゼロ。

 

社会の荒波に揉まれすぎて

鳴門鯛くらい疲労骨折してる。



新入社員研修もバリエーションがある中で、

新卒向けだけでない研修のひとつだから

他に同じような中途採用入社も沢山いて、

みんなが新卒で若いわけではないけど、

たぶんチームでやる活動とかで

新卒の子もいるんだろうなーと思うと

おじさんとっても気が重いです笑


そんなこんなで2日間の研修でした。

新卒よりも中途採用が多いかな?

ぐらいな感じだったので、

割とおじさんもいて少し安心です笑


初日は関連施設を巡るバスツアー。

2日目は午前中に座学、午後は首里城へ。

首里城復興に創業者が繋がりがあるので
今回の研修メニューに首里城見学。



↑訪れたのはたまたま4月4日。
1879年の4月4日、琉球藩を廃止して
沖縄縣を置くと布告された日です。
最後の琉球国王である尚泰王は
この琉球処分により王位がなくなり、
首里城を追われて東京へ移ります。
約450年に渡って続いた琉球は崩壊し、
首里城も明け渡され、沖縄県となります。



首里城はウォーキングイベントで
周辺は何度も歩いているけど、
正殿などがある有料エリアなどは
13年前くらいに一度行っただけ。
沖縄県民でもそんな行くことないので、
今回が初めてって人も多かったです。

この日は観光客も少なくて良かった。
修学旅行もない時期だから団体も少なく、
新年度始めだから休暇の人も少ないだろうし、
結構狙い目の時期だと思いました。



天気良すぎてめっちゃ色が映えてる。

「守禮之邦」には「礼節を重んじる国」
というような意味がありますが、
「礼」には儒教の教えも含まれ、
儒教の教えを守るという意味もあるそう。


今回、ガイド付きの1時間ほどのツアー。
これが結構良かったです。
ガイド無しとでは理解度が全然違う。
観光客がスルーしちゃうところとかにも
実は見どころがあったりするし。



ガイド無しじゃこんなとこ見ないでしょ?
軒丸瓦の模様、全部同じじゃないんです。
牡丹の花なんだけど向きが違ってて、
横向きもあれば正面もあったり。

この門の前って定番撮影スポットだから
次から次へと観光客が撮影を始めるから
邪魔にならないようにササッと通り過ぎ、
あまりゆっくり見たことがなかった。
ガイドさんの説明が無かったら
軒丸瓦の模様なんて気づかなかったなー。



瑞泉門へ上がる階段。
この右に「龍樋」という泉があるけど、
そこも気づかずスルーされがち。
龍の口から水が出ているんだけど、
この龍頭は1523年に中国から持ち帰られ、
復元ではなく当時のものだそうです。


2019年10月31日の火災で焼失した正殿。
現在、「みせる復興」が進められており、
2026年には完成予定です。


これは屋根の上に乗っていた龍。

この龍も新しい物が完成して、
ちょうど屋根に乗せているところでした。



ちょうど作業員の方がいる近く、
新しい龍が乗っています。
複数パーツに分かれているものを
組み合わせていくそうです。



軒下では弁柄漆を塗っているところでした。
この弁柄、最新の研究によって
名護市久志の弁柄であることが分かったそう。
水中の鉄バクテリア由来の顔料で、
今回の復元ではこの久志間切弁柄を使用。
平成の復元で使われた弁柄よりも
赤みが落ち着いて茶色に近い色味です。
以前より少し落ち着いた赤の首里城になるか?
というところも復元後に気になるところ。

さて、首里城は歴史上で何度も焼失しており、
時代によってもその見た目が異なることから
復元の際にはどの時期に合わせるか、
というのが議論されることになります。

正殿前の龍柱も向かい合わせか正面向きか、
というのが議論されています。

「平成の復元」と「令和の復元」では
異なる箇所がいくつかあるそうです。
近年の研究、文献や写真の解析などで、
新たな事実が分かってきたことなどもあり、
それらが令和の復元に反映されています。



正殿の軒丸瓦の牡丹の花の向きも
前は横向きだったけど今回は正面向き。

ちなみに首里城の屋根の瓦は
元々は赤瓦ではなかったそうです。
黒い瓦は高温で焼く必要があって
たくさんの薪を必要としていたけど、
人口が増えて薪の需要が高まったため、
薪を減らして低温で焼ける赤瓦へと
変わった経緯があるといわれています。



ちょうど軒下で漆を塗る作業中です。

多くの職人さんが県外から訪れていて、
少し前までは県外の宮大工さんが作業をし、
今は県内の大工さんが作業中。
県外の宮大工さんの半分くらいは
20代など若い世代の方だったようで、
宮大工の伝統の技術が若い世代へと
受け継がれる場にもなっているようです。




こちらは2階部分。まだ壁が黒いです。

これから弁柄が塗られて赤くなっていきます。


こうして過程が見られるのも今だけ。

今年の5月末頃〜6月上旬には

この作業用の建物も解体が始まるそうで、

屋根を間近に見られるのも今だけ。

もうすぐ下からしか見れなくなりますので、

まだ復興現場を見ていない方で

5月までに行けそうな方はチャンスです。




左は戦後の復元。右は元々の遺構の石畳。
第二次世界大戦で多くが焼失したけど、
石は元のものが残っている場所もあり、
こうして元々の残っている遺構が
世界遺産登録に重要な部分になっています。

踏むことができる世界遺産なので、
足元にも注目しながら歩いてみると
より楽しめるかと思います。



城壁も下が遺構石積で上が復元。
こうした遺構が世界遺産に認められています。
復元は線が直線的でぴったり組まれていて、
遺構は真っ直ぐでないので隙間も大きめ。


見学の後はグループ活動で、
フォトロゲイニングという競技。
首里城内外にあるスポットを
チームで探して撮影してポイントを稼ぎ、
そのポイント合計で競うものです。
スポットごとに配点が異なっていて、
時間かけて遠くの高得点スポットを狙うか、
効率よく近場で数を積み重ねるか、
など制限時間内でどうポイントを取るか、
チームで戦略を考える必要があります。

制限時間をオーバーすると減点があり、
ハイリスクハイリターンで
遠くの高得点スポットを狙うか?
リスク回避でローリターンを積み重ねるか?

コースを考える人、時間配分を考える人、
声掛けで雰囲気を作る人、などなど
自然と個々の特性で役割が分かれて
ちゃんとチームになってくるの面白い。
チームでの仕事もそうですよね。



これはハート石。

こんな感じでスポットを探して撮影し、

そのスポットごとに定められた配点が

獲得点数として加算されていきます。


久慶門近くにあるので首里城に行った際には

ぜひハート石も探してはいかがでしょうか。



ちなみにフォトロゲイニング競技結果、

2位以下に大きく差をつけて優勝でしたにっこり

チームのみんなにも感謝です。


社員研修、しっかり充実の2日間でした。



週明け月曜は会社で新入社員歓迎会。

美味しいビールを楽しく飲んでたら

「めっちゃ飲んでますよね??!」

「飲むの好きなんですか???」って、

思いっきり酒好きなのバレた。

隠してたつもりが隠せてなかった。

お酒好きに見えてるらしい笑

その辺も遠慮なく楽しんでいるから

やっぱり初々しさゼロ。


まぁ、そのままの自分でいられる、
ありのままでいられる環境ってことで?!