"このあたりのものでござる"
着物アテンダント 梅木 あゆみです。
先週の連休を
"pleasure" と題して振り返っていきます。
連休初日、人生初、狂言を観劇をしてきました。
公演前夜に、完売していたチケットが急遽入手できたうえに、S席という幸運
一度は間近で観てみたかった、野村万作さん、萬斎さん。
4年前に観劇するチャンスを逃して以来、ずっと気に留めてたので念願叶ってのこの日でした。
大抵の話しは
「このあたりのものでござる」
と、いうセリフから始まるのが定番だそう。
そのままの意味で、
このあたりの人です、このあたりに住んでますよみたいな感じですね
どこの場所でやってもこのセリフから始まることで
"あなたと私は違いはありません"
"私はあなたの鏡です"
という宣言をしているとか。
時代、身分に関係なく、
誰にでも起きそうな、あるある話で笑えてしまう
それが狂言ですよ
というような
萬斎さんの解説からスタート。
初めての狂言観賞には
解りやすくぴったりの解説
萬斎さん、解説中でも姿勢がまっすぐ
所作も美しい。
それだけで来て良かったなぁと思えるほど(笑)
人間国宝✨の万作さんは
本当に素晴らしくて
一般的には高齢といわる年齢の万作さん
それを忘れてしまうほどの
ユーモアな演技、しなやかな動き、
驚くほどの声の伸び
特別なセットや照明、効果音もなく
セリフと唄だけで表現するシンプルな舞台だけに
積み重ねてきた技、
静かだけど熱い情熱を感じて
ぐっと心を持っていかれ
あまりのカッコ良さに
狂言の虜になって帰ってきました。
秋には名古屋の能楽堂での公演もあるようで
今から
行こうか行くまいか悩みはじめています。

