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『カムカムエヴリバディ』2周目を見ての感想です
(再放送が済んでいるところ以降のネタバレはしてません)
ひなたの幼少期までが『るい編』で、第71話から川栄李奈さんの『ひなた編』が始まるんですね
新津ちせちゃんのひなたがもう面白くてかわいくて
第63話から第70話までのたった2週足らずだったけど、カムカムエヴリバディという物語の中でもものすごく大きな役割を果たす8話だったし、私の中では一番好きな期間だったと言えるぐらいです
1周目の時は錠一郎が働かないことに対して疑問に思ったりもしましたが、一旦完結まで見るとまた違って見えてくるものですね。
聞き逃していた台詞があったり、2周目で初めて気づいたことや思い出したことがあったり、、
裕福ではないけど、ひなたは間違いなく「しあわせな子ども」で、錠一郎とるいがどれだけひなたを愛して、大事に育てているかが何気ないシーンからでも伝わってきました。
本当に深津絵里さんの「母の顔」が素晴らしくて✨
錠一郎が優しいから叱る役割はるいなんだけど、叱っててもひなたが愛おしくて仕方なくて「もう、しゃーないなぁ」って感じの絶妙な表情。
ガラス瓶が割れて怪我をしたというのを聞いて自分の過去を思い出し、なんでもなくて「よかった、、顔にケガしてたらどうしよう思た」とひなたを抱きしめた時の安堵の声。
珍しく錠一郎に本気で怒られて飛び出したひなたを迎えに行き、深刻になるんじゃなくて
「暗闇でしか見えぬものがある、、。お母ちゃん、見参」と黍之丞の真似で現れる場面も最高でした
「ごめんなさい、ひどいこと言って」と落ち込むひなたに「ええんや。子どもは子どもで、いろんなこと抱えてるもんや。そやろ?」と励まするい。自分の子育て反省したよね、、
深津絵里さんのすごさは、母親の顔だけじゃなくて、寂しげな「お母さんを求める娘の顔」も含んでいるところ。
あんな別れ方をした傷と、安子とつつましく暮らしていた小さい頃の幸せな記憶、両方を抱いてきたるいの複雑さを表現できたのは深津さんしかいないって思う。
錠一郎とるいの「ひなたの道を歩いてほしい」という願いを込めて名付けられたひなたは、天真爛漫でまるで彼女自身がおひさまみたいな子どもに
友だちと百恵ちゃんやキャンディーズを歌ったり、連載中の『ガラスの仮面』が楽しみだったり、ドリフやサザエさんを家族で見たり、、昭和の同世代の人にはエモい日常風景だったんじゃないかな
『およげたいやきくん』が流行って回転焼きの売り上げが落ちたり、時代劇ブームで映画村ができたのもうまく話に取り入れてますよね
ラジオ英会話、野球、あんこ、ジャズ、時代劇とたくさんの要素が入ったドラマなんだけど、どれも無理やり感がなくて物語に欠かせない役割をしてて、本当によくできてるなぁと改めて思います。
ひなたは映画村で出会った外国人の男の子に一目ぼれして英会話に興味を持ちますが、せっかく聴き始めたラジオ英語会話は1週間で脱落してしまいました。
テキストの存在も忘れかけた頃にあの男の子がお店にやってきたけれど、ラジオで習って夢の中では話せていたフレーズ
「Why don't you come over to my place?」
が全く出てきませんでした
男の子と一言も話せないまま彼はアメリカに帰ってしまい、激しく後悔するひなた。
もし今このドラマを初見の方がいらっしゃったら、この第69〜70話のエピソード、覚えていてください