アラ還独女フルタイム勤務のあたし。
うちの会社の服務規程は、かなりゆるめ。
ダメージジーンズ、スニーカー、派手な髪色がNGなくらいで、
靴もクロックスまではOKや。
ちなみに、
あたしは
左足首腓骨骨折の後遺症で
足がすぐ浮腫んで痛くなるから、
特別にスリッパを履かせてもろてる。
で。
髪の毛なんやけど。
カラーを入れてるのは、あたしと還暦女子だけ。
あとは全員、黒髪。
しかも、ツヤツヤの漆黒美髪。
縮毛矯正がなかったら
人生詰むレベルのくせ毛民からしたら、
「何もしてへんのに、その髪の毛、何なん?」
と、嫉妬しかない。
特に梅雨。
縮毛矯正をかけたうえで、
ある程度の長さと重みがないと、
うねりが暴れ出す。
それくらい破壊力のあるくせ毛や。
やねんけど。
毎年6月になると発症する病がある。
その名も、
『髪の毛、切りたい病』。
朝、鏡を見ては、
「切りたい」。
昼休みに鏡を見ては、
「切りたい」。
夜、お風呂上がりに鏡を見ても、
「切りたい」。
せやけど毎年、
担当美容師さんに
「お手入れ大変になりますよ」
と、なだめられ、
「そうですよね……」
と我に返る。
そして夏が終わる。
ところが今年は違う。
美容師さんの制止を振り切ってでも切りたい。
なんなら、
切ったあとも
自分で上手く収められる気がしてる。
根拠はない。
経験もない。
実績もない。
あるのは、
『今年のあたしなら出来る』という、
謎の自信だけや。
これくらいの長さにしたい。
↓
なお、
この自信が
梅雨の湿気に勝てるかどうかは不明である。
By 水野美加
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