今回は先週に引き続きまた本のことです(^_^ゞ

どうも日曜日だったので出勤の要請はなったので普通の休日になりました
買い物行きたいので、昼から出る予定ですが、交通網がどうなってるやら(^^;
何か参考になるようなことがあれば、その事もアップしたいと思います!
今回紹介するのは、前回紹介した磯田道史氏の本で紹介してた話のものです


無私の日本人
この中には短編が3作納められています
表題の話はなく、表題は3編を表したものって感じでしょうか⁉
表紙にあるようにその1編は映画殿、利息でござる!という映画になりました
映画は観ていないので、そちらに関しては述べることは出来ませんが、映画になった穀田屋十三郎って話は感心と感動せずには読めない作品でした!
仙台藩(伊達家)の話で、宿場町が貧困に喘いで、藩にお金を貸して利息を取ったという話です
これが実話だって言うから驚きです!(゜ロ゜)
そしてそれを考えた人が自分の利益のためでなく、住んでる村の行く末を案じて行った行動だからなお驚きです‼
まさに私利私欲でなく、他者のため
それも死を掛けて行われたのですから
そんな日本人が実際居た!
それも武士や有名人でなく、一般人に居た!というのが日本の凄さなのかもしれません
それを気づかされ、教えられる話だと思います!
むしろ現代の政治家に読んで欲しいような本です
中根東里
儒者にして、詩人
その詩の才能はこの国屈指といわれるほどの腕前なのに、ほとんど作品が残っていないそうです
残っていない訳も、作品のなかに描かれています
この人はとにかく学ぶことが好きだった方
ただそれを飯の種にしたくなく、それを飯の種にしてたら十分食べれたろうにそれをしなかったというある種の変人ととらえられると思います
それでもちろん苦労するのですが、それでも人に優しい
磯田氏の話の中には、その時代の風俗や出来事なども描かれています
この話のなかで驚いたのが、江戸時代にも幼児虐待はあったということ!(゜ロ゜)
何も現代だけのことでなかったんです!
子供の死傷率の高い時代でもそんなことがあったのに驚きでした
その子供の死傷率の高さを感じるのは次の話にも出てきます
東里という人は、いろいろ体験・学習した結果、自分を無にするという思想に行き着きます
自分を無にしてごらんなさい。我は彼になり、彼もまた我になるというように、気もちの垣根をとっぱらってしまえば、自分の物でないものはなくなりますよと
これはもう悟りに近い( ̄▽ ̄;)
そこで友人がこう言います
「それはそうですが、聖人でもないと、そんな考えかたはできませんよ」と
すると東里はこう言います
なにも、はじめから、聖人だけにかぎることはない。わたしたちも勉めるべきではないでしょうか。みな、それぞれ、できるところで、心のなかの美しい玉をみがけばいい。玉には大きい小さいがあって、聖人のように大きな玉は磨けないかもしれないが、小さい玉でも磨けば美しく光る。そういう玉を、心のなに磨いていく。それが人の生きるつとめではないかと思っているのですと
だから最後には小さな村で、そういうことを伝えるため人を教えていったのだと思いました
大田垣蓮月
これは前回書いた話になります
その小説版というとこでしょうか
前回触りを書きましたが、詳細が書かれたものを読んで、また違う感動を受ける話でした
出生も藤堂家の家臣のご落胤という出自で、絶世の美人それになんでも出来るという人物なのになかなか幸せになれない
でもやはり気持ちは優しい人なんです
この人の話も涙無くしては読めないとこがあります
でもただ可哀想って話ではないです
この方はいつしか自他平等という考え方に行き着きます
そして書状にも自他平等の修行と書いていたそうです
それはそもそも自分というものに、こだわるから、そんな小さなことに悩み苦しむのではないか、と考えはじめた。自分などは、とるに足らない小さなものだ。自分の名誉を護るなどという心を一切ふり捨てて生きれば、つまらないことで苦しまなくてすむのではないか。そもそも、自分の心身は人にいわれて腹を立てるほど、きれいなものでもない。むしろ、穢れている。もし、世の中が清らかであったなら、とても暮らしていけないであろう。と
つまるところ、心に自分と他人の差別をなくする修行を生涯つづけることではないかと思われたため自他平等の修行となったそうです
これも先の話に通じるものである気がします
この話の中に出てくる人たちは親切な人が多いです
磯田氏があとがきにもこんなことを書かれててます
地球上のどこよりも、落とした財布がきちんと戻ってくるこの国。ほんの小さなことのように思えるが、こういうことはGDPよりも、なによりも大切なことではないかと思う。と
そういうことを描きたい、伝えたいがため、小説を書かれてているようです
それによって昔は貧しくて不幸だった、というのは違うと知ることが出来ます
戦争からこっちは物質的幸福が幸せと感じるように教えてこられたように思いますが、果たしてそれだけなのかと⁉
もちろんお金があるに越したことはありませんが、死んでまではお金は持っていけない(笑)
そういうことも考えさせられる作品たちです
僕はいっぱい本を買うものだから、買った本は一回読むのがせいぜいなのですが、これはまた読んでいきたいと思える本でした♪
本を買い漁るのは、こういう本と出会うためなのかもしれません
長くなりましたがあと一冊

芸術新潮 天皇と美術
たま~に買う芸術新潮です(笑)
今回の特集は天皇と美術
天皇が行ったことにスポットが当たることは多いですが、美術面から捉えたものは少ないと思います
特集とは別にマカロニほうれん荘という一世を風靡した漫画の原画展の記事もありました
それをライバルであった江口寿史が語るという
残念ながら原画展は終了していますが、50年ほど昔の作品なのに大盛況だったそうです
気になった方は、文庫本が出ているので読んでみてください
今読んでも切れ味のいいギャグだと思います!
今回も長々となりましたが、最後まで読んで頂いた方ありがとうございました(..)
本のよさが少しでも伝わっていれば幸いですf(^ー^;
では、またぁ~(* ´ ▽ ` *)ノ