TSUTAYAに用があり、行ってきました。
前回 売り切れで食べられなかった
これ
少しずつソースをかけながら、「うん、美味しい」と思って食べてると
「スポイトで水をあげれば良かったんだ…」
白子の最後になってしまった朝の事が鮮明によみがえります…
あの日の前日、白子を病院から連れて帰る時、先生にお水は飲ませたほうが良いか聞くと
「誤飲してしまうといけないので伏せの状態が保てるようなら あげて下さい」と言われ
一晩中ハッハッハッハッと荒い息で目を閉じる事もなく眠れないでいる白子の隣に布団を敷き
時々寝返りをさせて…
前日は私も一睡もできず、手術当日まで元気にしていた白子が「どうして こんな姿になってしまったんだろう…」と泣き
「この子の命が後一年あるとして、悪くなっていくのを見ていくより、痙攣の原因を取り除いて希望ある一年にした方が良いと思います」
その時の先生の顔もはっきり覚えている
手術一週間後にプーケットから帰ってきた院長先生に
「後 半年と思って下さい」と言われた時の顔も
はっきり覚えている…
こんな姿になってしまったけど、10日間もよく耐えて…生きて帰ってきてくれて本当に良かった…白子頑張ってくれてありがとうって…
10月だったけど、半年後
白子をカートに乗せてお花見しているのを想像して…
あんな息使いで苦しそうにしているのに、眠る事も出来ないでいるのに
半年も生きられるわけない事にも気がつかなかった…
あんなにお水を欲しがっていたのに…
金属のスプーンで水をあげてしまい舌を噛んで血が出てしまい、そこで諦め、
アイスもツナ缶も、動けない身体なのに
力振り絞って口を寄せてきたのに飲み込ませてあげる事が出来ないうえに、「こんな美味しいものを食べさせたら病院でのフードを食べなくなってしまうかも」と途中でやめて…
出かける準備をしている時「クーン」って私を呼んで …
お水欲しかったね、ごめんね、ごめんね、
あの時、なんとしてでも工夫してお水を飲ませてあげていたら…
脱水で死んでしまうなんて、なかったかもしれない…私が飲ませてあげていたら…
苦しい思いして死なせてしまうなんて
なかったかもしれない…
もう取り返しのつかない事なのに…
何度も何度も頭を巡ってしまう
その日は院長ではなく、先生は白子を見て「あれ、まだ生きてたの?」っていう感じだった
私が昼間は点滴に連れてくるように言われたと説明して…「フードは食べられていますか?」と聞かれ、「食べさせてみましたが食べられませんでした」と言ってしまった…
それで、もうこの犬は食べる気力がないと思われてしまったのだと思う、今さら思う…今さら
「食べたがっていたけど食べさせてあける事が出来なかったので食べさせて下さい、お水も欲しがっているので飲ませてあげて下さい」と
何で言えなかったんだろう
点滴をしてくれないまま白子をゲージに入れて
外来の診察室に向かう先生に、先に水をあげて下さい、点滴をしてあげて下さいと
何で言えなかったんだろう
申し送りが出来ていない事がわかったのに、何で点滴をしてくれるのを見届けなかったんだろう
先生は 今きました というような眠そうな感じで椅子に座ってぼーっとしていた
今から申し送りを読もうとしていたのかもしれない
それを私が変な説明してしまったから、読まないまま外来に行ってしまったのだと…
白子をゲージに入れて、点滴もしてくれないまま外来の診察室に行ってしまったのに、
嫌な予感がしたのに
早く水を飲ませたくて連れてきたのに
なんで言えなかったんだろう なんで…
いつも肩身離さず持っていた携帯を
あの日、あの時間に限ってテーブルに置いたまま…
その日に限って30分遅れてきた生徒さん
本当はその時間レッスンの空き時間だったのに
電話に気がつかなかった…
ごめんね、ごめんね、
段ボールに入った白子を前に
「お水はあげてくれましたか!ご飯は食べさせてくれましたか! どうして死んだんですか!」って叫んだ
「お水を与えてみましたが飲みませんでした。2時頃から熱が上がり心臓マッサージをしましたが静かに息を引き取りました」
白子、苦しかったね、お水欲しかった
力つきてしまったんだね、
ごめんね、ごめんね、ごめんね
頑張って頑張って、やっとお家に帰れたのにね
こんな思いがめぐって泣きながら1人
運転していると
「ワンワン、ワンワン」と白子にそっくりな声が聞こえました
周りの車にもワンコは乗っていない
でも、確かに私に何かを訴える時の白子の声

前の車の荷台のホロの下にワンコがいました
白子にそっくりな声…
よく見えない、写真に撮って拡大してみると
白子の目に似ている…
あのワンコは何処に行くんだろう
まさか保健所に連れて行かれる訳じゃ…
何だか行方が気になりました
また巡る…
前日院長先生に「明日から院長先生ではないのですが大丈夫ですか?」と聞くと「言っておくから大丈夫です」と…そして肝臓の手術を早く決断して下さいと言われ…
「こんな状態で出来るわけない」と心で思いながら「夫に話しますのでレントゲンのコピーを下さい」と言って貰ってきた映像は入院前より肝臓が何倍も大きくなってしまっていた
白子が脳腫瘍の手術後10日間 過酷な状態で入院し、日に日に衰弱していくのを
毎日見に行くだけで、
毎晩泣いているだけで、
頑張って…って声をかけるだけで
助けてあげられなかった…
それどころか私が全部悪い方へ悪い方へと…
運が悪かったのではない
私が悪かった
ICUもない、地べたに寝かされたまま…
点滴は外れてしまったまま
手術をする事、毎日毎日悩んだのに…
脳腫瘍の手術をしたワンコのblogを毎晩検索していたのに…どのワンコも手術後はICUに入っていたのに…
なんで設備の無い病院だった事に気がつかなかったんだろう…
夜通し息はハッハッハッハッと全力疾走した後のように荒く、どんなに喉が渇いていただろう
大事な大事な白子だったのに
ごめんね、しらこ…、ごめんね
白子は凄かった、頑張った
いつまでも ごめんね…




