ブログネタ:海外でのプライスレスな思い出、教えて!!
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私の英国でのプライスレスな想い出は、 未知の人々との温かい交流
、それに尽きます。
私が初めてイギリスに行ったのは29歳の時、英国盲導犬協会と関西盲導犬協会の橋渡しとして、翻訳ボランティアをするようになって1年ほどした頃のことでした。
では、その温かい思い出についてお話ししましょう。
これには感動しました
ローカル線の小さな北国の駅は出入り口に観音開きのガラス戸がついていました。ちょうど私が出て行こうとするとき、入ろうとした老婦人と鉢合わせになりました。
「お先にどうぞ」 と道をゆずる私に、そのおばあちゃまは言ったのです。 "You might be our guest !"
(あなたは私たちのお客さまよ!)にっこり道をゆずられて、びっくりしました。
レディーファーストの次は、 お客様ファースト
です。たかが一観光客を町の人が 「私たちのお客様」
として大切にしてくれる…。なんだか、こころなごみます。
さらに、三つ目の感動 は、次の行き先ヨークを経てロンドンにもどった時待っていました。
城壁に囲まれた町、ヨークでの宿泊先は広報部長さんの家。盲導犬使用者であるご主人に代わって、奥様が観光案内をしてくれました。ある日、可愛いお土産屋さんで 小さな額入りの古城の絵 を見つけた彼女、「これをお土産にあげるわ!」と言いました。いかにもヨークといった風景が描かれた品でした。「帰りに買っていきましょう」と先に観光を済ませ、再びその店に戻ると、さっきの絵は売り切れ。 手描きの水彩 で一点ものだったのです。私より彼女ががっかりしていました。
そんなことがあったのもすっかり忘れて、ロンドンのホテルに着いたその日、彼女から 宅急便 が届きました。私の忘れものです。ドライヤーをヨークの家に置いてきてしまったのです。宅急便をほどいたときに見つけた 小さなもう一つの包み
そこには、ドライヤーと一緒に例のお土産屋さんで取り寄せた 小さな絵 が入っていました。私の到着に間に合うように送ってくれたのです。
なんて 素晴らしいホスピタリティー
接客業なんかではなく、ひとりひとりの市井に生きる人たちの 人間的な思いやり に出会って、私の初めての英国旅行は心温まるものになりました。そして、東京の人たちにはそんな 心のゆとり がないことが残念に思われました。
家族や友達、仕事の相手に親切にするのは当然ですが、それ以外の人たちを無視していることってありませんか? 何の利害関係もない人 に 愛
を与えられるかどうか、そこが日本人との違いだと思いました。
「人情」
という言葉は、日本的な言葉だと思っていたのですが、 「イギリスに行って人情を知る。」 まさにそんな体験となりました。
(ペンフレンドのひ孫さんたちと、シーフォードの裏庭にて)
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