タロット占いでアラフォー女子の開運のお手伝い。
規格外の占い師エノア亜紀です。
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発覚した時の、みっちゃんの視点から再録連載しております。
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7月1日(日)。
亜紀ちゃんは、四十九日の法要が終わり次第、京都に帰ってくる予定でした。
金曜日の夜から涙の止まらなかった私も、その頃になると、かなり落ち着いていました。
7月2日(月)には、紹介してもらった大きな病院で、診察を受けられる筈です。
(予約を入れてくれたのが金曜日の夜だったので、月曜日当日にならないと、その日に診察してもらえるかどうかわからず、かなりヤキモキした状態でした)
この時点で、亜紀ちゃんの子宮にがんが見つかったこと以外は、何もわかっていませんでした。
頸がんなのか? 体がんなのか?
進行状態は?
治療法は?
何もかもが、わからないことだらけでした。
亜紀ちゃんの今の健康状態から、何かわかることはないだろうか?
私は、ずっとパソコンにかじりついていました。
以前から、がんについては調べ続けていたのですが、がんの発生した部分によって、やはり症状は変わってきます。
今の所、症状は不正出血だけ。
でも、何年も前から、それは続いていました。
経血の量も多いらしく、一度に排出出来ずに、子宮の中に留まった経血が固まってしまい、あまりの痛みに救急車を呼んだこともありました。
調べれば調べるほど、亜紀ちゃんは、私よりも、子宮がんの発生リスクが高い体質だということがわかってきました。
気が付くと、止まっていた筈の涙がまた溢れ、パソコンの画面が滲んで見えなくなっていました。
この時わかったのは、
子宮体がんの病期(ステージ)は、
0期から4期の
五段階に分かれていること。
0期は、がんにはまだなっていない。
けれど、正常な細胞とは異なった異形細胞が増えている状態。
(後にがん化する可能性が高いので、この段階でも、子宮の全摘手術をする)
1期は、がんが子宮体部にのみ認められる状態。
三段階に分かれる。
1a期 子宮内膜にのみ認められる
1b期 がんの子宮筋層への浸潤が筋層の1/2以内
1c期 子宮筋層への浸潤が筋層の1/2を越えている
2期は、がんが子宮体部を越えて子宮頸部に拡がった状態。
二段階に分かれる。
2a期 頸管内の浸潤が粘膜内にある
2b期 頸管内の浸潤は粘膜を越えて深く浸潤している
3期は、がんが子宮外に拡がっている。
しかし骨盤を越えて外には拡がっていない状態。
または骨盤内あるいは大動脈周囲のリンパ節に転移が認められる状態。
三段階に分かれる。
3a期 がんが子宮の外の膜や骨盤の腹膜あるいは卵巣卵管に転移している、あるいは腹水の中にがん細胞が認められる
3b期 腟壁に転移が認められる
3c期 骨盤内、あるいは大動脈周囲のリンパ節が転移を認められる状態、もしくは、基靭帯(きじんたい)に浸潤が認められる
4期は、がんが骨盤を越えて身体の他の部位へ拡がるか、または膀胱、あるいは腸の内腔を侵している状態。
二段階に分かれる。
4a期 膀胱あるいは腸の粘膜までがんの浸潤が認められる
4b期 骨盤を越えた遠隔臓器転移が認られる、あるいは腹腔内や鼠径部。
(そけいぶ:足のつけ根のリンパ節に転移が認められる)
(国立がんセンター参考)
そして、発表されているサイトによってかなり違ってはいますが、
5年生存率は、
0期で100%
1期三段階全体の平均 約90%
2期二段階全体の平均 約70%(国立がんセンターは、約88%)
3期三段階全体の平均 約40%~50%(国立がんセンターは、約70%)
4期二段階全体の平均 約10%~16%(30%と表記しているところも)
もちろん、全ての患者に適応される訳ではありませんが、目安として見ようと思いつつも、ふと頭をよぎるのは、最悪の結果ばかりです。
3期は、進行がん。4期は末期がんで、共に完治が難しく、4期に至っては、治療よりも延命策を考えることが多いと書かれているところもありました。
痛みがないとは言っていたので、リンパには広がっていないだろうと思うのは、あくまで希望的な推測でしかありません。
でも、腰椎すべり症を持っているので、腰痛を感じる時があった筈。
もし、その痛みが、すべり症の痛みじゃなく、がんの痛みだったら?
がんの治療と、その後の生活なども一緒に調べてはみましたが、とにかく、もっと細かい診察をしてもらわなければ、不正出血だけでは、現状把握が出来ませんでした。
そうこうしているうちに、亜紀ちゃんが帰宅。
一緒に帰ってきていた伯母さんを家に送りがてら、三人で他愛もない話をしていましたが、やはり話題に上るのは、四十九日の法要のこと。
そして、亜紀ちゃんのがんのこと。
家族皆に打ち明けてきて、泣かれたり、肩を落とされたり。
でも、皆誰一人。
亜紀ちゃんが死ぬかもしれないことを想定してはいませんでした。
不思議と、私も亜紀ちゃんの顔を見た瞬間に、大丈夫だと思えました。
大丈夫。
まだ、一緒に生きていける。
亜紀ちゃんから滲み出てくる生命力のようなものを、私のどこかが受け取って、初めて、本当に落ち着くことが出来たのだと思います。
≪続く≫
今思えば、癌になったことは、
生き方を見直す大きなきっかけでした。
だまし続けてきた自分の心や
逃げ続けていた自分の本質に気付く切っ掛け。
「得た物」
「失った物」
どちらも大きかった。
でも、こんな大きなものを失わなくても、
自分の本当の気持ちや本質に立ち返れば
自分と言うものを見つけることが出来るんです。
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