母がそれまでは”父に対して”ブチ切れていたのが
父は家に帰らなくなったため
二十歳すぎ頃から
”わたしに対して”ブチ切れるようになった。
病気だからそれは”突然”起こる。
夕飯途中だろうが
トイレに入っていても
風呂で髪を洗っていようが
翌日会社だろうが
夜中でも怒りながらつかみ掛かってくる。
だから
何より自分が安心できる場所が欲しかった。
母の突然のブチ切れを避けるため
就職後の自分の生活を普通に保つため
アパートでの別居を始め
離れてのサポートを長年続けた。
”その状態”がいつ訪れるかわからないから
実家は常に安心できる場所ではなかった。
普通の状態では美味しい料理を作ってくれたり
できることを精いっぱいやっていたと思う。
鬱状態に入ると
「布団にかじりついている」と言っていたが
必死で辛さを耐えながら
気持ちが”上がる”のを待っていたのだろう。
よく生きていた
よく耐え続けたと思う。
父もわたしもつらかったけれど
病気の本人が”その病を抱えながら”
生きる選択をし続けたことが
”ものすごいことだった”
”なによりもありがたいこと”って
今心から思っている。