分かりにくいと言われる減価償却費について、数回に分けてご紹介します。

前回は
「何を減価償却しないといけないの?」 について書きました。

今日は減価償却費の計算の仕方についてご紹介します。

減価償却費の計算方法には2つの方法があります。

●定額法:毎年一定額を償却(経費計上)する方法

●定率法:毎年一定率を償却(経費計上)する方法

このうち定額法は、全ての資産に使用でき、届出の必要もなく、
シンプルかつ「期間損益の適正化」という本来の目的にも合致した方法です。

個人事業の場合は一般的に定額法を使用しますので、定額法でご説明します。

例えば、20万円のパソコンを減価償却する場合。

減価償却費=20万円(取得価額)÷4年(耐用年数)

1年あたり5万円を減価償却費として4年間計上します。
但し、最後の年は1円だけ残して償却します。

残った1円はパソコンを処分した時に減価償却費として費用計上します。

「耐用年数はどうやって決めるの?」

耐用年数は「これくらい使えるよね」という目安で、法律で定められた期間。

「これは何年かな?」と思うものがあればこちらでお調べください。
↓

ちなみに、パソコンは4年だから4年で買い換えないといけないわけではありません。
あくまでも法定耐用年数ですので。

では、ここで問題です!
このパソコンを今年7月に購入した場合、今年の減価償却費はいくらになるでしょう?

チッチッチッチッ




答えは

50,000円!

ではなく

25,000円!


7月に購入したということは、事業に用いた期間は半年になりますね。
なので、6/12を減価償却費に掛けます。


次回は減価償却費の特例について紹介しますが、
まだ特例措置の延期が法案として提出されている段階ですので、
特例については確定してからご紹介したいと思います。

参考:国税庁_減価償却のあらまし