前回の記事 の続きです。
ぼくは、自閉症スペクトラム障害です。とても長い言葉なので、自閉症と短く言うこともあります。
自閉症は、みんなが持っているわけではありません。
自閉症を持っている人と、自閉症を持っていない人とでは、頭の中で考えていることや、感じること、体の動かし方などに、違いがあります。
自閉症には、自閉症の強みと弱みがあります。
僕の自閉症の強みは、・・・・・・・・・・。
強みは、これからの僕の個性や才能を、もっと伸ばしてくれる助けになります。
僕の自閉症の弱みは、・・・・・・・・・・。
弱みは、工夫することができます。お母さん、○○先生、保育園や学校の先生は、どんな工夫をすればよいのか、一緒に考えて、一緒によい方法を探してくれます。
同じ自閉症の人でも、強みと弱みは違っているかもしれません。
そして、僕の自閉症の強みと弱みは、これから変わることもあるかもしれません。
自閉症スペクトラム障害は目に見えません。だから、自閉症を持っているかどうかは見ただけでは分かりません。
自閉症について、よく知っているお医者さんのところへ行くと、自閉症をもっているかどうか分かります。
***4回目終わり***
いや~、これを読み聞かせた時は、本当に緊張しました。
性教育(関連記事は→コチラ
)で、「せっくすのえほん
」を読み聞かせた時と同じぐらい緊張しました。
心臓がバクバクいっているのが、自分でも分かるほどでした。
もし私が動揺して伝えれば、その動揺は必ず息子に伝わります。
できるだけ緊張が伝わらないように、できる限りの平静を装って読みましたが、そういった意味では”横に座って、お互いにストーリーを見ながら”という形で告知をしたことは良かったなと思います。
もし向き合って話していたら、私の緊張が伝わって、話の内容を警戒されていたかもしれません。
この時の息子は、”障害”も”自閉症”も初めて聞く言葉だったので、「ふ~ん」という反応で、読み聞かせが終わるとすぐにおもちゃで遊んでいました。
ネガティブでもなく、ポジティブでもなく、自閉症の言葉がただ淡々と息子の心を素通りしていったようでした。
”自閉症”との出合いが、ショックなことでも、マイナスなことでもなかったことに、心からホッとしました。
告知は、ゴールではなく、スタートだと言われます。
確かに私自身、初めて”自閉症”の言葉を聞いた時に、全てを理解したわけではありませんでした。
むしろ動揺が大きすぎて、その時何を話したのかあまりよく覚えていません。
少し落ち着いてから、勉強会やセミナーに足を運び、定期的に診察を受ける中で、少しずつ理解をしていきました。
告知の後はホッとして、「これで一緒にスタートラインに立って、一緒に歩いていける」と思いました。
息子に自閉症の言葉を伝えたことで、「もう、ごまかさなくていいんだ。」とも感じました。
それまでは、診察に行く時に「なんで病院に行くの?」と聞かれて返答に困ることもありましたが、告知をしてからは、「○○先生は自閉症についてよく知ってるお医者さんだから、困った時ややりにくいなーと思うことがあったら、先生に相談すれば、よい方法を一緒に考えてくれるよ」と説明できるようになりました。
元々、私は嘘やごまかしが苦手なので、「ごまかさなくていいんだ」と思うと、心の負担がとても軽くなりました。
息子がみんなと同じように体が動かせなくてイライラしている時、感覚の違い(息子は敏感、私は鈍感)を不思議に思っている時、「自閉症ってさ・・・」、「自閉症を持ってると・・・」と、特性を説明して、「弱みは努力不足じゃないんだよ」と自信を持って息子に伝える中で、私自身、自分の特性を嫌うのではなく、「まぁ仕方がないか」と少し受け入れられるようにもなりました。
こうして考えると、息子よりもむしろ私の方が、告知によって暮らしやすくなったのかもしれないなぁと思います。
それでは、またまた次回に続きま~す(*^▽^*)
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