さて、そろそろこのブログの中の私も、中学校に進学してみようかなと思います。
以前の記事 ちゃんと話を聞きなさい  でもご紹介した通り、学校では先生の話をほとんど聞いていなかった私ですが、それは中学校に進学してからも変わりませんでした。
学校の授業で聞く話にさほど興味が持てないので、先生の話はほとんど頭には入らず、授業時間は私にとってとても退屈なものでした。
時間を潰すために授業中はよく空想して遊び、たまに空想の世界に入り込みすぎて、授業が終わったことさえ気がつかないこともありました。
もしこの時、空想という時間を潰す手段がなかったら、何もすることがない手持ち無沙汰のあまりに、教室内を立ち歩くこともあったのかもしれません。
そのような状態なので、成績は芳しいものではありませんでした。
小学校高学年の頃には塾に通っていましたが、授業を聞くという課題がクリアできていなかったので、塾に行ってもやはり空想の世界で遊ぶだけで、成績向上にはつながりませんでした。


中学1年生の2学期から、家庭教師の先生が週に1回1時間、勉強を教えてくれることになりました。
先生の授業も、最初は全く聞いていませんでした。
けれどマンツーマンで、「じゃあこの問題は?」と度々問題を出されると、聞いていなければすぐにバレます。
先生は大学生のお姉さんでしたが、今思えば、とても根気強い先生でした。
なかなか話を聞くことができない私に対して「あっ!また聞いてないっ!」と言いながらも、それでも何度も丁寧に教えてくれました。
先生の話を聞いて、問題を出されて、答えて、何度も何度もそのやり取りを繰り返す中で、私は中学生になってようやく興味のない勉強の話を聞くようになりました。
勉強は、理解できるようになると、結構おもしろいものです。
数学はそれまでただの数字の羅列でしかなかったのに、だんだん理解できる数字になっていきます。
そして、先生から出される宿題(市販の問題集)をこなしているうちに、自宅学習の習慣も身に付きました。


それでも、1人の先生と多数の生徒という学校の授業では相変わらず先生の話を聞くことはできず、いつも空想の世界で遊んでいましたが、定期試験ではそれなりの点数を取ることができるようになり、中学3年生になる頃には、それまで50前後だった偏差値が60まで上がりました。
私の中学卒業と同時に先生も大学を卒業されたので、先生とはお別れになりましたが、市販の問題集を使って勉強するという自宅学習の習慣は、私の中に残りました。


勉強方法は、一般の学校の1人の先生と多数の生徒という学習スタイル以外にも、少人数の授業や、1対1の家庭教師、通信教育、DVDやパソコンを使った学習など、多種多様な学習スタイルがあります。
たとえ学校の授業で成績が悪かったとしても、それは勉強ができないということではなく、もしかしたら1人の先生と多数の生徒という学習スタイルが合っていなかっただけのことかもしれません。
中学生の頃の私は、たまたま家庭教師の先生との相性も良く、1対1の学習スタイルで勉強を身に付けることができましたが、大人になってからは、どちらかというとDVDなどの教材を使って一人で黙々と勉強する方が合っていました。
何かを身に付けたいと思って勉強してみても、うまく学習が進まない時があるかもしれません。
そんな時は、向いていないと諦めてしまう前に色々な学習スタイルを試してみると、意外なところから自分に合った方法が見つかるかもしれないなと思います。



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