メッセージをいただきました。

一部ご紹介させていただき、こちらに私の思いを書かせていただきたいと思います。


ブログでは、周りの温かい声かけが大切であることを教えていただいています。

学校や習い事に行き渋りがある場合に「どこまで頑張らせたらいいのか」の見極めが難しいので、ご意見をぜひ教えてください。


子どもが「学校に行きたくない」と訴えた場合の対応は、私もいつも難しいなと感じています。

本人の言葉の水面下にあるものが、レベル1 「あ~学校なんて面倒くさい」なのか、レベル3 「しんどくて疲れた」なのか、レベル5 「もう限界!爆発寸前!」なのか、本人がどの段階のしんどさを感じているのかが、「学校に行きたくない」という言葉だけではなかなか分かりません。

そのため、親としては「頑張って行っておいで」と言うべきなのか、それとも「今日は休憩して休んでもいいよ」と言うべきなのか、そのあたりの判断が難しく、いつも悩みます。

そもそも本人自身も、自分のしんどさがどの段階なのか、「まだ大丈夫」なのか、それとも「もう無理」なのか、それをはっきりとは自覚していないのだと思います。


国語~読書感想文~ の記事に書きましたが、自閉症を持っていると、自分の感情を自覚することに困難があります。

一般的には、不快な感情やストレスが蓄積し始めると早めに気が付いて、ストレスを発散しようとしたり、体や心を休めたりしますが、自閉症を持っていると、ストレスが限界点に達して心が大爆発を起こすまで、本人自身も、自分が我慢を重ねていることや、ストレスをためこんでいることに気が付かないことがあります。

こういった、自分でも自分の感情に気が付かなかったり、遅れて気が付いたりすること、また、自分の感情を言葉や表情で表現することに困難を持っていることなどが、「行き渋りをどこまで頑張らせたらいいのか?」、「どこまでが大丈夫で、どこからが無理なのか?」の見極めの難しさにつながっているように思います。


私自身も、自分の感情や体調は、なかなか自覚することができませんでした。

16歳でパニック障害を発病してからは、エネルギーが切れるまで動く→過呼吸で倒れる→休む→またエネルギーが切れるまで動く→過呼吸で倒れる→休む という生活を、延々と繰り返していました。

今まで何度、救急車のお世話になったか分かりません。

周りからは「そんなになるまでどうして我慢しているんだ」と言われるのですが、私自身も過呼吸という手段で爆発するまで、自分がストレスをためこんでいる自覚がありません。

自分の感情や体調の自覚が薄いために、どこまでが大丈夫でどこからが無理なのか?、それが私自身にもさっぱり分からなかったのです。


私は20代半ばにヨガや呼吸法と出合ってから、自分の体に目を向けることが実感できるようになりました。

自分の感情や体の状態を、少しずつですが自覚できるようになっていったのです。

最近では、私は、自分が持っているエネルギーの8割でスケジュールを組むように心がけています。

まだもう少しスケジュールに余裕があるな、という状態で止めて、それ以上はスケジュールを入れません。

もしかしたら周りからは、バタバタせずにのんびり生活しているように見えているかもしれませんが、この8割のペースで動くことを心がけるようになってから、過呼吸で倒れることがなくなりました。

毎日を精一杯生きることは良いことのように言われますが、もし私が、自分が持っている力の全てを出し切って、毎日を精一杯全力で生きたとしたら・・・多分、毎日救急車に乗っているだろうと思います。


そうして30歳過ぎてようやく、自分の体と心に目を向けて体調を自己管理することができるようになってきたのですが、就労という点を考えると、この体調を自己管理するスキルは、できれば学校に行っているうちに身に付けておいた方がよいのではないかと思います。

職業生活を送るためには、ソーシャルスキルやコミュニケーションスキルも大切ですが、この自己管理のスキルも必要不可欠なものになってくると思います。


私は、今年の5月に、NPO法人それいゆ の出版部で発売されている The CAT-kit (自閉症の人の感情認知トレーニングのためのキット)を購入しました。

そちらを参考にして、最近、息子の感情日記という取り組みを始めました。


私、自閉症です。

日記といっても、学校から帰ったらカレンダーに今日の気持ちや体調を書きこむ、というシンプルなものです。


私、自閉症です。


これは体調を表す言葉のカードです。息子が好きなウルトラマンを使って作りました。

上から順番に、げんきいっぱい!、ふつう、ちょっとしんどい、もうだめだ・・・、の4段階の言葉があります。

このカードを見て、息子自身が今日の体調を選びます。

(最初は、3段階や5段階も使ってみたのですが、息子はこの4段階が一番分かりやすかったようです)


私、自閉症です。

これは感情を表す言葉のカードです。

日記を始めてまもなく、息子自身が「『うれしい』とかのカードもほしい」と言って自分で作りました。

文字の横に表情のマークが入っていますが、これは The CAT-kit に入っていた表情マークの中から、息子が自分で選びました。


これらのカードの中から、本人が今日の体調や気持ちにぴったりくる言葉を選び、それを私がカレンダーに書きこみます。

最初はただ、息子が選んだ言葉を書いているだけだったのですが、最近は息子の方から「今日は『たのしい』。だってな、学校でな・・・」、「今日は『ふつう』やな。なんでかっていうとな・・・」と、今日の出来事を話してくれるようにもなってきました。


この感情日記は、「どこまで頑張らせたらいいのか」の見極めにはまだ使ったことはありませんが、もし息子がネガティブな言葉ばかりを選ぶことが続いたとしたら、それはSOSのシグナルなのかもしれません。

このカレンダーを使って、自分の体や心の状態を毎日たった一言でも言葉で表現することによって、自分の体調を自己管理する第1歩となってくれればいいなと願っています。


長くなりましたので、習い事については次回の記事でUPさせていただきます(^^)



≪子育ての最終目標は、自立と就労♪ そして私の目標も・・・就労(現在無職(爆))≫

≪そんな私に、ぽちっとクリックお願いします♪≫にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ
にほんブログ村