1日2日ほど前ですが、ロシア軍がウクライナの首都キエフに空爆を行い、弾薬庫をドローンやミサイルで破壊したのですが、その際も 再び ウクライナ軍がジュネーブ条約に違反して住宅密集地に兵器や弾薬庫を置いていたので、大規模な二次爆発が起き、27名前後の民間人が死亡し負傷者も出ています。

 

キエフ近郊の弾薬庫で大規模爆発

(注:ビデオは再生できません。上の写真:ロシアのドローン「ゲラン-4」に攻撃されて大規模な二次爆発を起こしたキエフ近郊の弾薬庫)

 

この弾薬庫の西側には住宅密集地があり、二次爆発はそこに住んでいる人たち(民間人)にまで被害を及ぼし、その住宅密集地の30~40%が廃墟になった と言われています。

 

 

キエフ近郊弾薬庫へのドローン攻撃跡

 ↓(日本語に変換したもの)

 

キエフ弾薬庫への無人機攻撃:被害報告

 

以前、過去記事でも指摘しましたが、ウクライナ軍は 首都のキエフやその他の都市の住宅密集地や大型ショッピングモールの倉庫等に兵器やドローンを置いたり、弾薬庫として使用しています。

これは明らかに、戦時国際法である「ジュネーブ条約」に違反しているのであって、そのことはかつてゼレンスキー大統領の大統領補佐官を務めていたオレクシー・アレストビッチ氏でさえ、指摘しているほどです。

 

 
そして、ウクライナ政府も 住宅密集地に弾薬庫を置くことは違法である と今頃になって白々しく言っているようです。
下はウクライナのメディア、「ストラナ」の 記事の一部を日本語化したものです。
 
キエフ近郊の弾薬庫爆発、民間人犠牲者発生
ゼレンスキー大統領、弾薬庫設置責任者を追及
キエフ近郊の弾薬庫、住宅から18m、二次爆発
 
そして、ウクライナ軍にとってさらに悪いのは この弾薬庫には パトリオットミサイルシステム用の迎撃ミサイルが何本か保管されていた と言われています。
しかも、「迎撃ミサイルが足りない。送ってくれ。」と世界中に懇願していて、ようやく西側の支援国から受け取ったばかりのものを 使用する前に ロシア軍の攻撃で失った ということです。
 
そして、住宅のすぐそばに弾薬庫が置かれていたのは上の記事で触れているキエフ近郊のビシュノヴォエだけではありませんでした。別の記事でも、ドニプロペトロフスク州のパブログラードというところの住宅密集地にある弾薬倉庫がロシア軍に攻撃され、民間人に死傷者が出た と、同じウクライナのメディア「ストラナ」が報じているのです。↓は その記事を日本語化したものです。
 
キエフ郊外の爆発とパヴログラードでの二次爆発
ジトーミル近郊 違法保管爆発物爆発
 
違法に民家の近くに弾薬を保管、ショッピングモールに保管、上の記事のように、牛舎にまで保管。病院や学校を基地代わりに使用するなど、ウクライナ軍は ジュネーブ条約違反を数限りなく犯して民間人を盾にしたり犠牲にしているのに、ミサイル攻撃で民間人が亡くなれば、それは全部ロシア軍のせいにしているのが 日本も含めた、西側の偏向メディアなのです。
 
ウクライナが「善」でかわいそうな被害者、ロシアが「悪」で侵略者 という分かりやすいレッテル貼りに 日本中が騙されているのです。
 
ゼレンスキーは これらのロシア軍からの攻撃に対し報復を誓い、「1日千発以上のドローンをロシア領内に飛ばす」と息巻いていますが、この「1日千発」というのは 今までもロシア領内に飛ばしているドローンの数は1日に最多の場合、24時間で3,000発以上というのもあったので、「1,000発」というのが 今までよりもロシアがより脅威に感じるほどに多い というわけではありません。
 
そして、ウクライナ軍のドローンがロシアの製油所やEコマース倉庫の打撃に成功したときだけ、嬉々としてその成果を報道している西側の偏向メディアですが、実際はドローンを1,000機モスクワに向かって飛ばしても、モスクワ市内までたどり着くのは わずか、5,6機 という状態にまで成功率が落ち込んでいます。
 
ドローン1機は100万円前後するわけですから、1日に1,000機飛ばせば10億円前後も費用がかかって、わずか5,6機しか目標物にたどり着けない となると、1回の攻撃成功には2億円ほども使っているわけで、これが 金欠のウクライナ軍にとって、
「効率の良い攻撃」とか「コスパがよい」と、言えるかどうかも、甚だ疑問で、すでにウクライナのメディアですら、そのようなことを言い始めているのです。下も「ストラナ」の別の 記事を日本語化したものです。下のウクライナメディアの記事では ロシア軍のドローン撃墜率を「95%以上」と言ってますが、実際は 厳重に防空システムが作動している首都モスクワに限れば、1,000機のドローンを飛ばしてもたどり着くのはたったの5機程度なので、99%とか、99.5%は撃墜しているはずです。
 
ウクライナ軍ドローン攻撃とロシアの撃墜率
 
ロシア軍が 今はほとんどのドローンを撃墜していて、ウクライナ軍のドローン攻撃を非常に効率の悪いものにさせているのに対し、ウクライナ軍は そもそも ドローンでさえもあまり撃墜できていないので、ロシアでのEコマース企業の倉庫を攻撃された報復として、ロシア軍が今度はウクライナの物流倉庫を攻撃したものですから、ウクライナの一部地域では スーパーマーケットの棚が商品がなく、ほとんど空っぽになる ということが 実際に起こっています。下もウクライナのメディア「ストラナ」が公開している写真です。
 
スーパーの陳列棚と商品、店員
スーパーの空っぽの陳列棚。
 
キエフの倉庫不足と物流への影響
 
ですから、ウクライナがロシアの製油所や石油を運ぶ船、トラックを攻撃したり、物流倉庫を攻撃し始めたことから始まった、お互いに生活インフラを攻撃し合っている という今の状況でも 明らかに不利に立たされているのは ドローンやミサイル攻撃の大部分を防御できない、そして国土もロシアほど大きくないウクライナになるのです。
それなのに、何を未だに「ロシアのインフラを攻撃すれば、ロシア側が折れる形で交渉せざるを得なくなる」等という「幻想」を ゼレンスキーやその支援者たちは抱いているのでしょうか?
 
実際は全く逆で、「目には目を、歯には歯を!」がロシア軍が今やっていることですし、そういう風に攻撃をし合うと、より打撃力、ミサイルの火力のあるロシア軍がますます有利になる ということが この戦争を「最後のウクライナ人まで」と言って推進しているグローバリスト連中は分からないのでしょうか?
だとしたら、本当に 愚か極まりない! と私は思います。