前回公開したブログ記事で、日本政府が 愚かなことに 財政破綻することが目に見えているウクライナに対して10兆円もの借金の保証人になっている ということをご紹介しましたが、今回 ウクライナ政府が如何に 財政的にもはや破綻が避けられない状況になっているか、具体的な金額等でご紹介したいと思います。
ロシア在住の日本人Youtuber、ニキータさんがご紹介してくださっている、西側の反ロシア連合に兵器だけではなく財政的にも完全に依存しているキエフ政権の窮状を伝える動画から、一部の文字起こしで今回、ご紹介します。
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ロシア国営通信者リアノーボスチは23日 ゼレンスキー氏、ウクライナ軍の予算の赤字 が270億ドルに登ることを認める と報じました。
リアノーボスチはウクライナの ニュースサイト、Novosti.liveの記事を引用して 報じています。
↓(日本語に変換したもの)
270億ドルを円換算しますと約4.3兆円にものぼりますが 、ゼレンスキー氏はジャーナリストに対し ウクライナは来年の年初までに約80億から100億ドル約1.3兆円から 1.6兆円もの資金が必要で、さらに軍人の 給与や戦死者の遺族への保証金として200億ドル、円換算しますと約3.2兆円 が必要となる。しかしキエフ政権はこれらの 資金を拠出できない状況にあると語りました。
ウクライナの今年度の予算は 歳入が 2兆9000億グリブニャ約10兆円、 歳出は4兆9700億グリブニャ約17.7兆円と計上されて おり、当初から7.7兆円の赤字でした。それも当然、歳入に匹敵する約10兆円が 国防費として割り当てられていました。

しかしそれでも国防費が足りないという ことでウクライナ政府はすでに今年の5月 末に予算を修正し国防費を約5.6兆円 増額していました。
それでも足りない。つまり、15.6兆円でも国防費が足りない 。そのため4.3兆円ほど欲しいと ゼレンスキー氏は語っているわけです。

まさに国防費がブラックホールと化してい ます。またlife.ruが8月1日に 報じたところでは政権はすでに今年の7月時点で1768億ドル 約28兆円を使ってしまったとのことです 。
↓(日本語に変換したもの)
ロシア国営Tass通信は 支出額は同国のGDP約34兆円のほぼ80%に達していると 報じています。もう借金し続けないと戦う こともできないウクライナの財政状況はまさに火の車となっています。ということ で今回は日本のメディアが報じない ウクライナのお財布事情についてお伝えしたく思います。
ゼレンスキー氏は23日 我々は資金を確保する必要がある。戦争は ますます費用がかかるようになっているのは紛れもない事実だ。より多くの資源が 必要だと語りました。メディアを通じて 西側スポンサーにお金をおねだりする必要があるのは分かります。しかしなぜ23日に 発言したのかという点が重要です。その 答えはシンプルで翌24日にウクライナは独立記念日を迎えました。
そしてこの イベントに西側スポンサーたちがキエフへと やってきたのです。そのための仕込みとして資金が必要だと事前にアピールする必要 がゼレンスキー氏にはあったのだと思われ ます。今から35年前の1991年の8月24日、当時のウクライナ・ソビエト社会 主義共和国最高会議がウクライナ独立宣言 を採択したことを記念し、翌1992年にウクライナの国会にあたるウクライナ最高 会議の決議により8月24日をウクライナ の建告日と制定しています。ソ連からの独立を記念する日ということで、英国の バーナム首相とEU理事会のアントニオ コスタ理事長を筆頭にデンマーク、フィンランド、バルト三国、モルドバなど の首脳が24日にキエフを訪問しました。


日曜日のライブ配信でもお伝えしましたが 、ゼレンスキー氏は欧州勢のお気に入りの フェドロフ氏を国防大臣から解任し、今度は自身のお抱えのエフゲニー・フマラ保安局SBU の長官代行を国防大臣に任命。さらに保安 局の2番手だったアレクサンドル・ポグラド副長官を長官代行に格上げし、自身の独裁 体制をしっかりと固めたところです。

その 上で西側スポンサーたちへ向け、「資金 受け取りのスキームが整いました。どしどしお金を送ってください」と言ってる かのようです。EU理事会のアントニオ コスタ理事長はウクライナの独立35周年秒を祝うため政府に到着しました。
「ここにい られることを誇りに思います。これはEU の揺ぎない指示を改めて示すものです。」と自身のXにポストしています。
EUの揺ぎ ない支持を示すと述べていますが、 果たして本当にそうなのでしょうか?
ウクライナのメディア、ストラナー.uaが 24日、EUはウクライナの独立記念日に 合わせ61億ユーロ、約1.1兆円の予算配分を承認したと報じました。
この資金は防空ミサイルや弾薬レーダーなどの購入に当て られるとのことですが、これは以前約束された2年間で900億ユーロの融資提供の枠 内での拠出であり、新たなプログラムでは ないともuaは指摘しています。


政権は今年の6月25日にEUから900億ユーロ の中の最初の送金となる32億ユーロ約5900億円の財政支援を受け取りました 。
しかしこの際軍事支援である61億ユーロ は送金されませんでした。その予算配分をこの記念日に合わせて承認したという ニュースなのですが、EUは承認したと いうだけであり、送金したわけではありません。
明らかにEUは出し渋っているわけです。というのもEUの狙いはウクライナ へ軍事支援を行うもののその資金は事実上 EU加盟国の軍事産業へ落ちウクライナへ軍事支援を行うもののウクライナへは完成品として現物を支給するということになる のです。
フェドロフ全国防省はこのスキームにほぼ合意していたものの ゼレンスキー氏はまずは資金を受け取り その後は自分たちで自由に再配分するスキームを主張しています。ゼレンスキー 氏はこのスキーム片くに固辞し、妥協を 見せないため、EUは資金を出しっているという状況が続いています。
リアノーボスチ・クリミアが24日に興味深い記事を報じました ので皆さんと共有したく思います。
見出しはウクライナの独立35年、欧州第5位の 経済大国から強制収容所へとなっています 。
↓(日本語に変換したもの)
なかなか辛辣な見出しですが事実を物語っていると思います。記事では 1991年のソ連崩壊後、ウクライナは旧 ソ連権全体の中で最も恵まれた立場にあった。とりわけ強力な工業、科学、生産能力 を誇っていたとあります。
↓(日本語に変換したもの)
当時の人口は 5190万人でロシアについで大きな共和国と言われていましたが、現在は 2000万人を大きく下回っています。

またソ連時代には造船所で航空母艦、 ミサイル巡洋艦などを製造したり衛星や ロケットの開発製造を行うユジ・マシュも活発に活動し計器の製造、機械工額エネルギー 部門も高度に発展しており、ソ連の軍産 複合体の約30%がウクライナに集中していたと記事では指摘しています。
そして 農業部門も世界の黒土の1/4に匹敵する 3万2000ヘクタールの耕作地を保有し、220億ドル相当の農産物を生産し、当時 は世界第11位にランクイン欧州でも最強 の農業国だったと述べています。
しかし、グローバリスト戦争屋たちの政治介入を 許容し、自由や民主主義を表し、EU加盟 、 NATO加盟という罠にまんまとはまり、反ロシアに突き進み、2019年の ゼレンスキー政権誕生後、ついにロシアと の武力衝突に突入しました。
記事では、今日かつての栄光の痕跡はほとんど残って いない。24年ウクライナ鉱業企業協会は冶金能力の少なくとも40%が回復不能な ほど失われ、鉱山企業の約40%が閉鎖されたと報告しました。


この状況はこの2 年間でさらに悪化していると報じています 。ソ連から独立したまでは良かったのですが、ロシアとNATOに挟まれつつ2つの勢力 の中でバランスを保ちながら生きていく 運命にある国が明らかに誤った選択をし、国内は分断され、ロシアとの戦争に突入し てしまいました。
テレグラムチャンネル 、レジデントは今月の11日ゼレンスキー政権でウクライナは最低賃金に関して欧州 最貧国となったと衝撃の事実を報じました 。モルドバは今まで欧州最貧国と言われてきました。
しかし、最低賃金で見れば、今 やウクライナはそのモルドバにも追い越さ れてしまったのです。
全てが狂い始めたの秒は2004年のオレンジ革命からと言われ ていますが、その1年後の2005年 ウクライナの最低賃金は約157ドルでモルドバの105ドルを上回っていました 。
その5年後の2010年もウクライナは 約282ドル、モルドバは約240ドルでした。しかしその4年後の2014年のマイダン武力革命後、状況は変化し、2015年 にはついにウクライナの最低賃金は約190ドルにまで低下モルドバの約 245ドルを下回り始めました。そして 現在の最低賃金はウクライナは約169ユーロ円換算しますと約 3万1000円モルドバは約313ユーロ、約5万8000円となっておりすに46% 近くもの大差がついています。
マイダン革命の 時ロシアを切り捨てEUに加盟すれば素晴らしい生活が保証されるといった幻想 を抱き、現職のヤヌコビッチ大統領を武力で 追い出した。そしてこのクーデターを境にウクライナ経済は悪化の一等をたどったの です。そして現在ゼレンスキー政権は インフラ攻撃チキンレースをエスカレーションさせるべくロシア領内へ 大量の無人航空機による攻撃を仕掛けてい ます。
以前もお伝えしましたが大量に飛ばせば飛ばすほど出費は挟みます。今で はウクライナの軍事アナリストでさえ ロシア両内への大規模ドローンによる攻撃は効果が低いと認めていますが、その攻撃 には毎月20億ドル以上、円に直しますと約3200億円以上も費やしている。
ですのでゼレンスキー氏は今お金を求めて いるのです。一方でウクライナ国内の被害 は膨大でウクライナ議会の財政委員会のダニール・ゲトマンツェフ委員長は19日 RBCウクライナのインタビューで、6月 以降40万以上の倉庫スペースが破壊または損傷を受けたウクライナの大手 企業が所有する8箇所以上の倉庫と物流 拠点も破壊された。またキエフにある郵便局の仕分けセンターや面積3万8000m のATB倉庫も被害を受けたと語てています。日本のメディアはウクライナの被害状況を報じないでしょう が、この被害はほんの一部です。


ウクライナはロシア軍のオデッサなどへの 報復攻撃で1日あたり約 8000万ドル約127億円の損失をっており被害総額は3000億円から 5000億円と推定されています。海上 封鎖で主力産業の農産物や鉄鉱石の輸出量は半減、国庫歳入は大ダメージを受けてい ます。
レジデントはウクライナは過去20 年間欧州に追いつこうと努力してきたが、ゼレンスキー政権下でモルドバに さえ遅れを取ってしまったと記事を 締めくくっています。
今から35年前、ソ連から独立を果たしたものの、今では財政までもが他国に完全に依存 している、ポピュリズムの怖さを 改めて感じる今日この頃です。
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以上、ビデオの全部ではなく、主要な部分のみの文字起こしでウクライナの財政状況が いかに西側支援国に完全に依存してしまっているか、そして ウクライナがやり始めたロシアのEコマース企業の倉庫へのドローン攻撃は 財政難のウクライナにとってはかなり効率が悪いものになっていて、報復攻撃によってウクライナの物流倉庫への攻撃となって跳ね返り、オデッサの港へ近づく船も攻撃されるので 今はウクライナの国家の収入の6割を占めているとさえ言われている穀物輸出までもが半減してしまったのです。全て、これらは ウクライナ軍がロシアの石油運搬船や穀物輸送船を毎日攻撃し始めたことへのロシアの報復攻撃ですから、ゼレンスキー自らが撒いた種ですね。
そして、ソ連から独立直前のウクライナが いかに豊かな共和国であったか というのは 私の過去記事でもご紹介しています。
ハーバード大学准教授だったブロフキン博士のビデオの文字起こしとしてご紹介していますので、そちらもとても面白いので、まだご覧になられていない方は ご覧ください。
それと、西側メディアは ウクライナ軍がロシア国内にかなり打撃を与えて、ロシア軍もミサイル等を撃ちすぎてカネがなくなっている というようなプロパガンダを流していますが、ウクライナがGDPの80%をも軍事費に使っているのに対し、ロシアは あれだけミサイルを毎週100発以上撃ちまくりながら、驚くべきことに、GDPの6%台しか、軍事費を使っていないのです。
このGDPの6%台というのは もちろん、日本や欧州の今、戦争をしていない国からしたら、そんなに軍事費に使って大丈夫か?という感じかもしれませんが、戦争中の国が使用している軍事費 としては 過去の戦争との比較での歴史的に見てもかなり低いレベルだと軍事評論家の方はおっしゃっています。
だから、財政面の比較からしても GDPの80%を軍事費に使い、さらに兵士や公務員の給料などは完全に「有志国」頼みのウクライナに対し、GDPの6%台しか軍事費に使っていなくて、まだ余裕があるロシアが戦って負けるわけがないのであって、西側の有志国も ドイツやイタリア、フランス、イギリスなど、ロシアよりもはるかに国の債務の対GDP比が大きく財政には余裕がないので、それを考えると、「ウクライナによって、借金の泥沼、無限地獄に引きずり込まれることを 西側経済が あと何年許容できるのか」という話になりますが、そう長くはないだろう と私は思います。
まずは2027年4月18日には フランスでの大統領選挙で、大統領を2期連続務めたエマニュエル・マクロンはもう出れませんので、マリーヌ・ルペン氏が選ばれたら、その辺りからEU内の雰囲気が大幅に変わってくると思いますし、私はそう期待したいです。



























