ゼレンスキーはウクライナ軍の戦死者数について、2026年2月初旬に「5万5千人」と、西側のウクライナ応援団ですら「少なすぎる」と信じていないような数字を発表しています。
上の記事の中のCSISというのは米国国際戦略問題研究所のことで、ネオコン系のシンクタンクで明らかにウクライナでのロシアへの代理戦争を煽ってきた側ですが、そのウクライナ寄りのネオコン系のシンクタンクですら、少なくとも14万人は死者数がいて、死傷者数だったら60万人 と言っているわけです。
それに対し、ダグラス・マクレガー氏(トランプ第一次政権の時の軍事顧問)や独立ジャーナリストの一部は ウクライナ軍の戦死者数を「200万人」と言っています。
しかし、最近、ロシアのハッカー達が ウクライナ軍参謀本部のシステム内に侵入し、ウクライナ軍の本当の戦死者数を240万人 だと発表していますので、今回その情報をご紹介します。
The 2.4 Million Question: If The Mash Files Are Real, Where Did Ukraine's Men Go?
(和訳開始)
240万の疑問:マッシュファイルが本物なら、ウクライナの男たちはどこへ行ったのか?
その数は膨大すぎて、X上でも現実世界でも、すべてのウクライナ国旗を凍りつかせるべきだ。
ウクライナの男女合わせて240万人が戦闘で死亡したとされている。
もしこれらの文書が本物だとすれば、ゼレンスキーの戦争機構は単に真実を隠蔽しただけではない。それは、分厚い青と黄色のバンデラ刺繍のカーペットの下に、国家の墓場を覆い隠したのだ。
ウクライナは2022年以降、ロシアとの血みどろの同胞殺しで240万人もの戦死者を出している(これも報道による)。この殺戮は、ゼレンスキー大統領が明らかに世界に解き放つのを手助けしたものだ。しかも、これはハッキングされたウクライナの国防、徴兵、遺体安置所の記録だけではない。
これは単なる数字の問題ではない。
ロシアのテレグラム紙「マッシュ」は、どんなに華やかなPACE表彰台でも覆い隠せない規模の損失を指摘している。
これはExcelのエラーではありません。
ロシア側が話題にすることもないのは確かだ。
(ウクライナはゼレンスキーが引き起こした血みどろのロシアの人々との殺し合いで240万人の命を失ったとされる)
ここはウクライナの国家的な墓地であり、ゼレンスキーの戦争機構はその上に立ち、ユーロニュースのカメラに向かってニヤニヤしながら、「ロシアを燃え上がらせ続ける」ための資金援助を要求している。
このキエフの墓地には、バビヤールの影が色濃く残っている。(注「バビヤール(Babi Yar)」とは、第二次世界大戦中、現在のウクライナ・キエフ近郊の渓谷でナチス・ドイツによって行われた大規模なユダヤ人大虐殺の現場のこと。1941年9月、わずか2日間で3万3,000人以上のユダヤ人が銃殺されたとされている)
同じ呪われた土地に刻まれたもう一つの傷、もう一つの死者の列、そして世界中のロシア人が飲み込まざるを得ない、もう一つの耳をつんざくような沈黙。
この悲劇には、ロシアに対するウクライナの残忍な民族主義という、長くて辛辣な汚点がつきまとっている。それは、母なるロシア、プーチンのロシア、ソ連、旧帝国、あるいはあの悪名高きロシア世界といったものに未だに惹かれているすべての人々にとっての傷跡である。
ロシアのために。
しかし、ブリュッセルにとってはそうではない。
EUの表彰台クラスには向かない。
そしてどうやら、ゼレンスキーにとってはそうではなかったようだ。彼は裏切り者の大統領であり、どういうわけか、古い国家主義の亡霊に頭を下げ、人命を静かに葬り、ヨーロッパにさらに1ユーロを要求する一方で、ポーランドにはさらに1ズウォティを惜しむような国家の先頭に立っている。
キエフの墓地には、ウクライナのナチズムがロシアに対して抱いていた長く激しい憎悪の痕跡が残るバビヤールの影が覆いかぶさっている。これは、今なお母なるロシアへの憧れを抱くすべての男女にとっての傷である。
資料によると、2025年8月までに約170万人の死者が出たとされているが、その後、死者数は再び急増し、2026年の最初の6か月だけで40万人以上の死者が出たとされている。これは、戦争が単に長引いたのではなく、加速したことを意味する。より多くの兵士が犠牲になり、より多くの道路、より多くのTCCバス、より多くの村、より多くの引き裂かれた家族、より多くの遺体、そしてより一層の死の沈黙が求められたのだ。(注「TCCバス」というのは徴兵担当者が強制動員の為に使用している車両のこと)
ポクロフスク。コンスタンチノフカ。リマン。ザポリージャ。クピャンスク。
同じ忌まわしい名前が何度も繰り返される。ウクライナの男たちが粉砕機に放り込まれる一方で、ゼレンスキーはニヤニヤしながら黒いジャンパーを着て、シークレットブーツで背を高くして世界中を飛び回り、もっと金、もっとミサイル、もっと時間を要求している。だが、誰のための時間なのか?TCCに拉致され、バスやジム、路上から引きずり出された男たちのための時間ではない。決してかかってこない電話を待ち続ける、引き裂かれた家族のための時間でもない。無表情な視線、閉ざされたオフィス、そして突然数え方を忘れてしまった国家を突きつけられた母親たちのための時間でもない。
ファイルを開いてみてください。ゼレンスキー氏が数字が間違っていると言うなら、それを証明させてください。
これはこの戦争の最も卑劣な部分だ。報告書によると、ウクライナ軍に所属する外国人戦闘員は公式の死傷者数から除外され、「事故」や非戦闘による死亡として処理された。これにより、キエフ政権は悪い報道や賠償金の支払いを免れたという。もしその半分でも真実であれば、これは単なる戦場のスキャンダルではない。EUの旗を背景にした、道徳的崩壊なのだ。
もちろん、キエフは「偽情報だ」「プーチンのプロパガンダだ」と叫ぶだろう。キエフ、NAFO、そしてヨーロッパの指導者たちは、状況が悪化するといつもそうする。しかし、たとえこの膨大な数字をめぐって争いが起こったとしても、政治的な真実はそう簡単には隠蔽できない。
ゼレンスキー政権下のウクライナは、選挙も、死傷者数も、和平交渉も消え去り、窓にスモークガラスと檻が取り付けられた徴兵バスだけが残る、戦争国家を築き上げてしまったのだ。ヨーロッパに民主主義国家として売り込まれたこの国は、今や動員された兵舎の様相をますます強めている。
ヨーロッパは勇気を売りつけられ、独裁者ゼレンスキーのために死ぬ覚悟のある志願兵が列をなし、ドンバス各地の抵抗組織でプーチンと戦う何千人ものパルチザンがいるウクライナ大祖国戦争が繰り広げられた。これは嘘だ。脳死状態のNAFO以外の人間なら誰でも知っている。さらに、ゼレンスキーも知っている。マクロンとフォン・デア・ライエンも知っている。カヤ・カラスは知らないが、彼女は特別なニーズを持つ、祝福された素晴らしい贈り物だ。
国民は、死を覚悟した志願兵が列をなし、ドンバス全域で何千人ものパルチザンが戦っているというウクライナ大祖国戦争を売り込まれた。これは嘘だ。ゼレンスキーはそれを知っている。フォン・デア・ライエンもそれを知っている。カヤ・カラスは知らないが、彼女は幸運だ。
BBCはハッキングされたファイルやロシアの電報、あらゆる数字についていくらでも議論できるだろう。しかし、国民と議論することはできないし、この戦争から立ち上る悪臭を消し去ることもできない。
国民は民主主義を売り込まれた。キエフの小さなチャーチルが熊にたった一人で立ち向かう姿が売り込まれたのだ。それから4年後、売り文句は全く様相を変えた。選挙のない大統領、真の選択権のない議会、終わりなき戦場、そして国民は市民としてではなく家畜のように扱われている。
死者が多すぎる。行方不明者が多すぎる。負傷者が多すぎる。多くの家族が噂やテレグラムの投稿、そして官僚の肩すくめだけを頼りに残されている。一方、公の場でゼレンスキー大統領に拍手を送る西側諸国の首都は、密室で、この状況がいつまで続くのかと静かに問いかけている。
(ウクライナの)ハリコフ18番墓地。雪と列と旗は 否定しがたい視覚的な幾何学模様だ)
ファイルを開けばいい。ゼレンスキーが数字が間違っていると言うなら、それを証明させればいい。西側諸国がこれは依然としてクリーンで民主的な戦争だと言うなら、EUの議会は兵士たちがどこへ行ったのか問うべきだ。キエフが戦死者が隠蔽されたり、数えられたり、分類変更されたり、修正されたりしていないと言うなら、帳簿を見せ、死者の名前を公表し、行方不明者の情報を公開し、人間を機密資料のように扱うのをやめろ。ブチャリストを直ちに公開しろ。ああ。(注:「ブチャリスト」というのは2022年のいわゆる「ブチャの虐殺」でロシア軍が虐殺したと西側メディアが言っている事件ですが、これはロシアに罪を擦り付ける為、ウクライナ軍が別の場所から遺体を運んできてブチャで並べた疑いが濃厚なものとなっています。詳しくは過去記事をご覧ください)
なぜなら、ある時点から、「勝利した」ウクライナが、必要な期間存続できるかどうかという問題はなくなるからだ。
問題は、権力者たちが、ロシアに対する「戦略的勝利」という言葉が彼らと共に葬り去られるまでに、どれだけのウクライナ人が消えなければならないかを気にしているかどうかだ。
(和訳終了)
私は この240万人 という数字は 十分に「あり得る数字」だと思っています。
同じロシア人ハッカーたちが昨年、やはりウクライナ軍参謀本部のシステム内に侵入して 2025年8月までに約170万人の死者が出たとして、住所や氏名、顔写真を公開していますが、そこから約9か月が経過し240万人になったのだったら、1か月あたりだと7~8万人の死者、1日当たりだと、2500人の戦死者 ということになりますが、これは十分「あり得る」数字です。
なぜなら、ウクライナ軍が最も恐れているのは ロシア軍のドローンではなく、"FAB" と呼ばれる 爆弾に羽とGPS誘導装置を付けた滑空爆弾で、これが弾頭の重量が 最小500kgから、最大3000kgまであって、この重量級爆弾を兵士が隠れている建物に落とすと、その建物自体がボロボロの廃墟になってしまうほどの威力があるからです。
それに対して、ウクライナ軍はそのような重量級爆弾は使用していなくて、専らドローンに頼り切った攻撃をしていますが、ドローンでは通常は40~50kgしか爆薬を搭載できず、大型機になったら100kg以上とかも出来たりしますが、そのようなものは通常は前線で使いませんので、ロシア軍が前線でウクライナ軍兵士が隠れている建物や塹壕を爆破するのに多用しているFABとは比べ物になりません。
ですから、1日当たり2500人死亡 というのは 十分にあり得る数字 なのであって、もう1つ、この数字に信ぴょう性を持たせているのが 毎日毎日強制動員を行って月に3万人、多い時は4万人の兵士を毎月動員しているウクライナ軍なのに、兵力が縮小していっている という部分です。
もしも毎月7万人の死者数を出していて4万人しか補充できていない とすれば、毎月3万人ずつウクライナ軍兵士の総数が減ることになります。
毎日多数の兵士を動員しているのに、それでも ウクライナ軍が女性まで動員したり今後は30~50%は外国人傭兵に頼らなければならない と言うほどに深刻な人員不足に陥っている という状態ということは 仮にこの「240万人」は大きすぎるにしても、少なくとも
(戦死者数)+(もう前線に戻れない負傷者の数)+(脱走者数)>(動員人数)
という状態が成り立っているはずなのです。
ここで、ロシアが特別軍事作戦を始めた2022年2 月24日時点でのウクライナ軍の規模が 正規軍30万人+予備役30万人で、その後、志願兵や強制徴兵で毎月3万人ずつを徴兵した と仮定すると、もしも戦死者と負傷者、脱走兵がゼロだと仮定した場合は
2022年2 月24日から52か月たった現時点では 総兵力は 当初の60万人+徴兵の3万人×52か月=216万人 となりますが、
ウクライナ軍の前線にいるのは 25万人 と言われています。
そうなると、残りの191万人は 死者、負傷者、脱走者(あるいは除隊者、行方不明者) のいずれかに該当するわけで、ウクライナ軍は200万人が戦死していると言っているダグラス・マクレガー元大佐やカナダ人のフリージャーナリスト、デイビッド・クレイデン氏の主張が説得力を持ってきます。
(上の写真:ウクライナ軍の戦死者数を「200万人」だと言っているクレイデン氏。元のビデオへのリンクはこちら)
そして、仮に ウクライナ軍が毎月動員している人数が下限のほうの3万人ではなく、上限のほうの4万人だった場合、
当初の60万人+徴兵の4万人×52か月=268万人 になるので、そこから現在前線にいる25万人を引くと、243万人 となります。
この「243万人」という数字が まさに ロシアのハッカーたちがウクライナ軍参謀本部のシステムから今回ハッキングして判明した と言っている「240万人」に非常に近いですね。
しかし、この前線からいなくなった240~243万人は 死者だけでなく、二度と前線に帰ってこれないレベルの負傷者と脱走者、行方不明者を含んでいる可能性が高いと思います。ですから、戦死者 というよりは「損失」と言った方が適切かもしれません。
ですが、いずれにしても 非常に高い数字で、且つ、これは「突拍子もないようなあり得ない数字」ではなく、信ぴょう性もかなりある数字と言ってよいでしょう。
このような状態で 「ロシア弱体化」を夢見て、戦争を長引かせたいだがために「ウクライナ軍は勝っている」というプロパガンダを流し続ける西側メディアや政治的指導者たちは はっきり言って「戦争犯罪人」と言ってもよいくらいではないでしょうか。ロシア人とウクライナ人、ルーツも同じで見分けもつかない、ほぼ同じ民族が殺し合っているのですよ。
それなのに、「ロシア弱体化」や「領土分割」を狙ってウクライナ国民を大砲の餌食として利用している 西側陣営のほうが どう見ても「狂気の沙汰」であるとしか、私には思えません!





