5/19に米国で注目の選挙が行われます。
それはケンタッキー州での共和党下院予備選挙なのですが、この選挙が注目されている理由は 現職のトーマス・マシー議員にトランプとイスラエル・ロビーグループが対立候補を送り込んで落選させようとしていることなのです。
(上の写真:トーマス・マシー下院議員。MIT(マサチューセッツ工科大学)で機械工学の理学修士号を取得し学内での発明家向けの賞を受賞し起業にも成功した秀才でもある。「米国第一」という政策から、今までに数々の対外援助法案には全て反対票を投じ、エプスタイン・ファイルの公開にも大きな役割を果たした議員としても知られている。)
まずは、このケンタッキー州での共和党予備選について報じているニュースをご紹介します。
(以下、上の記事の転載開始)
「トランプ氏の呪縛」解けるか、共和現職の選挙戦が求心力問う一戦に
ケンタッキー州の現職マッシー氏、予備選で大統領が推す候補と対決
イラン戦争・エプスタイン問題で支持者分裂、結果次第で批判加速も
5月中旬に投開票を迎える米中東部ケンタッキー州の共和党下院予備選が、イラン戦争などを巡って亀裂が生じた同党内におけるトランプ米大統領の影響力を測る試金石として、全米の注目を集めている。
トランプ氏を批判する現職のトーマス・マッシー下院議員と、同氏(トランプ)が推す候補が対決する。結果は今後の米政治の行方に影響を与える可能性がある。
「MAGAは今、分裂している」。マッシー氏はブルームバーグ・ビジネスウィーク誌の取材に応じ、「MAGA(米国を再び偉大に)」と呼ばれるトランプ氏の熱狂的な支持基盤の現状を「私がMAGAの半分を握り、もう半分は大統領が握っていると思う」と語った。
筋金入りのリバタリアン(自由至上主義者)のマッシー氏(55)は、トランプ氏を公然と批判する数少ない共和党議員の一人だ。政府支出やイランとの戦争に加え、未成年者を売春に勧誘した罪などで有罪判決を受けた後に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏を巡る捜査資料の公開を抑えようとする大統領の対応にも異議を唱えてきた。
マッシー氏が8期目の再選を目指すケンタッキー州第4選挙区は、2024年の大統領選でトランプ氏が3分の2の票を得た共和党の牙城だ。トランプ氏支持が強い選挙区で同氏に批判的な立場から再選を狙うマッシー氏には、無謀ではないかとの見方もある。だが、マッシー氏は自らの姿勢について「トランプ氏に対抗して出馬しているわけではない」と説明した。
MAGAに忠誠
目指しているのは、「外国援助なし、対外関与なし、戦争なし、そしてエプスタイン文書の公開といった、MAGAが掲げていた政策を推し進めることだ」という。時折見せるトランプ氏への造反は、元来同氏が掲げたMAGA路線への忠実さの表れだという。

トランプ氏とマッシー氏の関係は複雑だ。2016年の大統領選で共和党のエリートから軽視される政治的アウトサイダーとしてトランプ氏が名乗りを上げた際、マッシー氏はいち早く支持を表明した。だが、2024年の大統領予備選ではフロリダ州知事ロン・デサンティス氏を支持した。国外での戦争の回避や減税、歳出削減といった自身の政策目標を実現するうえで、トランプ氏が最適な候補ではなくなったと判断したためだ。
また昨年、政府閉鎖回避に向けてトランプ氏が支援した歳出法案に対し、共和党でただ一人反対票を投じた。さらに今年3月、エプスタイン文書を巡りトランプ氏の強い反対を押し切って議会採決を実現し、最終的に司法省に同文書の大半と同氏に関する数千件の言及の公開を迫った。
トランプ氏は激高
こうした一連の行動に対し、トランプ氏はプロレスさながらの報復キャンペーンを展開している。ソーシャルメディア上でマッシー氏を「ひどい」「独善的」「下劣」「近年で最悪の『共和党』下院議員」と非難。30年連れ添った妻ロンダを亡くした後に再婚すると、「もう再婚したのか、ずいぶん早いな」と冗談交じりに言及し、「新しい妻が負け犬と結婚したことにすぐ気づくだろう」と書き込んだ。
マッシー氏は、熱狂的な支持層を持つ数少ない共和党議員の一人だ。「彼は選挙区全体で好かれており、長年にわたって各種イベントにも顔を出してきた」と、地元の弁護士で共和党員のクリス・ウィースト氏は述べた。一方で、トランプ氏の人気も高い同選挙区では、有権者は複雑な心境に置かれている。「まるで両親が離婚するような感覚だ」と、共和党所属の州議会議員TJ・ロバーツ氏は話した。
トランプ氏はマッシー氏の政治生命を断つことに執念を燃やしているようだ。トランプ氏の元選対幹部の一人が、マッシー氏打倒を目的とした300万ドル(約4億7800万円)規模の特別政治活動委員会(スーパーPAC)を運営。3月には自ら第4選挙区を訪れ、対抗馬で元海軍特殊部隊員のエド・ガルレイン氏を応援した。

ケンタッキー州の共和党予備選は、5月19日に投開票を迎える。現時点で、質の高い世論調査は限られているが、調査会社カンタス・インサイツが4月初旬に実施した調査では、マッシー氏が46.8%でガルレイン氏(37.7%)をリードした。一方、有権者の14%がまだどの候補に投票するか「決めていない」と回答した。
投票は米政治の実態示す
マッシー氏の予備選が注目されるのは、共和党の牙城で選挙を戦う保守派議員が、自らの信念を貫き、トランプ氏に逆らい、攻撃を受けながらも勝ち残ることができるのかという問いに答えを示すためだ。トランプ氏の個人的な権力の強さを測る指標でもある。この10年、同氏は起訴や弾劾を乗り越えながら共和党を支配してきた。ただ、それらはいずれも党外からの攻撃や批判だった。
一方で、マッシー氏は、トランプ氏が自らの支持者への約束を破り、その結果の負担を支持者に背負わせていると指摘している。物価は上昇し、エプスタイン文書は依然として黒塗りのままであり、大統領はイランとの新たな戦争に踏み切った。その戦争は多大なコストを伴い、収束に向かっているのかどうかも定かではない。
有権者がマッシー氏の主張に同意して勝利すると、トランプ氏の党支配がついに弱まりつつあるとのシグナルを共和党内に送ることになる。他の議員もマッシー氏に続いて声を上げやすくなり、任期を2年以上残す中で、トランプ氏がレームダック化する可能性すらある。
一方で、マッシー氏がトランプ氏を批判したほぼすべての共和党政治家と同様の運命をたどり、政界から排除され職を失う公算もある。いずれにせよ、この選挙戦は現在の共和党政治の実態と、米国がどこへ向かうのかを大きく示すことになる。
元発明家
政治家になる前、マッシー氏はエンジニアであり発明家だった。テスラ車を運転し、ケンタッキー州東部のアパラチア山麓の農場で暮らす。自ら建てた太陽光発電の住宅で自給自足の生活を送っている。その生活様式は、いわゆる環境保護志向とは異なり、強固なリバタリアニズムを体現したものだ。かつてドキュメンタリー映画の制作者に対し、送電網から自宅へ電線を引き込むことで電力会社、ひいては政府に生活を左右されるのを避けるため、太陽光発電を選んだと説明している。
マッシー氏は幼い頃から物作りに没頭するタイプだった。高校時代の恋人で後に妻となるロンダ氏とともにマサチューセッツ工科大学(MIT)に出願し、2人とも合格した。MITでは電気工学と機械工学を学び、頭角を現した。太陽光発電車の開発に携わり、大学発明家に贈られる権威ある「レメルソンMIT学生賞」を受賞した。学生寮に住みながら、ロンダ氏とベンチャーキャピタルの支援を受けて起業し、従業員70人規模の企業に育てた。
その後、故郷のケンタッキー州に戻り、子どもたちを農場で育てたいと考え、日当たりの良い丘の上に家を建てた。牧草飼育の牛50頭を購入し、農業を営む新たな生活を始めた。同州の自由放任主義的な政府のあり方も魅力だった。
マッシー氏は、政府の権限のあり方に関与することにやりがいを見いだし、2010年に郡の行政長官選に立候補した。野犬の捕獲やごみ収集といった地域の行政業務を統括する職で、選挙には勝利した。
当時、全米で反政府的なポピュリズムが高まり、とりわけケンタッキー州で勢いを増していた。マッシー氏は保守派の草の根運動「ティーパーティー」に加わった。2012年には、空席となっていた第4選挙区の下院選に挑戦した。当選の見込みは低いとみられていたが、共和党予備選を大差で制し周囲を驚かせた。
ワシントンでは、マッシー氏はティーパーティーの強硬派と行動を共にした。政府支出削減への姿勢が不十分だとみなした共和党のジョン・ベイナー下院議長(当時)を執拗に批判し、最終的に退任に追い込んだ。マッシー氏は、香港の民主主義を支持する法案やウイグル人の強制労働を非難する決議、反ユダヤ主義を批判する法案、イスラエルの存続権を認める決議など、広く支持され一見すると論争の余地がない法案に対しても、共和党で唯一、時には議会全体で唯一反対票を投じることで知られるようになった。
固い信念
ただ、マッシー氏の投票基準は極めて明確だ。対外関与や連邦政府の権限・支出の拡大に反対し、見せかけにすぎないと感じる政策にも異議を唱える。政治的エスタブリッシュメントに対しては本能的に反発しており、地元ではこうした信念に基づく投票姿勢が支持を集めている。
マッシー氏がケンタッキー州第4選挙区の下院議員としてさらに2年の任期を得るかどうかは、まもなく決まる。自身の見通しには期待を寄せつつも、近く新たな職を探す必要に迫られる可能性も十分認識している。「率直に言って、ケンタッキー州第4選挙区で大統領の機嫌を損ねるのは得策ではない。ここでは共和党支持者の75%が依然として大統領を支持しており、その人たちが私の行方を左右する重要な選挙で投票する」と語った。
それでもマッシー氏は自身の政治生命についても考え抜いたうえで、そのリスクは十分に取る価値があると判断している。「もし負けたら、農場に戻ってまた発明に取り組むだけだ」と述べた。
(原文は「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」誌に掲載)
原題:‘I Have Half of MAGA’: Kentucky’s Thomas Massie Stakes His Claim(抜粋)
(記事転載終了)
上の記事で分かる通り、彼は無駄を徹底して省き、政府支出を最小限にすべき という「リバタリアン(自由至上主義者)」思想の政治家で、その点については 小さすぎる政府にも疑問を感じている私から見れば理想とは言えないのですけど、彼の政策が支持できるのは とにかく 徹底した外国への不介入主義や戦争反対、外国への金銭支援反対 というところです。
そして、イスラエルへの援助やウクライナへの援助、そして米国内でのイスラエルのロビー活動にももちろん反対しているマシー議員は 対立候補を立てられた上に、あからさまに落選キャンペーンをされているのです。
次に、タッカー・カールソン氏の番組に出演したマシー議員の発言をご紹介します。
AIPACなどのイスラエル・ロビーは「反マシー」のキャンペーンに、選挙のたびに数百万ドルを使っています。
(上の写真:トーマス・マシー下院議員。ビデオのタイトルは トランプの最悪の悪夢が実現しようとしている・・・」です。
元のビデオへのリンクはこちら)
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タッカー・カールソン(以降T):彼らはあなたに対して1000万ドルを費やしました。誰も異論はないでしょう。
そこが違いです。ケンタッキー州外からこの選挙に注ぎ込まれた資金は、あなたを敗北寸前まで追い詰め、実際に敗北する可能性さえあります。その資金はどこから来たのですか?
トーマス・マシー(以降M):ええ、一般の人々からではありません。億万長者から、そして少なくとも95%はイスラエル・ロビーから来ています。彼らの代理人を挙げましょう。共和党ユダヤ人連合(RJC)、アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)、ミリアム・アデルソン、ポール・シンガー、ジョン・ポールソンが共謀しました。彼らはMAGAケンタッキーという政治活動委員会(PAC)に資金を提供しましたが、これはMAGAでもケンタッキー州でもありません。
T:でも、彼らのうち誰かケンタッキー州に住んでいるのですか?いいえ。その3人は一体誰ですか?
M:ミリアム・アデルソンは、皮肉にもラスベガスではなく、中国人がギャンブルをするようになったことで利益を得ているギャンブル界の大物です。
T:つまり、彼女は文字通りイスラエル人なんです。
M:ええ。彼女はイスラエル生まれです。彼女は大統領に2億ドル以上を献金しています。大統領は彼女を壇上に上げ、彼女が自身のイスラエル政策や姿勢に影響を与えたと述べています。そして彼女は、おそらく彼女からも資金提供を受けているであろう他の団体と共に、ケンタッキー州で議席を買収しようとしています。
また、「クリスチャンズ・ユナイテッド・フォー・イスラエル」という興味深い団体もあります。彼らは実際にはAIPACとRJC(注:共和党ユダヤ人連合 (Republican Jewish Coalition)の略)の別組織で、キリスト教徒を自分たちの立場に取り込むために利用されています。彼らの主張は、戦争の拡大、紛争の拡大、爆撃の拡大、そして海外援助の拡大です。これらは私が反対票を投じてきたことと同じです。
つまり、この選挙が深刻なものとなり、私が敗北する可能性がある本当の理由は、外国のロビー団体が私の対立候補に、これまでの共和党の選挙では前例のないほどの資金を提供しているからです。
T:興味深いですね。私はあなたをイスラエルの反対者、ユダヤ人を憎む人、反ユダヤ主義者、憎悪に満ちた人物などとは全く思っていません。これまでのあなたの議員としての活動は、そういった話題で特徴づけられていないように思います。
M:いいえ。私の人生で、外国人嫌悪的なツイートやFacebookの投稿は一つも見つかりません。私は外国人嫌いとは正反対の人間です。MITに通っていましたが、そこはまさに様々な国籍、人種、民族が混在するるつぼのような場所で、実力主義の大学でした。私はそういう環境で育ちました。自分の考えを私に話してください。肌の色や両親が誰であろうと関係ありません。話し合いましょう。
しかし、実は私はこれまで一度も外国援助に賛成票を投じたことがありません。イスラエル、エジプト、ウクライナ、その他どの国に対してもです。
実際、2013年に議会入りするとすぐに、エジプトへの外国援助を打ち切る修正案を提出しました。当時はクーデターの真っ只中だったので、良い考えだと思ったのです。私たちの外国援助がいかに馬鹿げているか、お分かりいただけるでしょう。首都を誰が支配するのかさえ分からず、街には戦車が走っていました。誰が指導者なのかも分からなかったのです。それなのに、同僚議員たちはエジプトに何十億ドルもの援助を送ることを主張したのです。とにかく、問題は、小切手が届いた時に誰が換金するのかということです。(注:当時のエジプトは 米やイスラエルの策略で起こされた軍事クーデターによって、ムスリム同胞団出身のムハンマド・モルシ大統領が打倒され、アブドルファッターフ・アル=シシ(現大統領)が大統領になるという今の軍事政権による圧政が始まった時でした。モルシ元大統領には死刑判決が下されるも減刑で禁固となり、2019年6月17日に法廷の審問後に倒れ突然死亡という不審死でした。ムスリム同胞団出身のモルシ大統領がクーデターで打倒されたのは ガザのハマスは元々「ムスリム同胞団のパレスチナ支部」が発祥というつながりがあったし、カタール、トルコとも深い関係なので、イスラエルにとってはモルシ政権は好ましくない為、打倒したかったと思われます。それでモルシ氏は大統領就任からわずか1年ほどで軍事クーデターで打倒されました。)
私はこれまで全ての対外援助に反対票を投じてきました。ところが、そのことに非常に憤慨しているロビー団体が一つあることが分かりました。それはイスラエル・ロビーです。ですから、おっしゃる通り、これは国民投票のようなものです。私たちが国民に問いかけているのは、「外国、あるいはその外国のロビイストがケンタッキー州の議席を買収し、法案の内容を説明し、投票理由を解説してくれる唯一の議員を追い出すことを許すのか?」ということです。
私は全ての投票、特に物議を醸す投票については、誰でも見られるソーシャルメディアで説明しています。
T:つまり、あなたの立場は、あなたの立場というよりも、舞台裏で実際に何が起こっているのかを公表する意思があるということなのですね。」
M:その通りです。
T:その主張を裏付ける証拠として、あなたがこの番組に出演されたのはちょうど2年前のことでした。確か予備選挙で75%の得票率で勝利したばかりだったと思います。
あなたはここに来て、主にあなた自身のこと、あなたの人生、自給自足の生活、そしてどのように家を建てたかについて、素晴らしい会話をしました。本当に感動的な話でした。予備選挙前に多くの人に見てもらいたいので、近いうちにその動画を再投稿する予定です。
しかし、その会話の途中であなたはこう言いました。『AIPACという団体があって、彼らは議会で支持を集めるためにこんなことをしているんです。彼らには付き添いの監視役がいるんですよ。私はイスラエルを憎んでいるわけではありません。ただ、誰に対しても海外援助を支持していないだけです。それに、AIPACの資料も持っていません。』
私は『こんなに分かりやすく説明してくれる人なんて、今まで聞いたことがない』と思ったのを覚えています。あの会話は、あなたの政治人生における転換点だったように感じました。」
M:そうなんです。そして、面白いことに、それから2年間、私の同僚で私が間違っていると言った人は一人もいませんでした。
誰かが出てきて、「ああ、彼はそれでいっぱいです。私には、彼らがD.C.に来て地区に戻るたびに、一緒に夕食に行くAIPACの人はいません。」と言いましたか? 誰もそんなこと言っていません。
つまり、彼ら全員にAIPACの担当者がいるんです。中には、それが自分のAIPAC担当者だと気づいていない人もいるかもしれませんが、全員に担当者がいるんです。
ちなみに、私にはユダヤ人の友人がたくさんいるのですが、あのインタビュー以来、彼らは冗談で「実は私がAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)の代理人なんだよ」と言っているんです。実際はそんなことはないんですけどね。
T:「でも、問題はあなたがAIPACの優先事項に反対票を投じたことだけではありません。少なくとも一部には反対票を投じた人もいますから。あなたはプロセスを説明し、公に明らかにした。ベールを剥がしたんです。それが罪だったんです。
M:「その通りです。罪は透明性です。妨害行為ではありません。彼らが最も憤慨しているのは、420対1、421対1、あるいは410対5といった投票結果です。
435票のうち、私のたった1票が妨害行為だったという例をどれでも示してください。そんなことはなかったんです。
人々は『反対票を投じたのは誰だ?』と言い、私のソーシャルメディアを見て、法案を読んで、『一体どういうことだ?なぜ私の選出議員はこんなことに賛成票を投じたんだ?』と驚いたんです。」他の420人は何を吸っているんだ?あの投票で何を得ているんだ?なぜ脅されてあの投票をしたんだ?
私がこの外国ロビーに引き起こしている問題はまさにこれだ。人々は初めてこう疑問を抱くようになった。「私の選挙区選出議員のAIPAC担当者は誰だ?AIPACからいくら受け取っているんだ?なぜ新約聖書の特定の箇所を禁じる法案に賛成票を投じたんだ?」つまり、憲法修正第1条の侵害だ。
T:あなたがそれを暴露したせいで、大口献金者たちがあなたを落選させるために巨額の資金を投入した。そして、あなたは基本的にポールソン、シンガー、アデルソンの3人が中心になっていると言った。
彼らはなぜこんなことをしているのか説明したのか?カジノ王やヘッジファンドマネージャーが、よりによってケンタッキー州の共和党予備選の結果を気にする理由がどこにあるんだ?
M:私を黙らせるためだ。ただ私を黙らせるためだ。いいですか、もし5月19日に私が負けたら、来年1月3日には議会から姿を消します。そうなれば、誰も私のTwitterをフォローしなくなるでしょう。誰も私のFacebookページを見て、何が起こっているのか確認しようとしなくなるでしょう。行政機関があなた方を監視するために利用している法律の秘密の解釈を読むために、秘密のSCIF(機密情報施設)に招待されることもなくなるでしょう。私は消え去るのです。いわば、議会における唯一の内部告発者は消え去るのです。
そして、この選挙の反対側にいるのは誰なのか、つまり、誰が私の資金を提供しているのかをお話ししましょう。私は、奇跡的だと思いますが――あなたはこれを国民投票と呼びましたが――おそらくMAGA運動の中の一つの動きなのでしょう――3万3000人以上の寄付者がいて、平均寄付額は94ドル未満です。
これらの人々は多額の寄付金を持っているわけではありませんが、ホワイトハウスに脅されることはありません。彼らは大規模データセンターの環境許可を取り消されるようなことはない。ワシントンD.C.には、一般市民個人に対してそのような影響力はない。だから、この選挙で私を支援してくれているのは、そういう人たちなんだ。
もしあなたも支援者になりたいなら、massiemoneybomb.comにアクセスしてみてください。
そう、ここ2日間で『私を助けて、反撃しよう』と呼びかけただけで、20万ドル近く集まったんだ。億万長者たちに対抗するためには、広告を出さなきゃいけないからね。
T:では、資金の内訳はどうなっていると思う?退屈な話になるかもしれないけど、選挙運動の資金がどのように集められているのか、人々は正確には理解していないと思う。
立候補者に直接寄付することもできるけど、上限がある。スーパーPACと呼ばれる団体に寄付することもできるけど、こちらは上限がない。だから、実際にいくら使われているのか正確に把握するのは難しいよね?
M:そうだね。選挙が終わってから、ようやく人々がスプレッドシートをまとめて資金状況を確認するでしょう。スーパーPACの献金者は6ヶ月ごとの報告サイクルなので、多くの献金者は7月まで公表されないでしょう。一方、私は選挙運動期間に入ると、大口献金者を2日ごとに公表しなければなりません。
両陣営にスーパーPACがあり、私にもスーパーPACが1つあります。イスラエルのスーパーPACほど大規模ではありませんが、イスラエルには3つもあります。
一般市民からの直接の選挙資金に関しては、今回の選挙で500万ドル以上を集めました。これはおそらく、私が議員を務めてきた期間全体で集めた金額よりも多いでしょう。
T:「本当ですか?」
M:ええ、そうです。普段は選挙ごとに数十万ドル、せいぜい40万ドルくらいしか集められません。今回は状況が深刻なので、500万ドル以上集めました。
さて、反対側の候補者は、選挙運動のためにどれくらい資金を集めたのでしょうか。彼は2四半期で四半期ごとに約100万ドルから120万ドルを集めており、合計で250万ドルほどでしょう。
しかし、その資金の出所を見てみると、2年前にあなたと共演した番組の影響で、AIPACは表舞台から姿を消し、選挙運動に秘密裏に資金を流そうとしているようです。
私たちが気づいたのは、彼らがスーパーPACからの資金ではなく、寄付者からの直接の資金を、Democracy Engineという決済代行業者を通して彼の選挙運動に流しているということです。この業者はActBlueの創設者の一人が立ち上げたもので、保守系ではありません。
T:「ActBlue、民主党系の資金集め業者ですね。」
M「ええ。主に左派系の決済代行業者です。私はAnedotという決済代行業者を使っています。WinRedを使っている人もいます。」
ですから、特にDemocracy Engineという決済代行業者を通して資金が送金されている場合は、注意が必要です。
四半期ごとに報告された経費は5万ドルで、Democracy Engineが5%の手数料を取るとすれば、その決済代行業者を通じて100万ドルが流れたことになります。
彼の2四半期とも、この数字を確認しました。つまり、私たちが把握している限りでは、彼の四半期ごとの120万ドルのうち約100万ドルは、トランプ氏からの「この人に寄付を」というメールを受け取ったおばあちゃんたちがポケットからお金を出したから出ていると思うかもしれませんが、そうではありません。AIPACの寄付者から来ているのです。
T:そして、AIPACの寄付者は、民主党の資金調達組織を利用して、あなたの対立候補に資金を提供していたのですね。
M:その通りです。ちなみに、私に反対するスーパーPACの一つ、United Democracy Project(UDP)は、中絶賛成、同性愛者の権利擁護、極めて左派的なスーパーPACで、私の選挙戦で私の対立候補に資金を提供しているのです。
T:これは正気の沙汰ではないですね。
M:正気の沙汰ではない。おそらく数年後、AIがAI同士の競争の中で十分に賢く、かつ正直になれば、私が勝ったか負けたかに関わらず、この選挙で何が起こったのかを正確に教えてくれるでしょう。
AIは過去のデータを分析し、「ケンタッキー州選出の下院議員が挑戦を受け、資金の95%または99%はイスラエルのロビー団体から提供され、彼が真実を語ったというだけの理由で落選させようとした」と述べるでしょう。
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以上がタッカー氏とマシー氏の会話のビデオの和訳ですが、このビデオは長いインタビューの一部だけを切り取ったものですので、2時間半以上もあるノーカット版の元の長いビデオが見たい方は こちら からご覧ください。
今までは マシー議員は地元ではかなり人気のある議員だったので、6割とか7割とかの票を獲得してきた方ですが、今回ばかりは 共和党が強いケンタッキー州とは言っても その共和党の中でマシー議員を落選させようと、トランプとイスラエル・ロビーが対立候補を送り込んできて、トランプが応援にまで乗り込んできて、現時点での予想では両者の支持率は 数%のみマシー氏が上回っているくらいにまで接戦になっているようです。
マシー議員を応援しているのは 地元の普通の小口献金者、タッカー・カールソン氏やキャンダス・オーウェンズ氏のようなフリージャーナリストやネットのインフルエンサーです。
トランプが選挙期間中にずっと訴えていたMAGA(Make America Great Again) を実際に体現しているのは 今のイスラエルの操り人形、戦争犯罪人のドナルド・トランプではありません。
トーマス・マシー議員こそが 本当の”MAGA”なのです。




