マスコミによれば、最近 新型コロナの「新規感染者数」が各都道府県で爆発的に増えている・・・ということのようですが、このようなニュースを聞くたびに思うのは こうやって毎日「新規感染者数」とやらを発表することに何の意味があるのか ということです。
マスコミの言う「新規感染者数」というのは PCR検査または抗原検査で新たに陽性になった人数 ということになるかと思いますが、そのPCRまたは抗原検査の陽性者数だけを毎日発表することに何の意義があるのでしょう。
日本はPCR検査のCt値も40と高い上に検査も多くの自治体で月に何回でも無料で受けられますので、今は 受けた方の約半数が陽性になってしまっています。
また、症状が全く無い方やその家族等のいわゆる「濃厚接触者」に対して、通勤しないでほしいとか行動制限的なものをかける意味は
「陽性の無症候者が他者にも感染させる」という説によるものですが、これも間違っていることが濃厚となっています。
2020年12月のJournal of the American Medical Association(JAMA)の調査で、下記のようなことが分かっています。
- Symptomatic people infect someone else in the house 18% of the time. (症候者<発症者のこと>は家の中で他の誰かを18%の確率で感染させる)
- Asymptomatic and pre-symptomatic people only infected someone else 0.7% of the time.(無症候者と前症候者は0.7%の確率で他の誰かを感染させただけだった。)
つまり、PCRの無料検査であぶり出した大量の無症候者とその濃厚接触者はほとんど、 他者に感染させるほどのウィルス量は外に排出していないわけですが、それでも陽性だから仕事を休まなければいけない となって、医療業界、物流業界等、様々な現場が 我が国の意味不明なコロナ対策により、無駄に逼迫させられてしまっているのです。
また、「新型コロナ」とは言っても、日本で第一号の患者が確認されたのが2020年1月なわけです。
当初の武漢株から見ると、次々と変異はしていっているものの、今までの変異株も含めて、大半の方には そんなに危険な感染症ではない ということが 認識されているのではないでしょうか。
下のグラフは年代別の感染者数、重傷者数、死者数です。オレンジ色に塗られてる部分が感染者数の中の死者数の割合です。
80歳代以上で5.4%ですが、70歳代でも1.8%程度なのです。(グラフはこちらのURLから転載させていただきました。)
私が思うに、その「新規感染者数」を無駄に増やさない、病床を逼迫させないようにするには 今、ほとんどの自治体で無料で行われているPCR検査、抗原検査をやめ、有料にしてしまうことが最も簡単なのでは。
従来のインフルエンザと同等の対応にし、あくまで症状が出た方だけ、自分の意志で医療機関を受診し、検査する という方式でインフルエンザは対応しているわけで、これと同じ対応にする必要性があります。
無症状者への無料検査はやめ、検査は 無料にするにしても、あくまで症状が出て医療機関を受診した方だけに限るべきです。
気軽に薬局等で無料の検査を行うから、大量の「無症状感染者」やその「濃厚接触者」が出てしまい、医療従事者が濃厚接触者となった場合、その後1週間とか出勤できないことで、わざと「医療崩壊」や「病床逼迫」なるものを作り出しているのです。
もはや感染ルートなど、2020年2月くらいから、とうの昔に追えなくなっているのに、未だに PCR陽性者への「濃厚接触者」という概念が残り、その方たちが出勤してはいけない ってなっているのは何なのでしょう?
そのことに疑問しか感じません。
若い方や健康に自信の有る方は むしろ一度軽く感染しておいたほうが その後の再感染も防げるし、再感染した際にも症状が軽く済み、それはワクチン接種で得られる免疫の比では無いくらいの強力な免疫が長く続く という研究結果がありますので、明日のブログでそれをご紹介したいと思います。
