西側メディアもついに認め始めましたが、東部ドンバス地域のウクライナ軍が 壊滅的な状況で、イギリスのガーディアン紙は ウクライナ軍がロシア軍に戦いでは圧倒されているので、ロシア軍制圧地域にいる民間人に対し、テロ作戦をやっており、それを 第二次大戦中にナチスと戦った”パルチザン” になぞらえて報道しています。

 

実質的にはナチスといってよい、ウクライナのアゾフ連隊やエイダール大隊、右派セクター等の軍事組織と戦っているのはロシア軍のほうなので、都合の良いように"パルチザン"という言葉を使いわけているわけですが、現在の戦況について、興味深いビデオがありましたので、本日はそのビデオをご紹介します。

ビデオは英語で、日本語字幕を付けていないので、とりあえず内容を下に書き出します。

 

 

 

_____________________________

 

 

ウクライナ軍は ほとんど砲弾を使い果たして西側からの提供に頼り切っている状態のようです。

 ↓ (記事のタイトル:ウクライナ「私達はほとんど砲弾を使い果たし、西側からの武器に頼っている」)

 

 

これは何週間も前から分かっていたことでした。米国が送っている砲弾がいかに不十分で、不足しているか。砲弾の在庫はほとんどないとのことです。ウクライナは米国から提供された155ミリ砲弾を使っています。その数は約20万発で、1日に5,000~6,000発を消費していると。この状態がいつまで続くか。ウクライナは「ロシアはもう1年続けることができる」と言っています。

 

ゼレンスキー大統領のアドバイザー、オレクセイ・アレストビッチ氏は「ウクライナは60基のロケットランチャーが必要」と言っていますが、それは非現実的な話です。戦場に投入するための訓練能力もないし、戦場に投入し、支援する能力もない。彼は夢物語を言っています。

 

他の記事もお見せしましょう。↓(記事のタイトル:占領者は安全であるべきではない。"パルチザン"による攻撃を起こす)

 

 


これは、占領者は安全であるべきではない。ウクライナでパルチザン的な攻撃が増加している という記事。

ウクライナでの「攻撃」はテロリズムの報告です。ロシア国境警備隊への爆発と攻撃。国境警備隊への攻撃もありましたが、政治事務所が攻撃されました。爆撃です。ロシア支配地域内でのテロ活動です。
 

彼らが 第二次世界大戦やナチスとの戦いの話での、この「パルチザン」という言葉を使っているのは面白い。

アメリカとイギリスがイラクに侵攻したときのことを思い出してください。
イラクに侵攻したとき、アメリカやイギリスが自分たちの国を侵略していることに抵抗している人たちを彼らは何と言ったか。
反乱軍やテロリストだと。これは、いかに偏った、ダブルスタンダードがあるという一例です。

 

西側メディアは 皆に嘘をつき、「ウクライナの勝利」「ロシアの負け」と言ったのに、ウクライナの負けを認めています。
以前のビデオで私はウクライナ大統領のウラジーミル・ゼレンスキー大統領が1日に100人の兵士を失っている と言っているのを紹介しました。
BBCの記事を見てください。↓ (記事のタイトル:1日あたり200人までの兵士が死んでいる とウクライナは言う)

 

 


ウクライナでは1日に200人の兵士が死んでいるそうです。(ゼレンスキー大統領が言っていた100人の)2倍の、200人だと認めているのなら、それ以上かもしれない。
それ以上かもしれませんが、少なくとも月に2個旅団が全滅しているんです。怪我人の数ではありません。死者です。

ウクライナはこの紛争を ちょうど20個旅団で始めました。弾薬が不足し、戦闘員が不足している。訓練して戦闘に投入するのはほとんど経験がない人々。経験豊富な兵士、特に下士官や士官で構成される旅団の代わりにはなりません。

ただ旅団に必要な人員を揃え、旅団を作ろうとしてもうまくいきません。そのようなやり方では、この損失を補うには何年もかかるでしょう。ちょっと地図を見てみましょう。



ドネツク周辺の地図を見てください。ドネツク中心部で爆発が報告されました。ランダムに発生した爆発ですが、ウクライナが砲撃しました。ドネツク市街地は純粋に民間人を狙ったものです。
ドネツク市街地は軍事的価値のない場所です。ドネツクの人々を恐怖に陥れているのです。

これが 米国が長距離ロケット砲を提供し提供する軍隊です。彼らがそれを民間人に使用することができるように。

彼らがもしロシア軍に対してそれらを使用するなら、ロシア軍はそれを見つけて破壊するでしょう。ウクライナがこの紛争を開始した時の、他のロケット砲と同じように・・・。

地図の北のほうに移動してみましょう。

 


パパスニア周辺に展開するこの大釜(包囲)の内側にはいくつかの小さな包囲が形成されている。そしてもちろん、セブロン・ドネツクでも戦闘は続いておりいくつかのこれらはすべてロシアが占領しています。
ウクライナ軍が工業地帯にしがみついていると言っています。ウクライナの情報筋によると、このライブマップでもそう言っている。

 

戦況マップを提供しているuamapp.comは極めてウクライナ寄りであり、更新をギリギリまで控えているようです。スラビンスクに行けば、また重要な戦いになります。ロシア軍は再び接近しています。
この地図は更新されていません 。ロシア軍はスラビンスクに近づき、これはついにロシアが手に入れました。(白いカーソルで指している、下の地図の赤く出っ張った部分)

 

 


彼らはそれを色付けしてロシア軍に占領されたことを示しています。そして、砲撃はずっと続いています。この接触線は300キロ以上あり、「ロシア軍は無能だから遅い」と言っている人々がいますが、これは大規模な戦闘であり、8年かけて守りを固めたウクライナ軍に対して戦っているのです。時間がかかるのです。ウクライナのように、人口が多くて大きな国に対してです。そのためにウクライナ軍は8年間も米国とNATOの支援を受けながら戦争をしてきました。だから時間がかかるのです。
 

アメリカの場合、このような戦争は現代の歴史の中で経験していません。ベトナムはウクライナより人口が少なく、2月末にロシアが侵攻したときの、ウクライナほどの装備はなかった。
 

今ご紹介したリンク先を読んでみてください。そのガーディアンの記事は非常に興味深い。

 

Guardian - We’re almost out of ammunition and relying on western arms, says Ukraine: 


ロシアはロケット弾を使い果たしたと主張していますが、ウクライナ人はどうやって知ったのでしょうか?
同じ記事でこうも言っています。「ロシアは少なくとも、あと1年は戦えるだけの火力がある」と。
どちらにしても、ロシアが有利なのは明らかです。ウクライナの軍需工場はまだ稼働していましたが、オレクシー・アレストビッチ顧問は何週間も前に、ウクライナの軍産複合体のほとんど全てをロシアが破壊したと認めました。

そして、彼らが残したものは何でしょう? 彼らがただこの記事で言っているように、西側が彼らに与えているものを 十分に彼らに与えることができない。これらのシステムで彼らを訓練することができない。このような苦境に立たされているのです。それが米国と手を組むということです。米国と手を結ぶというのは 他のすべての国、台湾のような国家ではない地域も米国と同盟を結んでいるのですが、これがあなた方の未来です。
 

ウクライナを見てください。惑わされないでください。ウクライナと同じように利用される。ウクライナはどうなるのでしょう?
何も残らない。リビアの反乱軍に聞いてみてください。 シリアの反乱軍に聞いてみてください。
アメリカと友達になると、こうなるんだ。アメリカのヘンリー・キッシンジャーは言っています。
私は「アメリカの敵になるのはよくないが、友達になるのはもっと悪い。」と言い換えておきます。

 

_____________________________

 

最後の「アメリカの敵になるのはよくないが、友達になるのはもっと悪い。」というビデオの中のコメント、アメリカの同盟国の全てが結果的に悲惨な目に遭う というわけではないと思います。

たとえば、NATOのメンバーであっても ロシアへの経済制裁に反対しているハンガリーやトルコは「自国の国益優先」の政策をやっていると思いますので、ロシアから敵対国扱いされることもなく、ロシアも 今のハンガリーやトルコに 軍事侵攻や経済制裁しようとは思わないはずです。だから、この2カ国は 経済的にも、軍事的にも、ロシアを経済制裁している他のEU諸国等と比べ、大きな損をすることはないと思います。

 

ここで「アメリカの敵になるのはよくないが、友達になるのはもっと悪い。」というのが当てはまるのは 自国の国益優先の外交が出来ておらず、アメリカに追従しさえすれば、非常時にも守ってもらえるだろう という甘い考えで、ロシアに率先して経済制裁している日本や台湾ではないでしょうか。

 

インドのように中立を貫けばよいのに、それが出来ていない。インドはロシアから原油を1バレル30ドル程度の超破格値で買っています。そしてインド国内の精油所で精製し、ヨーロッパ等に輸出して儲けています。

要するに、ロシア→インド→EU諸国 という流れで、ロシア産石油の直接の購入をやめた国にも ロシア産石油がインド経由で入っているのです。EUにとってはあくまで、ロシアからではなく、インドからの輸入ですから、上手い「制裁逃れ」のやり方だと思います。(情報元:このビデオ→EU's oil embargo mess. Hungary wins, India wins, Russia wins)

 

一方、日本はどうでしょうか? 盲目的なアメリカ追従しか頭にない国のリーダー達。

ロシア産石油、魚介類が買えなくなったという経済的損失だけでなく、ロシアが中国と一緒に日本周辺で軍事演習をやったり、敵対国である日本に対し挑発するという、軍事的リスクが格段に上がりました。北朝鮮がミサイル打ちあげる回数も ウクライナでの戦争以降、激増しています。

 

もし中・露・北朝鮮が連携して 日本に攻め込んできたら、どうするつもりなのでしょう。

日本の自衛隊は 装備の上では 世界の中で5位とか、そこそこのレベルとは言われていますが、弾についてはたった3日分しか持っていない等と言われています。

アメリカは「弱い者いじめ」はしても、基本的には 核保有国相手には直接戦わないという姿勢だと思われますので、有事の際、武器だけ送って 日本にいる米軍兵士は撤収させるかもしれません。

 

ただ、アメリカ追従しか脳のない日本の政治家たちによって、日本は経済的にも、安全保障面でも 損ばかりさせられ、危険にも晒されているのです。