2018年に亡くなったアメリカの元上院議員、ジョン・マケイン氏は いわゆる「ネオコン(新保守主義)」の代表格のような政治家でしたが、そのジョン・マケイン氏よりも さらに過激な発言をしてきたのが リンゼー・グラハム上院議員です。
彼は とにかくプーチン氏が大嫌いなようで、ロシアがウクライナに侵攻した際に プーチン大統領の暗殺を呼びかけたことでも有名です。↓
Holy: Lindsey Graham just called for Putin’s assassination. pic.twitter.com/UNvOJIApXV
— Kambree (@KamVTV) March 4, 2022
そのジョン・マケイン氏とリンゼ-・グラハム氏が2016年にウクライナを訪問した際の興味深いビデオがありました。短いTikTokのビデオですが、私が和訳して字幕を付けたものを私のYoutubeチャンネルにアップしましたので、ここにも貼り付けておきます。
これを見れば、このビデオが撮られた2016年には すでに米国、ウクライナは ロシアに対し、戦争をやる気満々で、米国ができる限りウクライナの欲しいものを与え戦争をサポートする と約束しています。
ビデオの中で ジョン・マケイン氏の隣に立っているのは ゼレンスキー氏の前の大統領、ポロシェンコ元大統領です。
2014年に起こったクーデターで親露派のヤヌコビッチ元大統領を追い出した後、このポロシェンコ氏が大統領になっています。
それと、リンゼー・グラハム氏に関しては もう1つ面白いビデオがありました。
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↑のビデオについては 日本語字幕をつける作業をまだやっていないので、ビデオの中のリンゼ-・グラハム氏の発言内容を和訳してこのブログでご紹介します。グラハム氏が2015年11月にラジオ番組で、シリア内戦について語った発言です。↓
「まず私がプーチンに言うことは もしお前が我々が訓練した人々(訳者注:「米がシリアで訓練した」というのはISILやアルカイダ系のテロリストのこと)に爆弾を落とし続けるなら、私はお前の飛行機を撃ち落とすだろう。オバマがロシア空軍に対し、何を許しているか。イランのあやつり人形であるアサドの側に立ち、国を解放するために我々が訓練してきた人々(訳者注:ISIL、アルカイダのこと)に爆弾を落としている。
これはオバマ大統領によるモラルの欠如である。私は彼に言うだろう。プーチン、お前は我々が訓練してきた人々を もう攻撃することはないだろう。我々はウクライナ人を武装させ、反撃する。彼ら自身の自由のために。
私は 彼の独占を弱めるために、天然ガスをヨーロッパに輸出する。そして、私は アサドは出ていくべきだと彼に言う。我々は最初に まず、ISILと取引する。しかしお前(プーチン大統領)が イランのあやつり人形を安定化させるために歓迎される側で、戦うのならば、その戦争はけっして終わらない。彼(アサド大統領)は戦争犯罪人である。お前は軍事介入で国を不安定化させるな、と私はプーチンに通告しておく。我々はそこでどのように戦うべきか。もし彼が 我々が訓練した人々に攻撃するなら、私は本当に彼の飛行機を撃ち落とすだろう。もちろん、我々はそうしなければならない。」
いかがですか? 2016年のジョン・マケイン氏とリンゼー・グラハム氏のウクライナ訪問、そして2015年のリンゼ-・グラハム氏のこのクレイジーな発言、いずれも すでに2015~2016年には ウクライナをロシアと戦わせる というシナリオがすでに出来上がっていた という証拠になる映像だと思います。
2015年11月のラジオ番組でのリンゼー・グラハム氏の発言は 主に、ロシア軍がシリアでアサド政権サポートの為の軍事介入したことに対して語っているものですが、このときにすでに「我々はウクライナ人を武装させ、反撃する。」と言っているのです。
シリアで アメリカが訓練したISILやアルカイダ系のテロリスト達が アサド政権打倒の為の反政府勢力となり、シリア軍が多くの支配地域を失って壊滅状態になっていたところに、2015年9月30日からロシアが軍事介入し、そこから劇的に戦況が変わってほとんどの地域をテロリストから奪還するまでに至ったことは 多くの方がご存知でしょう。
リンゼー・グラハム氏は そのことを相当恨みに思っているようです。また、米国が 欧州市場でのロシアの天然ガス販売の独占状態を面白く思っておらず、必死で壊そうとしていたことも明白ですね。
このように戦争好きでプーチン大統領のことを目の敵にしているネオコン連中が 煽って始めたのがウクライナとロシアの間の戦争であることは明らかです。
さらにもう1つ、米国+ウクライナ側から戦争を仕掛けたという証拠になるものを私の過去記事で紹介していますので、まだ記事を読まれていない方は あらためてご確認下さい。
ゼレンスキー大統領の補佐官であるオレクシイ・アレストビッチ氏が2019年に自国のウクライナメディアから受けたインタビューです。
2019年時点で、ほぼ正確に、ロシアの軍事侵攻過程を言い当てています。↓
ゼレンスキー大統領の顧問、2019年に露の侵攻をすでに予言、というよりも期待する発言
