「私なんて全然ダメ」
「何をやってもうまくできないし」
「私ってポンコツなんだよね」
「あの人、全然ダメだね」
「何にもできないし、任せられない」
「あの人、ポンコツだよね」
こんなふうに自分自身や他人に対して、
否定したり下げるような言動は、
心地よいものではないですよね。
心理学、交流分析では、
値引き(ディスカウント)
という概念があるのですが
今回はこの値引きについて
お伝えしたいと思います。
値引き(ディスカウント)とは
自分や他人の存在価値、または能力を
低くみる、軽視すること。
また問題解決に向けて、
向き合う必要があることに対して
「大したことない」と無視したり
過小評価したりすることも値引きになります。
例えば、
「私は何をやってもダメ」
「私なんていないほうが・・・」
「私にはなんの価値もない」
これは自分の存在価値や能力に対する値引き。
「あの人はダメ」
「あの人には任せられない」
「あの人では役に立たない」
これは他人に対する値引きです。
この値引き(ディスカウント)は、
私たちの日常の中での人間関係において
自覚があるないにかかわらず
おこなわれていたりするのです。
自分自身に対する値引きもそうですが、
パートナーや子ども、親といった
身近な存在、家族に対する値引きもあれば、
上司や部下、同僚といった職場の人たち、
また友人関係などでも値引きをすることが
あったり。
「うちの夫はダメ」
「うちの子はなんにもできない」
「(上司が)頼りない」
「あいつ(部下)には任せられない」
こういうの、あるあるだと思うのですが、
これもすべて値引きになるんですね。
こんなふうに自分や他人、
また問題そのものに対して
値引きをすることがありますが、
まずは、
値引きをしていることに気づくこと
が大事なんですね。
そしてさらに、大事なのが
なぜ値引きをするのか?
その1つに、以前こちらの記事でお伝えした
「人生の基本的構え(立場)」
を証明するためだと考えられています。
私はOK、あなたはOK
(I'm OK. You are OK)
自分も他人も値引きしていない状態
私はOKではない、あなたはOK
(I'm not OK. You are OK)
自分を値引きしている状態
私はOK、あなたはOKではない
(I'm OK. You are not OK)
他人を値引きしている状態
私はOKではない、あなたはOKではない
(I'm not OK. You are not OK)
自分も他人も値引きしている状態
(I'm OK. You are OK)
自分も他人も値引きしていない状態でいることが
お互いが心地のよい関係でいられるのですが
その前に自分がどの立場にいることが多いのか
知ることが大事なのかもしれませんね。
さて、あなたはこの4つの中の
どの立場にいることが多いですか?
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