「5歳で母を亡くし、松山市のファミリーホームで育った大学生の梨菜(20)には、ずっと大切にしている手紙がある。母の順子が34歳で亡くなる直前、将来の娘を思い浮かべてしたため、20歳まで毎年の誕生日に届けるよう弁護士に託していた。その最後の1通が2023年12月、梨菜の元に届いた」


「順子に子宮頸がんが見つかったのは08年7月、梨菜が4歳の頃だった。子宮を摘出したが、がんは肺や肝臓に転移。翌09年3月、医師に『余命3か月』と宣告され、順子はまもなく市内のホスピスに移った」09年6月6日朝、母は亡くなった。ところが半年後、母からの手紙が届いた。生前の母が娘にあてた手紙だった。20歳になるまで毎年届くということも併せて伝えられた。


"「手紙は成長に合わせて漢字が増え、涙なのか、文字がにじんだ部分もあった。
 〈梨菜。心から愛してます〉
 今月の誕生日。最後の手紙にも温かな言葉がつづられ、母が空から見ているような感覚に包まれた。
 「お母さん。私もう20歳だよ。お母さんが願っていた大人になれているかな」"

お母さん、すごいですね。お母さんが心から願ったようにまっすぐ育った娘さんも素晴らしいと思います。